彼の真理は進みゆく
デヴィッド・ボウイのファーストアルバム。
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アメリカで南北戦争が起きたとき、
僕はまだこの世に生まれていなかったので、
それにまた、僕は特別な宗教などを持ち合わせてはいないから、
彼が言うその真理に賛同する気はさらさらないが、
人々が彼を「神」と指すのなら、僕は彼のアパートに忍び込み、
ティンパニーを打ち鳴らす。
戦地へと向かう兵士達が歌った行進曲、「リパブリック賛歌」。
神である「彼」を讃え、士気を高揚させるための歌。
メロディだけを聞くと、とても陽気で牧歌的。
日本では、家電製品のCMでお馴染みだったそう。
さすがは、ジャパニーズ。
上杉軍の攻勢により、味方の陣形が崩れかけてきたのを防ぐため、
「自らが討って出て陣形を立て直す!」と申し出た武田信玄の弟、武田信繁。
しかし奮闘むなしく、彼は討ち死にする。
馬上で戦うのって、難しい。
空からは弓矢が鉄砲が、前から横から後ろからは、歩兵の槍が飛んでくる。
歩兵にしてみれば、敵の武将を討ち取るのは大手柄。馬上の武将は格好のえじき。
馬上で戦うのは、もしかしてとても不利なんじゃないか、と武田信繁の姿を見て思った。
馬の足は止まり、何十人もの歩兵に取り囲まれ、なんだかとても隙だらけ。
もはや馬上で戦うメリットはない。
前からやってくる敵と戦っている最中、斜め後ろから歩兵の槍が・・・。
「死に急ぐな、信繁!」って信玄も言ってたのに・・・。
僕がこんなこと言ってもどうしようもないが、なんだか残念だ。
大河ドラマ「風林火山」は、来週で最終回。
先日、トクマルシューゴ君のレコ発ライブを見に代官山UNITへ。
その前に、駅前の「モトヤエクスプレス」に寄る。
ワゴン型のコーヒー屋台。エスプレッソのシングルは、なんと150円!
生クリームは無いとのことだったので、代わりに牛乳を入れてもらう。
安い&旨い。ポイントカードも貰ったので、また飲みに行こう。
この日はソールドアウトで満員のお客さん。
ゲストの「キセル」のライブがとても良かった。
新曲と言っていた「サマーサン」は、どこかソフトロック的な雰囲気の名曲。
メロディもアレンジもよかったな。
この日の主役、トクマルシューゴ君は8人編成のマジックバンドを引き連れてのステージ。
スフィアン・スティーブンスばりの牧歌的でマジカルなアレンジ。
彼はあいかわらず、随所で冴えるギターを弾く。
2月、Elekiはトクマル君の別バンド「ゲラーズ」と共演予定。楽しみだ。
そして、ライブ後の居酒屋で話題になったプログレバンドとジャズ・ドラマーが
とても気になる。聞いてみたい。
長年履いてきたブーツの靴底が剥がれかけてきたので、昔からお世話になっている
Mr.コッポリ氏の元へ修理に出しに行く。
そのコッポリ氏から、修理の途中経過が送られてきた。
コッポリ氏とコーヒー飲みながら、お互いの近況話などなど。
牧歌的な話をする。
「本底の装着が完成」、とのこと。仕上がりが楽しみだ。
さらに先日、Elekibassキーボードのミサワさんに貰ったデビッド・ボウイのファーストアルバム、「デビッド・ボウイ」。
ミサワさんのブログで紹介されて、気になってた。
デビッド・ボウイは「ジギー・スターダスト」しか知らなかった僕。
このアルバムは、ホーンのフレーズもメロディも、とても牧歌的な感じでイカしてる。
そして最近ようやく聞いたクリームチーズオブサンの新作は、聞いててとてもワクワク
するナイスアルバム。
デビッド・ボウイもクリチーもそう、ホーンアレンジってやっぱいいね。
あのロカビリーの大御所みたいにガッツリやられるのは好みじゃないが、
なんだか歌ってるみたいな、ハミングしたくなるようなホーンアレンジ、メロディとメロディの隙間から、「やあ、どうも」と入ってくるようなホーンアレンジが、僕はとても好き。
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行進曲「リパブリック賛歌」は、日本では「ゴンベさんの赤ちゃんが風邪引いた」
という童謡としても有名。オレは聞いたこと無い。
インフルエンザじゃないことを祈る。
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