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It's all Greek to me

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「世界を売った男」として有名なのはデビッド・ボウイ。
「世界一面白いジョーク」として有名なのは、モンティ・パイソン

「世界シリーズ」として有名なのは他にもたくさんいるが、
「世界でいちばん悲しい声」と言われるのは、ロバート・ワイアット。

そんな声の持ち主の最新作、「comic opera」。
先日CDレンタルしたがとてもイカしてたので、手元に置いておきたくなり
即購入。ジャケもイカしてる。

日本盤ボーナストラックより、
「Wonder How Your Breath Can Last」の歌詞でも。


コルトレイン、コルトレイン、ずいぶん吹くのが早いんだね!
どうやったらそんなに息が続くのかな?
君が演奏しているモードは何なんだろう?
それは確かにギリシャ風  僕にはまったく分からない


”It's all Greek to me” は、「ちんぷんかんぷん」という意味らしい。
彼は、「They all sound Greek to me」と歌う。
音楽で使う用語の多くは、ギリシャ語に由来するという。
その意をふまえた、洒落た歌詞。
と、ピーター・バラカン氏が解説でSaid。

彼は元々、ソフトマシーンというバンドのドラマー。
あるパーティーで酔っぱらい、5階の窓から転落。
下半身が不随になり、その後は車椅子でピアノを弾き、歌う。

彼の悲しい声と、この悲しい出来事は関係ないが、
ことあるごとに、この事実が取沙汰される彼。
プロフィールとしては、聞き手に何かしらのイメージを与えるには
外せない要素なのか。

ここまで書いた時点で、「comic opera」は聞き終えそうだ。
今日はなんだか、筆がすすまない。
次は、「Short Break」を聞こうかと考えている。
それか、何か違うことをしようかと思っている。
夕食の支度とか、明日の仙台ライブの準備とか、今度ギターで参加する
バンドの練習とか、モンティ・パイソンDVDの残り分も早く見なきゃいけない。
そうそう、ElekiのNEWベーシストに頼まれた、オレのオブモントリオール・ベストも
作んなきゃな。
「すんません、ギリシャ風でした。」
とか言われたらどうしよう。

「Short Break」は、彼の声を楽しむにはもってこいのアルバム。
歌っているのは、「ララ~」とか「ルル~」のみ。
5曲で約20分。

そうなると、すぐに聞き終えそうなので次に聞く「Shipbuilding」を用意しておく。
エルビス・コステロが提供した曲。
いい曲なんだよ。
どう?よかったら聞く?
YouTubeっときました。

Robert Wyatt - Shipbuilding


仙台は寒いのかな?今日の東京は、雨も降りとても寒い。
こっちの桜は見頃だが、東北地方はもう咲いてんのかな。
先日、夜桜を見に行ったはいいけど、あまりに寒くて即退散。
近くのベトナム料理屋に入り、フォーを初体験。
スープの匂いを嗅ぐと、なんだか台湾に行ったときを思い出した。
フォーを食べてた時の話題は、HR/HMバンドの話。
僕にはとってもギリシャ風。

メッセージ性が色濃いバンドのライブは、なぜあんなに長いのか?
4バンドも出演するイベントなのに、メッセージを詰め込みすぎた彼ら。

コンドル44のドラマー、安島君のラストライブを見に行く。
「Jr」がとてもかっこいい。彼のバスドラムさばきが曲の迫力を増大。
その彼の最後の一言では、会場に一瞬ギリシャからの風が吹いたが、
まあとにかく、お疲れさま。

お店の中で、または電車の中での携帯電話は、なぜ「迷惑」となるのか?
例えば、カフェでコーヒーを飲んでるときに、隣の席の2人組の会話が
聞こえてくる分には「迷惑」とは感じない。
電車に乗ってるときも、すぐそばにいるオッサン2人組の会話が耳に入ったとしても
別に「迷惑だ」とは思わないだろう。

でも、携帯で話してる声が耳に入ってくると、2人組みの会話とは違う何かしらの
「違和感」を感じる。それがイコール「迷惑」となる。

1人で話している姿が、何か「不自然」に思えるからだろうか?
独り言を話している人を見かけると、確かに奇妙だ。
僕がよく使う歩道に、いつもビルの壁に向かって演説をしている
ストレンジなオッサンがいる。
でも僕はいつもヘッドフォンをしているので、オッサンの演説内容はいまだ知らない。

誰かと会話しているときの声の周波数と、携帯で話しているときの声の周波数は
どこかしら違っていて、携帯の方の周波数は人間にとって「迷惑」と感じるのか?
じゃあ、カフェで2人が向かい合って、携帯電話を使って会話するとどうなるのか。
迷惑周波数を発するのか。それともストレンジなオッサンと違いはないのか。

そろそろ「Short Break」が終わりそうだ。
とりとめもないことに筆が進みそうなので、この辺で止めとこう。
夕食の準備をしよう。

では今日の最後に。
ロバート・ワイアットの「Sea Song 」でもと思ったが、残念ながら
投稿者の都合によりリンクできなかった。
グランドピアノと粋な衣装とロバート・ワイアットでした。


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眠れない夜のセレナーデ

Om


花で飾られた棺がステージに運び込まれ、センターマイクの前に立てられる。
そして、その棺から現れたのは、
シェービングクリームで塗りたくられた
ゾンビ・・・。

今朝はわりと早く目が覚めて、昼寝も
せず街をウロウロしてただけなのに、
今夜はなぜか、全然寝付けない。

しょうがないから、普段はあまり見ないブログ、その他いろんなサイトを
見てまわっている内に出会った、
シェービングクリームのゾンビ。
記事のタイトルは、「シェービング
クリーム・セレナーデ」。

「セレナーデ」を辞書で調べてみると、
1.夕べに、恋人の窓下で歌い奏でられる音楽。
2.夜曲。小夜曲。

とある。
セレナーデ、なんだかロミオとジュリエット的な、ロマンチックな言葉。
眠れない夜、窓の下に目をやると、シェービングクリームに塗りたくられたゾンビが
恋を歌う・・・。
まあ、取り様によっちゃロマンチックなゾンビだ。
死んでもなお君を想う。
いてもたってもいられない、時が経ってこの想いが埋もれる前に(埋められてるが)
泥だらけじゃみっともないので、せめてもの・・・。

そんなことを考えてるうちに、夜が白み始めてきた。
朝のニュースでも見ながら寝よう。
1ドルは100円超え、日銀総裁いまだ決まらず、ガソリン値下げ?
大相撲春場所、両横綱とも安泰。
今日の東京は穏やか天気、最高気温は18℃。
そしてコンドル44のドラマー、安島くんが脱退・・・。

いろんなニュースが飛び交うなあ。
とてもカッコいいバンドのドラマーだけに、残念だ。
3/26が彼のラストライブらしい。
ちなみに4/13にはワンマンが決定してる。
見に行こう。

では今日の最後に。
なかなか寝付けない方はシェービングクリームゾンビのショウでもどうぞ。

of Montreal - SHAVING CREAM at Langerado 2008

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パラシュートに願いを

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もし僕らの体が、重力に耐えられなかったら?
もし無重力状態で進化してたら、一体僕らはどんな姿になってただろう。

「進化はとても創造的だ。なにしろ、そのおかげでキリンがいるのだから。」
                     
                     ヴォネガット(1922 - 2007)

想像力が乏しい場合、その姿は全く目に浮かばない。
明日にでも月に引っ越して、結婚し子供を作り、何代目かの孫の姿を
待つしかない。
ずっと地球にいる人達とは、きっと違った姿になることだろう。
もはや原形もとどめないくらいに。
その何代目かの孫は、僕らの姿を見て「祖先」と認めるかは謎。

果たしてその進化は正解か否か、それは神にすら分からない。
僕らが知ってる神の姿は、重力に対応した作りになっている。

つまるところ、僕らの体は重力に耐えられるよう、進化したのか。
手からリンゴが落ちないように、リンゴを持つに耐えられる指に
進化したのかも。

せっかく重力に耐えられる体に進化したにもかかわらず、
その重力に逆らおうと、人類は空を飛ぶ夢を見る。
誰よりも高くジャンプしたがったり、空中ブランコに乗って楽しんだり。
ついには重力からの開放を求め、人類は宇宙へ。
ズボンが重力に引っ張られないよう、サスペンダーという
ゴムを使い、ささやかな抵抗を試みる人もいる。

もし僕らの体の一部だけが、重力に耐えられなくなったら?
右手だけ、とか。右手がだらんと、ぶらぶら肩から垂れ下がっている状態。

左まぶただけとか。左目が常にウインクしている状態。
それは別に、誰かに対して意思表示をかけてる訳でもなく、
サインを出している訳でもない。

重力に耐えられる体に進化した体の一部が、自分の意思とは異なり
重力に耐えられなくなったら。

それは困る。せっかくここまで完璧に進化したのに。
体の一部が、意思とは異なった表現をして貰っては困る。

そんなときは、進化の歴史をメモしているであろう、DNAに苦情の電話をいれる。

「はい、対重力進化センターです。何かあなたのお力になれることは?」

「ねえちょっと、僕の左まぶたが勝手にウインクしちゃってるんですけど。
これじゃあ本も読みにくいし、いつも僕の左側に添う恋人の姿も見えないんですけど。
とても困ってます。なんとかならないっすか?」

「あら、それは大変。分かりました、早速あなたの左まぶたに注意しておきます。
進化に逆らうんじゃないと。それじゃあ進化した意味がないじゃないかと。
左目にまで迷惑をかけるんじゃないと。さもなきゃダーウィンにも告げ口するぞ、と。
キツく厳しく言っておきます。」

「よろしくお願いします。」

「お任せください。だてに何億年もかけて進化してませんからね。
私達はそんなやわじゃないですよ。どうぞご安心を。」

「ありがとう、恩にきます。」

「いつだってあなたのお力になります。しかしその右腕は、まずは接骨院へ。」

話は変わり、トクマルシューゴの最新作は、ナイスアルバム。
アコースティックギターの抜群なイントロで始まる1曲目「パラシュート」。
なすがままに、重力に身を任すことができる、大きな傘。

ウインクは自分の意思で出来ますよう、リング・ザ・ベル。

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とりあえず天気の話題でも

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そして後日購入した、ポールの新作「Memory almost full」。
歌詞でも読もう、たまには歌詞の世界に思いを馳せよう、と歌詞カードを開くと、
なんと歌詞は途中でフェイド・アウト!
続きはこちらへ→paulmccartney.com とのこと。
というわけで、僕はポールの歌、メロディを十分に楽しむ。
「Feet in the Clouds」が、特にいい。

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こないだキャスパー達が来日してたときに、みんなでタワレコを見学。
そのとき見つけた、ケビン・エアーズの新作 「THE UNFAIRGROUND」。
プロデューサーにはなんと、レディバグ・トランジスターが!(ゲイリー・オールソン)
レディバグというと、僕らがブルックリンに立ち寄った際に家に泊めてくれた
バンド、として記憶に残る。
レディバグの呼びかけでティーンエイジファンクラブのノーマン・ブレイクが参加し、そこからさらにゴーキーズ・ザイゴディック・マンキやトラッシュ・キャン・シナトラズのメンバーが集まってレコーディングしたそう。
「ケビン・エアーズの新作ならぜひ!」って意気込み。
しかも、ソフトマシーン時代の旧友であるヒュー・ホッパーや、
なんと、ロバート・ワイアットまで参加!
みんな、ケビンの新作を楽しみにしてた感じだね。
とまあ、すごい面子が集まっている中、僕がいちばんビックリしたのは、The Instruments のチェロリスト、ヒーザー・マッキントッシュがベースで参加!ってところ。
ちなみに日本盤ライナーノーツは、ケビンの新作を日本一心待ちにしてたであろう、
渚十吾氏。

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セカンドアルバム「Y's」をすっかり気に入ってしまった僕。
ジョアンナ・ニューサムのファーストアルバム「THE MILK-EYED MENDER」も
すっかりお気に入り。
最初は子供かと思った独特の声、メロディ。
どこかしら、ダニエル・ジョンストンに共通してるところも、あるような気がする。

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先日、カート・ヴォネガットの本を2冊注文したが、発送まで2週間かかるとのこと。
「スローターハウス5」も読み終えちゃったから
どうしよう?間つなぎにでも、と思い購入した。
彼の最後の一冊であるエッセイ集、
「国のない男」。
僕が長い間お世話になってる美容師さんは、
大のカート・ヴォネガット好き。
というわけで、髪を切ってる間はヴォネガット話に
花が咲く。
そばに置いてあった雑誌に「国のない男」が
紹介されてたので、買ってみた。
エッセイ集なので、もうすぐ読み終わりそう。
そして、チープトリックが再結成する!って話にも花が。
そうそう、モデストマウスも来日する。


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カート・ヴォネガットが実際に体験した、
イギリス軍によるドレスデン大空襲。
「ありとあらゆる有機体は燃え尽きてしまった」
とのこと。

では、イギリス人みたいに天気の話でも。
こないだ春一番が吹いたってのに、まだまだ
寒いね。
マフラーが必要だったり、逆に邪魔なときも
あったり。
いちばん風邪を引きやすい季節だ。

毎日2話ずつ、最近の日課になりつつある。
モンティ・パイソンの日本語吹き替え復活、
7枚組みDVDボックス!
でも、字幕で観た方が面白い気がする。オレはね。
日本語吹き替えだと、何か違和感を感じる。
たとえば、漫才を英語字幕で観るような。

自国はもちろん、フランス、ドイツ、イタリアやアメリカ、スコットランド人の国民性、
政治家や芸術家から王族や聖職者まで、ネタとなれば木っ端微塵に笑いとばす
過激な爆撃軍団、モンティ・パイソン。
ボーダーシャツをよく着る僕まで、なんだかネタにされてるみたいで面白い。

アルゼンチンとのフォークランド紛争。
イギリス駆逐艦が沈没する間際、生か死かの状況のとき、イギリス兵士達が
歌ったのはモンティ・パイソンの映画版エンディング曲だったらしい。
ちなみにジョン・レノンは、「生まれ変わったらビートルズじゃなく、モンティ・パイソンの
メンバーになりたい」と言っていた、とのこと。

今日の最後に、「国のない男」より一節。
黒板に幸福軸と時間軸を書き、人生の紆余曲折を曲線グラフで解説する。

私は死んだら、(死にたくはないが) 天国の責任者にこう尋ねてみたい。
「何がいい知らせで、何が悪い知らせでした?」


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