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ツアー後記「Rock this town !」 編

今朝、キャスパー達はアメリカへ帰国しました。
名古屋行きの新幹線が発車するまで、あと5分!急げ!
別れのハグもそこそこに、彼らはホームへとダッシュ。
まだ飛行機の中かな?そろそろ着いてもいい頃かもしれない。

7日は日本のディープなブルースマンに囲まれた夜を過ごして、
8日の渋谷O-nestは、ツアー初日にふさわしい演奏と盛り上がり。
2回目のアンコールが起きたときの客席の雰囲気は、「もっと聞きたい、観たい!」って
空気で溢れてた気がしたな。オレがそう思ってたからかな?

ライブ後に会った僕の友人は、会うなりいきなり僕を抱き上げ、僕はグルグル、
グルグルと回されました。
基本的にテンションが高い彼だが、この日は今まで見たことない位に高かった。
彼、ステージ前方ですげー踊ってたしね。
キャスパー達にも、その言葉にならない、溢れ出て止まらない興奮をぶつけてた。
その感情は、僕らに相当伝わりました。

9日の京都磔磔は、突然の降雪のため高速道路は大渋滞、結局12時間もかかり
磔磔に到着。
すでにイベントは始まっていて、僕らは速攻機材を運び込み、大急ぎでライブ準備を始める。
ヘルプしてくれたゆーきゃん、サンキューありがとう。
僕らはフロア後ろのバックステージ(勝手に命名)で7人ギュウギュウになって演奏、
ステージ上にいるキャスパー達に、エールに似た演奏を送る。
それがどれだけ伝わったかは分かんないが、見事にそれに答えてくれたキャスパーの
ナイスライブでした。
THE WHOのカヴァー、「I’m a boy」も冴えてたな。

ライブが終わったあとも大勢のお客さんが残ってて、ライブの余韻を楽しんでる様。
12時間のドライブの疲労と焦りで逆に燃えた、僕らとキャスパーの京都ライブでした。

10日はホテルをチェックアウト後、みんなで清水寺へゴー。
修学旅行以来の清水寺。でも当時のことは何も覚えていないので、初めて来たに近い感覚。
僕はライブで地方に行っても、観光にはあんまり興味が沸かないんだけど、この日は超観光客。
キャスパー達と一緒に「OH~!」とか言って、積極的に写真撮影の輪に参加しました。
そしてこの日はとても気持ちがいい晴天。
前日に降った雪が風情をよりいっそう演出。土産物や八つ橋や団子を食べてたりして
いる内に予定時間をオーバー、名古屋入りが遅れる。

鶴舞 K.D japonでも、ライブ終了はお客さんが大勢残ってライブの余韻を楽しんでいる様子。
物販を吟味する人、キャスパー達と話したりサインを貰ったりする人、みんなそれぞれとても楽しそう。
今回のツアー各地でそうだったけど、いいライブが終わった後って、フロアがすげーいい
雰囲気に包まれてるね。僕らの満足感もあるのかもしれないけど。
ElekiのライブはK.D japonの雰囲気にとてもマッチングしたライブだった気がするな。
キャスパーのアンコールでは座ってたお客さんが立ち上がって踊りだしたり。

東京へ帰るためK.D japonを後にし、名古屋インター東名高速の入り口付近で、
「高速道路で火事が発生したため、迂回してください」
とのこと。
高速で火事?事故?雪の次は火事なの?って具合で名古屋出発が予定より大幅に
遅れる。
名古屋に行くときは何かが起こる。ちなみに前回は大雨、高速道路の入り口間違い、などなど。
名古屋はとてもスリリング。

結局、朝の8時頃に帰宅。
深く、短い睡眠をとってツアー最終日を迎える。
最終日!ってことで僕らもキャスパーも気合いが入り、その気合が空回り作用した
瞬間も、逆に相乗効果を生んだ瞬間もあり。
楽しい瞬間とドキッ!とする瞬間が入り乱れる、スリリングなステージ。
ステージから見えたお客さんの笑顔がとても印象的だったな。

アンコールでtotosを加えたみんなで歌った曲は、ダニエル・ジョンストンの
「Rock this town」って曲でした。
この曲は、アメリカで僕らとキャスパーが、当の本人ダニエル・ジョンストンと一緒に
歌った曲。
この曲を最後にやるなんて聞かされてなかったが、(でも本番前のサウンドチェックで
キャスパーが演奏してたから、うすうす感じてはいたが)、そんなのノープロブレム、
余計な打ち合わせなんていらないぜ!
ってポジティブな意気込みで挑みました。

今回のツアーを観に来てくれた方、サンキューどうもありがとう。
楽しんで貰えたと願ってます。
僕らはキャスパー達と過ごした毎日がとても楽しく、彼らとのライブは刺激的で
スリリングで、とても充実した1週間を過ごしました。
やっぱ、同じ感覚というか価値観というか、言葉は片言でも音楽だけで分かり合える
仲間と一緒にツアーするのは、やっぱ楽しい。
なんかこう、エネルギーのギブ&テイクとでもいうか。

まあなにはともあれ、大好きなバンドです。
アメリカでも日本でも、それ以外の国でも、また一緒にツアーできることを祈りつつ。
書きたいことはまだあるけど長くなってきたのでこの辺で。

キャスパーたち、そろそろ家に着く頃かな?

Casper & the Cookies - Neo Dada Heyday

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コメント

Dear JP,
It was a sincere pleasure to be with you on tour again. Our trip to Japan was too short. I wish there was more time to listen to records with you. I wish there was more time to learn your fashion sense and cool manner.

I have a lot to learn from you, so we will meet again soon!

Jason

投稿: キャスパー | 2008/02/15 23:36

Dear Jason,

Thank you for coming to Japan.
I think everyone enjoyed your music very much,and made us very happy.
of course,I enjoyed this tour very very very very,much!
My top 5 favorite tour.

Yes,this tour was very short.
so,We wish We want to tour with Casper & the cookies again,more long times.
In US,In Japan,or Everywhere.

So,anyway,
At first we should do is...,
Let's ring the Bell !!

For coming true.
and Icecream man is coming ,too.

jp

投稿: jp | 2008/02/17 00:23

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