虫の便り
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昨日も今日も、外はしとしと雨。
肌寒いが、カーディガンをはおれば調度いいくらいか。
先日見に行ったモールスのライブ。
モールスの年内残りのライブは、僕らの年内ライブと全てかぶってしまっている。
なので、僕にとっては先日のライブが今年の見納め。
もう今年見納めなんて、早過ぎる。
何度も見に行きたくなるバンド、モールス。
発売を楽しみにしていた、カール・ブラウの新作 「NATURE'S GOT AWAY」。
前作の「Beneath Waves」で、すっかり彼のファンになった僕。
去年の来日ライブ、ディレイペダルを使ったライブはとてもカッコよかった。
(※ ギターやコーラスを1つずつ重ねていく手法。)
ちなみに、このときのライブ音源も収録されている。「こういう風に重ねていったのかー」と、味わえる。
「Into the Nada」が超いい。
よれたリズムで妙なノリを出すパーカッション、ギター、曲ごとに変化する
カールの歌、安定感を求めないサウンド。
歌詞カード内のカールの言葉より、
「間違うことが、なにかのきっかけやインスピレーションの根っこになることを
知らせてくれて感謝している」
とのこと。
聴いてると、「これはミスってるのか?」と思わせる部分もあるようだけど、「ミス」とは
思わせなく、「雰囲気」として成り立っている。
しかし、去年のライブを見ると、彼はリズム感も1人コーラスもギターも、
とても上手かった。
結果としてとてもいいバランス感がある、なかなか出会わない稀なアーティスト。
2度目の来日も予定されているようで、今からとても楽しみだ。
Mount Eerie with Julie Doiron & Fred Spuire 「LOST WISDOM」
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「マウント・イアリ」こと、元マイクロフォンズのフィル・エルヴラムの新作。
The Instrumentsにも通じるダークで牧歌的な雰囲気、そしてJulie Doiron との
ハーモニーがとても心地いい。
よくある言い回しだけど、「秋の夜長にピッタリ」なアルバム。
雨がしとしと降る昼下がりにもよく合う。
もうこの際、秋晴れの静かな午前中でもオッケー。
これまでのマウント・イアリの作品とは一味ちがう、静かで素敵なアルバム。
東名高速のインターで見かけた、カマキリ。
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別に昆虫が好きなわけではなく、インターで休憩しているときにたまたま「居た」ので。
田舎のインターなので、虫が多い。しかも大きい。
大きな蛾も居た。
「へえ~、よく見ると虫って変わった形してるよね。これって触角なの?」
とか言って、みんなでマジマジと観察。
自然は宮崎駿に勝る、想像力。
蛾の羽は、何だか顔に見えるようなデザインをしている。「ゴン太くん」に少し似ていた。
というわけで、大阪、新宿ライブに来てくれた方、どうもありがとう。
誘ってくれたワッキーさん、ゆーきゃんサンキューありがとう。
話は変わって、徳永憲の「いつか目覚める革命家のように」の一節、
「親指たててGoo!と言おう」という歌詞は、「Goo!」がブレイクする前に書いたと
いうことを最近知った。
ちなみに「オートマチック~」の、「ラブラブマシーン」というフレーズもそうらしい。