眠れない夜のセレナーデ Pt 2
Modest Mouse on David Letterman Live
午後にちょっと昼寝したのが原因かも。今夜はなかなか寝付けない夜。
今日はとても春らしい穏やかな日。
春眠暁を覚えず、とはいかないっぽい。
今日は、モデストマウスの来日ライブを観に、渋谷Duoへ。
前回観たのは、7年前の下北シェルター。その前は9年前の下北シェルターで。
当時は3人編成だった。現在は、6人編成。
過去2回の来日時の前座は、モールスだった。
モールスを初めて観たのも、そのとき。
そんで、今回の来日の前座もモールス。
モデストマウスを観るときは、いつもモールスを観てることになる。
何か不思議な感じ。
渋谷Duoってキャパはどんくらいだろう?500人以上は入るんだろうか?
ホールクラスの会場でモールスを観たのは、今回が初めて。
そんなでかい箱でも、迫力あるサウンドをガツン!と出すモールス。
そしてライブハウスではなかなか見れない、「照明」演出が効果的。
そんで本編のモデストマウス。
久しぶりにライブを観て汗かいたな。だって、「ぜひやってほしい曲/久々に観たい曲」は
見事にやってくれた。キラーチューンはもちろん、「Trailer Trash 」とか、2ndアルバム辺りの古い曲までプレイ。
一緒に行った友人(彼とは初来日の時から一緒に観てる猛者)と、
「まさか、Trailer~はやんねえよな~」とかライブ前に話してただけに、イントロが始まって「おおっ!」とビックリ。
キラーチューンで客をアゲる。
そんでベースラインと歌詞がカッコいい「Tiny Cities Made of Ashes」でアゲる。
アップライトベースとエレキベースのダブルベースでノリノリなリフ全開。
観てる僕らもノリノリ。
ボーカルのアイザックがバンジョーに持ち替えて歌う曲も何曲かあり、彼のイカした
バンジョーフレーズがとてもイカす。
基本的に、彼のギターフレーズはイカしてる。
ベースのエリックがアコーディオンに持ち替えた曲もあり、(でも僕がいた位置では聞こえにくかったが。)6人編成のモデストマウスはドラムが2人に、時にその片方がパーカッション的な役割、トランペットにキーボード、時にダブルベース、そしてバンジョーなど、いろんな楽器が鳴ってて見栄えもカッコいい。
曲によっていろんなメリハリがあって、ほんと、面白いバンド。
ではここで、髭をキレイに剃り、今より若干ぽっちゃりしてる時の彼らのライブでも。
Modest Mouse - Satin in a coffin (live at Letterman)
この日のボーカル/アイザックは喉の調子が悪いらしく、2曲目あたりで喉にサインペンで「×」と書いてたくらい、声が枯れてたのが残念。噂の人、ジョニー・マーの冴えてる筈のコードカッティングのギターもあんまり聞こえなかった。(オレがいた位置が原因か?)
ライブ後、外国人のお客さんが僕に、
「アメリカ人がライブ中にFXXK YOU!って連呼しててゴメンね」
と謝りつつ酒をすすめてきた。
いや、別にそんなこと僕はどうでもよかったんだけど、
「Duoはいい箱だ。でも、モデストマウスはアメリカじゃ軽く千人以上は入るのに、なんでこんだけしか集まってないんだ!」と絡まれた。「いや、それはオレに聞かれても」って話だが、でもまあたしかにね。
「全米1位!」の割りには、日本じゃまだアンダーグラウンド的な存在なんだろうか。
今日の渋谷Duoはほぼ満員。
9年前の下北シェルターは、フロアは少し寂しかった気がしたな。
ああ、そうこうしてる内に、夜が白み始めてきた。
朝のニュースでも見ながら寝よう。
では今日の最後に、寝付けない方は彼らの最新キラーチューン「Dashboard 」のPVでもどうぞ。
と思ったが、投稿者の都合によりリンク不可。
いやしかし、カッコいいバンドだよモデストマウス。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント