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"COUNTRY QUESTIONS"

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カイル・フィールド展『country questions』
目白 ブックギャラリー ポポタム (03-5952-0114)
http://popotam.m78.com/shop  
5.21(水)~5.31(土)  休廊日 5.26(月)
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カイル・フィールド。
ミュージシャンであり、イラストレーター。
アメリカ生まれカリフォルニア在住。

何年前だったかな、「Little Wings」としてカイルが来日したとき、僕は彼のライブに
数曲参加させて貰った。
そんときに彼の絵を知り、つぼにハマり、今日まで至る。

そして今回、Little Wingsが三度目の来日ツアー!しかも個展も開催されると聞き、
彼の音楽、絵のファンの僕としては、このうえないイベント。
「カイル、オレのこと覚えてるかな?」なんて淡い期待をもちつつワクワクしていたが、
突然「来日中止のお知らせ」が。

手術した耳の容態がおもわしくなく、今回の来日は見送ったとのこと。
とても残念だが、その理由じゃしょうがない。
今は早く良くなることを祈るばかり。

そんで先日カイルの個展に行く。
閑静な住宅地の中にある、小さな本屋さんの奥の部屋にあるスペースにて。
この空間でのインギャラリーライヴは、きっとLittle Wings にピッタリだなあ
なんて思いつつ、彼の絵を一枚一枚眺め、ポストカードと画集を購入。

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う~ん、不思議な絵だ。
彼は一体何を想像or妄想しながら描いてんだろう?
なんてのはきっと、野暮な質問。


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Little Wings のニューアルバム「SOFT POW'R」。
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more info →http://www.7ep.net/

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2 weeks...

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自分のブログにリンクしている、
友人のブログ。
その友人のブログにリンクされている「友人の友人のブログ」は、
僕は滅多に見に行かない。
(何となく「面倒くさい」、って理由)

でも先日、何となしに見に行ったその「友人の友人ブログ」はとても面白く、
結局けっこう過去までさかのぼって読んでみた。
その人は僕の友人の友人な訳なんだけど、僕は全く知らない人。
なんだか某大臣のセリフを思い出す。
僕の友人の友人は、武道家。

昨夜、何となく「面倒くさい」って理由で滅多に起動しない方のメールソフトの
受信メールをチェックすると、Casper & The Cookies のジェイソンからメールが
届いてた。4日前の消印。

「Hi JP。ジョナサンの新しいやつ出たね。聞いた?すげーいいよ!」

とのこと。
そんな情報は全く知らなかった僕。寝耳にジョナサン。
そんで早速CD屋さんへ買いに走ったが、こともあろうがすでに「売り切れ」。

店員さんに聞くと、
「初回入荷のジョナサン輸入盤は売り切れちゃいました。別ルートでの輸入盤は
たぶん月末に・・・」
とのこと。
残念。もっと早くジェイソンのメールをチェックしていれば・・・。

って旨を、ジェイソンに返信Send。
月末が待ち遠しい。

そのCD屋さんには「ジョナサンを巡る旅」と題したジョナサン関連コーナーが
設置されていて、僕はそのコーナーからダニエル・ジョンストンの初期音源集と
NRBQの4thアルバム、そして「REVOLUTION SUMMER」という映画のサントラを購入。
ジョナサンがサントラを提供したらしい。

ジャケだけを見ると、「この人がジョナサン?」って思う人がいるかもしれない。
この映画はどんな内容なんだろう。
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ちなみに、
上の写真は若かりしころの
ダニエル・ジョンストン。
どことなく、キャスパージェイソンに
似てる気がする。

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ちなみに、この人がジョナサン・リッチマン。
ジャケでも「僕、ジョナサン」と言っている。

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非現実の王国で

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ヘンリー・ダーガー(1892-1973)
親類も友人もなく、雑役夫として働いた病院と教会のミサを行き来するだけの貧しい
生活を送った孤高のアウトサイダー・アーティスト。
身寄りも無いまま1973年にシカゴでひっそりと息を引き取った後、40年間を孤高に
暮らしたアパートの部屋から「非現実の王国で」と題した15.000ページを超える小説の
原稿と、数百枚の挿絵が発見された。
孤高の中に立てこもり、妄想を綴り、生涯をかけて描いた作品は、死後、急速に
評価を得て・・・

パンフレットよりざっくり抜粋。
「ヘンリー・ダーガーの謎 非現実の王国で」という彼のドキュメンタリー映画。
劇中には彼の絵を使ったアニメーションが挿入され、「彼のミステリアスな生涯と
作品世界に迫る異色のドキュメンタリー!」と、まさにそんなかんじ。

ドキュメンタリーなのに、ノンフィクションなはずなのに、
僕は内容を理解するのに苦しんだ。
なんだか訳が分からないうちに本編終了。
彼の生涯があまりにミステリアスなためか、挿入されるアニメーションが
ミステリアスに拍車をかけるのか。
現在渋谷ライズXにて公開中。

アパートの大家、彼を知るわずかな隣人の証言を元にする。
「見た目は浮浪者みたいだった」「1年中同じコートを着てたわね」
「ウチのペットを可愛がっていた」「う~ん、あんまりハッキリとした印象は・・・」
でも彼の死後、彼の部屋に入ってみたら、それはもう「ええっ!」とビックリ。
隣人が抱いていた彼の印象とは天と地ほど異なる、妄想で綴られた非現実な王国で
部屋はいっぱい。

ヘンリー・ダーガーはやたら「妄想」という言葉で表現される。
「妄想」と「想像」はどう違うのか?
「想像」もしくは「空想」という言葉では、彼を表現するには足らないのか。
僕は早速ググッてみる。

「想像」…実際には経験していない事柄などを推し量ること

「空想」…現実にはあり得ないような事柄を想像すること。

「妄想」…

1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。

2 とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。
 また、その誤った考え。妄念。邪念。

3 根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって
 訂正することができない主観的な信念。

だそうだ。
なんだか、妄想する人は報われないっぽい。
「想像」と「妄想」の境界線を誤ると、危ないっぽい。
「アウトサイダー」と刻印されるゆえん。
ヘンリー・ダーガーの世界は、妄想を元に創造された非現実な世界、っぽい。

まあ、このドキュメンタリーは「妄想」とか「想像」だとかを問う映画じゃなく、
彼の描いた世界を楽しめる映画だよ。

ライブでも芝居でも、舞台上の人は想像を元に演じてるのか、妄想が元か。
小説も映画も然り。
観た人、聞いた人読んだ人は舞台上の世界を存分に楽しみ、ウチに帰って
ベッドの中でその世界をさらに妄想か想像するかもしれない。

ビョークみたいに「まるで妖精!」とイメージさせる人が、ライブ中のMCで
「きのう夕食にこんなものを食べてね、それから友達とこんな話をしてね、椅子から
転げ落ちそうなほど笑ったわ。笑い転げるってこういうことなのね」
みたいなMCされたら、僕らがビョークに対して抱いている想像or妄想は崩れそう。

昔読んだある漫画で、
「キース・リチャーズがライブハウスでチラシ撒きなんかするか!?」
って話もそう。
想像or妄想することで、とある世界は無限の世界に勝手に広がっていくみたい。

話は変わり、最近の僕の現実世界は・・。

新たにニューお面を発注し、仕上がりにワクワク中。
(※注 Elekibassは長年愛用してきた登場用お面をリニューアルしました)

コンパナしか注文しなかったカフェで「カプチーノ1つ」と注文したら、店員の人に
分かりやすく「ええっ!」っていう顔をされた。
「私の記憶では・・・、初めてですよね?」
その通りなんだけど、彼の「いつもあの人はコンパナを注文する」というイメージを
覆してしまったようで悪いな、とかほんの少し思いつつ、美味しいカプチーノを頂く。

約2年ぶりの復活ライブ、DOMINO88のライブを見に行く。
大学のサークル時代から知っているバンドなので、楽しみにして見に行く。
ライブはすげー大盛り上がり。
DOMINO88Tシャツを着た、タオルを首に巻いた、復活を待ちわびてたファンで
会場は満員。おなじみの登場SEで、会場は一気にヒートアップ。

フロアはみんな踊り飛び跳ね、一緒に歌い、勝手に輪が出来たり、
すごかったな。ライブ終了後は、「待ってるからなー!」の声もたくさん聞こえる。
この光景に、なんだか僕はDOMINO88にもそのファンにも、変な言い方「感心」する。
さらに変な言い方、「日本人ってこんなに盛り上がるんだな」なんて思ってしまう。
普段そういうライブにあまり行かないってのもあるが、この光景も含め、
楽しいライブでした。

つーわけで、ヘンリー・ダーガーはアパートでこっそりと人知れず、途方ない非現実な
世界を描いていたとき、彼は一体何を思いながら想像or妄想を?
なんてことを想像or妄想すると、より楽しめる映画かも。
興味がある方はどうぞ・

ヘンリー・ダーガーがブログなんて更新するか?!

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上空での夢と、地上での現実

先日の九州ツアーへと向かう飛行機の中。
羽田空港を飛びたってから30分ほど過ぎた時点で飛行機が
乱気流に突入し、その旨を伝えるパイロットのアナウンスが
機内に流れる。

予想外な揺れの影響か、パイロットの声が頼りなく聞こえたのが原因か、
機内には不安そうな声がザワザワと聞こえ出す。
その中には浮き足だった声やキャビンアテンダントに安全を確認する
おっさんの声、どこかの赤ん坊がわあわあ泣き出し、初めての飛行機で
浮かれだち、むしろこの状況を楽しんでいるかのように騒ぎ出す輩や、
その他いろいろ。

しかし僕は、前日のアパートメントのライブの疲れが残っていたせいか
うたた寝を始めていた。
飛行機の揺れはますます激しくなり、乱気流のど真ん中に突入する。
パイロットのアナウンスが、僕の意識からだんだんと遠ざかっていく・・・。


「当機は乱気流に突入します。しばしの間、皆さんご辛抱ください・・・。」


僕は毎年恒例の参勤交代に飽きあきしていて、「また今年もか・・・。」
みたいなやる気のなさで、行列の後ろの方をダラダラと歩いていた。

季節は4月の終わり頃。
空は晴れ渡り小鳥がさえずり、新緑の木々はそよ風に吹かれ、
道すがらには黄色い野花が転々と小さく咲いている。

こんな天気がいい日なのに、これから素晴らしい季節を迎えるっていうのに、
こんな日にヘロンが草原でレコーディングを始めたら、きっといい音源が
録れるだろうに。
そんなことを考えながら、僕は馬上の上司に見つからないよう
タバコを吸いながら行列の後ろの方をダラダラと歩いていた。

僕の少し前方には、鹿児島生まれの西郷隆盛が巨漢を揺らして歩いている。
彼と僕は小さい頃からの草野球仲間。ホームランを打ったり打たれたりの
良きライバル。
彼のうしろ姿は、いかにもやる気なさそうに見える。
頭をむさぼり掻いたり、大きなあくびをしたり、時々空をボ~ッと見上げてたり。

そんな西郷が何度目かの空を見上げたとき、彼は見上げたついでに僕の方へ
振り返り、パッチリとした目でウインクをした。

どうやらそれが合図だったっぽい。
「コーヒー休憩ができそうな、雰囲気のいい茶屋を探してきます!」
僕らは上司に嘘をついた。

行列を抜け出した僕らは一路、筑前へ。
僕はとんこつラーメンには興味がなく(西郷はダイエット中だった)
本場の明太子スパを堪能し、シーナ&ザ・ロケッツのライブを観ながら
本場のレモンティーを楽しんだ。

その後、僕らは北九州小倉へと向かう。
ちょうどそのとき、筑前大名の参勤交代の行列と出会った。
行列が通り過ぎるのをゆっくりと待つ僕ら。
その行列の最後尾には、横じま模様の派手な衣装を着た4人組が
「あっぷるふぃっしゅ万出井」と書いた旗を掲げてと歩いていた。
明らかに他の侍たちとは雰囲気が異なる彼ら。
彼らが僕らの前を通り過ぎるとき、西郷がウインクした。

それが合図。
彼らの地元「バードマンハウス」という小屋で恒例の、
「ビールコーヒーユーモアジョーク24」というイベントに
僕らを誘ってくれた。

そのイベントには、なぜか江戸から「逆」参勤交代してきた
Elekibassとハミリーコンプータという楽団も出演。
彼らとあっぷるふぃっしゅ万出井とのイベントは、それはそれは
大変素晴らしく、場内は歓喜に満ち溢れていた。

元服したばかりでちょんまげも初々しい青年は拳を振り上げ、
「あっぷるふぃっしゅ万出井」と彫ってあるかんざしをした3人組の
町娘はキラキラした笑顔で歌い、気難しそうなお侍さんは刀を
ギター代わりにして叫び、お百姓さんは鍬をベース代わりに踊り、
大工の棟梁さんはカンナをカンカン!と打ち鳴らし、呉服屋の
若旦那は物販席で汗をかいている。
ライブ後、西郷は「お母さんと彼女に」と、かんざしを2つ購入。

翌日、彼らは長州の「Organ‘s Melody 」という小屋に向かうと
いうことだったので、行くあてもなかった僕らは彼らと
一緒に長州へ向かうことにした。

「Organ‘s Melody 」に着いた僕ら。
店内に入ると、高杉晋作と桂小五郎が酒を飲みながら
「モデストマウスにジョニー・マーは必要だったか不要だったか?」
について熱く語っていた。
実際にそのライブを見た僕は、「必要だった」に一票。

そんな熱い議論に構わず、あっぷるふぃっしゅ万出井とElekibassと
ハミリーコンプータはステージで演奏を始める。
最初はいぶかしそうに眺めていた高杉と桂の2人。
すると人懐っこい西郷が、「一緒に踊りませんか?」とウインクする。

それが合図だったのか、または酒がいい感じでまわっていたからかは
定かじゃないが、彼らはお互いの肩を組み、輪になって踊り、
存分にライブを楽しんでいた。

その何年か後に成立した薩長同盟だが、この日がきっかけに
なったのかは定かではない。

しかしOrgan‘s Melodyの店長や、その場にいたお客さんたちによって
この日の出来事は語り草となり、今では子守唄のように、おとぎ話のように、
子孫代々ひっそりと語り継がれているという・・・。

「当機はまもなく福岡空港に着陸します。本日の福岡は快晴、気温は・・・」

キャビンアテンダントの声で、僕は目が覚めた。
僕らが乗った飛行機は、無事福岡空港に着陸。
興味が無かったとんこつラーメンは結局2杯食べ、明太子スパを食べる機会は
巡って来ず、ふらりと立ち寄った福岡の街中にある店で、革靴愛好家の僕は
コンバースのスニーカーを買った。
夢とは違う、予想外の展開。

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九州ツアー後記

Elekibass&ハミリーコンプータの九州地方ツアー。
北九州市小倉では、盟友Apple Fish Mondayと2マンライブ。
初上陸した山口県には、Eleki、ハミコン、Apple Fish Mondayで乗り込み、山口っ子を
おおいに沸かせることができたんじゃないか?
今回のツアーでいちばん盛り上がったような気がするな。

それにしてもApple Fish Monday、ナイスバンド。
4人が色鮮やかな衣装をまとい、なんだかウキウキさせてくれるポップなバンド。
ベースボーカル小野君の多彩なポップ音楽性と、キーボードジェリーの粋な乙女心、
れいしろう君のギターはバンドサウンドの骨組みを支え、さらに後ろから
ナナエちゃんのドラムがマザー的なリズムで支えるかんじ。

東京にはすげーたくさんバンドがいるのに、Apple Fish Mondayみたいなバンドには
出会ったことがないような。東京っ子にもぜひ見て欲しいオススメなバンド。

ハミリーコンプータは、九州っ子にとてもウケてた様子。
彼らと約1週間寝起きを共にしたんだけど、おもしれーなーあいつらは。
バンド漫画にでも出てきそうなキャラが5人揃ってる。
今回4ヶ所のライブもとてもいい感じ。
ハミコン5人各自が出す音が揃うとき、とても迫力が出てきた。
福岡Juke Jointでのアコースティックライブでは、最後の曲を5人が横一列に
並んでちょっと恥ずかしげに合唱。
なんだかとても微笑ましい光景でした。

こんなこと言うのは何か変だけど、とても「バンド」っぽいバンド。
今後の彼らの活躍が楽しみだ。
ハミコン未体験っ子は、機会があったらライブ観てみてね。

つーわけで、今回の九州ツアーは単純に面白く&楽しいツアーでした。
街をブラブラ歩いたり、美味しいものを食べたり、九州で出会った人達と
楽しい会話をしたりなどなど、ライブ以外の生活もとても充実。
そんなツアーをしていた僕らのライブを見に来てくれた人達は、きっと楽しんで
くれたことだろうと思います。

そして僕らのもう1つのツアー、参加者はElekiからオレ、サックス仲本さん、
ベース高宮くん。
ハミコンからはキーボード大ちゃん、ベースのクーニー。
そして全国各地から集まった、老若男女の方々。
「Yahoo!JAPAN DOME バックステージツアー」もすげー楽しかった!


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