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シネアスト、ピエール・バルー

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ピエール・バルー。

彼はフランスのインディーレーベル、「サラヴァ」の主催者として有名。
そして、クロード・ルルーシュ監督「男と女」で、ヒロインの夫役として出演していることでも有名。
さらに、本映画のテーマ曲 「ダバダバダ~」を歌っているのは誰であろう彼、ピエール・バルー。
なんでも、世界各国を放浪しているときにブラジル音楽と出会い、傾倒し、
フランスにボサ・ノヴァを紹介する役目を果たしたそう。

日本人の女性と結婚し、現在は日本在住。
半てん姿でスクーターを飛ばしている彼を目撃した、という情報もあり。

そんなピエール・バルーが監督した代表作、「サヴァ・サヴィアン」の日本初上映と、
彼の解説付きトークイベントを見に行く。

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「男と女」は見たことあるけど、「レーサーで、ヒロインの元夫だった人だよ!」と言われてもピンと来ない。
つーか、彼の存在、名前すら知らなかった僕。
もう70歳くらいなのかな?気の優しそうな、
上品なおじいさん。
映画を撮るに至ったいきさつ、近代化が始まった70年代パリの時代背景、
撮影秘話などなど。
チューニングが狂ったギターで、生歌も披露。

映画のテーマは、「時間」と「時刻」。
「自由とは何か?自由なんて信用しない。まるで馬の目の前にぶらさげた人参だ。」
と、ピエールSaid。

ごめんピエール、解説を聞くまで主題が分かんなかったよ。
でも彼の解説を聞いて何となく納得、なるほどね。
「時刻」の中に身を置く人と、「時間」の中に身を委ねる人。
彼はおそらく、後者のほう。

「人生は、いつ何が起きるか分からないよね。
不運だと思ったことが人生を良い方向に傾けることもあるし、またその逆もしかり、
だね。人生はその繰り返し。だから、「チャンスを逃すな!」なんてクソくらえ。
チャンスは何回も訪れてくるんだよ。」

通訳の人:「つまり、彼が言いたいのは、「塞翁が馬」ってことかな。」
ピエール:「日本にも、そんなことわざってある?」
学生風のフランス人:「一期一会!」

通訳&ピエール:「それは違う。」

ピエール:「一期一会は、出会いの芸術だね。」

って彼が言ってたのが印象的。

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靴底が、こんなピカピカに!
「こんなかんじに仕上がりました」の図。
底だけ見ると、まるで木靴のよう。
履くのが楽しみだ。

今日はハミリーコンプータの初ワンマンライブを見に行く。
今年は一緒にツアーしたりなど、何かとハミコンと関わることが多い一年だったな。
意気込み満々、盛りだくさんのライブ。
しかも、いろいろ何かと笑わせてくれる、楽しい初ワンマンでした。

大河ドラマ「風林火山」は最終回を迎えた。
主役の山本勘助は壮絶で非業な討ち死をするが、「これぞ本望!」的な最期。

川中島の大決戦を終え、武田軍の本陣には討ち死した重臣3人の亡骸が
並んでいる。
カメラは、山本勘助の亡骸を静かに映す・・・。

家紋の旗に包まれた亡骸をぼう然と眺める、武田信玄をはじめとした武将たち。

「ああ・・信繁・・・。」 (※信玄の弟)
実の弟の死に、ショックを隠せない信玄。しかし大将がゆえ、必死に涙をこらえている
ようにも見える。(若き日の信繁との思い出が、回想シーンでプレイバックする。)

次に、カメラは山本勘助の亡骸を映す。
皆、彼の死を現実として受け止めることができない様子。
しばし無言の時間が過ぎる。

そのとき、武田家重臣の一人、駒井政武が 「あっ!あれは・・?」
と、突然何かを見つけたような表情を見せる。
僕も、「えっ、なに?何が起きるんだろう?」
と思った瞬間、画面は突然、砂嵐。


録画時間、ここで終了。
最終回なので、10分延長だったっぽい。
再放送は、前後30分余計に録画設定しようと決めた。
「時刻」にとらわれるのは嫌だけど、
塞翁が馬に乗って、川中島を風の如く駆けめぐりたい。

今日の最後に、「k」 レコードの重臣、 Little Wings のファースト(たぶん)アルバム。
最近のお気に入り。5月に来日するそう。彼の描く絵も楽しみだ。

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※追記
後日、無事録画できた再放送を見たところ、
旗印に包まれていたのは2体。
勘助は、そこにはいなかった。
駒井が見たのは、勘助が本陣に戻ってきた光景でした。
つーわけで、めでたし、めでたし。


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