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2007→2008

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今年の最後は、NRBQの全盛期を支えた2代目ギタリスト、「ビッグ・アル」こと
アル・アンダーソンの迫力満点ギターソロで締めくくり。
(でも惜しいことに、映像は途中で終わる。もっと聞きたかったのに。)

こんなギタープレイもバンドのグルーブも、技術と熟練がなせる業。
イカしたミュージシャンは、どこに行ってもどこで演奏しても、場所や
時代さえも問わずイカしてる。
いつでもどこでも、最先端の尖った音。
感覚も体格も、丸くなりだしたらおしまいだ。

しかしこのビッグ・アルは、ただの体が「丸い」じゃない。
この風格は、ビッグバン丸い!

今年最後のElekibassは・・・
12/31の大晦日、 高円寺クラブライナー(16時頃)、下北沢440(19時頃)、
渋谷屋根裏(22時頃)に出演です。

一度ハマったものは飽きるまで聞き、飲み、食べ続けた一年でした。
今年ハマったカート・ヴォネガット。今読んでるやつは来年に持ち越し。
柿ピーは飽きた。
来年はどんな出会いがあるのか。
そんなことも期待しつつ、2007年は今日で終わり。


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シネアスト、ピエール・バルー

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ピエール・バルー。

彼はフランスのインディーレーベル、「サラヴァ」の主催者として有名。
そして、クロード・ルルーシュ監督「男と女」で、ヒロインの夫役として出演していることでも有名。
さらに、本映画のテーマ曲 「ダバダバダ~」を歌っているのは誰であろう彼、ピエール・バルー。
なんでも、世界各国を放浪しているときにブラジル音楽と出会い、傾倒し、
フランスにボサ・ノヴァを紹介する役目を果たしたそう。

日本人の女性と結婚し、現在は日本在住。
半てん姿でスクーターを飛ばしている彼を目撃した、という情報もあり。

そんなピエール・バルーが監督した代表作、「サヴァ・サヴィアン」の日本初上映と、
彼の解説付きトークイベントを見に行く。

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「男と女」は見たことあるけど、「レーサーで、ヒロインの元夫だった人だよ!」と言われてもピンと来ない。
つーか、彼の存在、名前すら知らなかった僕。
もう70歳くらいなのかな?気の優しそうな、
上品なおじいさん。
映画を撮るに至ったいきさつ、近代化が始まった70年代パリの時代背景、
撮影秘話などなど。
チューニングが狂ったギターで、生歌も披露。

映画のテーマは、「時間」と「時刻」。
「自由とは何か?自由なんて信用しない。まるで馬の目の前にぶらさげた人参だ。」
と、ピエールSaid。

ごめんピエール、解説を聞くまで主題が分かんなかったよ。
でも彼の解説を聞いて何となく納得、なるほどね。
「時刻」の中に身を置く人と、「時間」の中に身を委ねる人。
彼はおそらく、後者のほう。

「人生は、いつ何が起きるか分からないよね。
不運だと思ったことが人生を良い方向に傾けることもあるし、またその逆もしかり、
だね。人生はその繰り返し。だから、「チャンスを逃すな!」なんてクソくらえ。
チャンスは何回も訪れてくるんだよ。」

通訳の人:「つまり、彼が言いたいのは、「塞翁が馬」ってことかな。」
ピエール:「日本にも、そんなことわざってある?」
学生風のフランス人:「一期一会!」

通訳&ピエール:「それは違う。」

ピエール:「一期一会は、出会いの芸術だね。」

って彼が言ってたのが印象的。

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靴底が、こんなピカピカに!
「こんなかんじに仕上がりました」の図。
底だけ見ると、まるで木靴のよう。
履くのが楽しみだ。

今日はハミリーコンプータの初ワンマンライブを見に行く。
今年は一緒にツアーしたりなど、何かとハミコンと関わることが多い一年だったな。
意気込み満々、盛りだくさんのライブ。
しかも、いろいろ何かと笑わせてくれる、楽しい初ワンマンでした。

大河ドラマ「風林火山」は最終回を迎えた。
主役の山本勘助は壮絶で非業な討ち死をするが、「これぞ本望!」的な最期。

川中島の大決戦を終え、武田軍の本陣には討ち死した重臣3人の亡骸が
並んでいる。
カメラは、山本勘助の亡骸を静かに映す・・・。

家紋の旗に包まれた亡骸をぼう然と眺める、武田信玄をはじめとした武将たち。

「ああ・・信繁・・・。」 (※信玄の弟)
実の弟の死に、ショックを隠せない信玄。しかし大将がゆえ、必死に涙をこらえている
ようにも見える。(若き日の信繁との思い出が、回想シーンでプレイバックする。)

次に、カメラは山本勘助の亡骸を映す。
皆、彼の死を現実として受け止めることができない様子。
しばし無言の時間が過ぎる。

そのとき、武田家重臣の一人、駒井政武が 「あっ!あれは・・?」
と、突然何かを見つけたような表情を見せる。
僕も、「えっ、なに?何が起きるんだろう?」
と思った瞬間、画面は突然、砂嵐。


録画時間、ここで終了。
最終回なので、10分延長だったっぽい。
再放送は、前後30分余計に録画設定しようと決めた。
「時刻」にとらわれるのは嫌だけど、
塞翁が馬に乗って、川中島を風の如く駆けめぐりたい。

今日の最後に、「k」 レコードの重臣、 Little Wings のファースト(たぶん)アルバム。
最近のお気に入り。5月に来日するそう。彼の描く絵も楽しみだ。

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※追記
後日、無事録画できた再放送を見たところ、
旗印に包まれていたのは2体。
勘助は、そこにはいなかった。
駒井が見たのは、勘助が本陣に戻ってきた光景でした。
つーわけで、めでたし、めでたし。


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彼の真理は進みゆく

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デヴィッド・ボウイのファーストアルバム。
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アメリカで南北戦争が起きたとき、
僕はまだこの世に生まれていなかったので、
それにまた、僕は特別な宗教などを持ち合わせてはいないから、
彼が言うその真理に賛同する気はさらさらないが、
人々が彼を「神」と指すのなら、僕は彼のアパートに忍び込み、
ティンパニーを打ち鳴らす。

戦地へと向かう兵士達が歌った行進曲、「リパブリック賛歌」。
神である「彼」を讃え、士気を高揚させるための歌。
メロディだけを聞くと、とても陽気で牧歌的。

日本では、家電製品のCMでお馴染みだったそう。
さすがは、ジャパニーズ。

上杉軍の攻勢により、味方の陣形が崩れかけてきたのを防ぐため、
「自らが討って出て陣形を立て直す!」と申し出た武田信玄の弟、武田信繁。
しかし奮闘むなしく、彼は討ち死にする。

馬上で戦うのって、難しい。
空からは弓矢が鉄砲が、前から横から後ろからは、歩兵の槍が飛んでくる。
歩兵にしてみれば、敵の武将を討ち取るのは大手柄。馬上の武将は格好のえじき。
馬上で戦うのは、もしかしてとても不利なんじゃないか、と武田信繁の姿を見て思った。
馬の足は止まり、何十人もの歩兵に取り囲まれ、なんだかとても隙だらけ。
もはや馬上で戦うメリットはない。
前からやってくる敵と戦っている最中、斜め後ろから歩兵の槍が・・・。
「死に急ぐな、信繁!」って信玄も言ってたのに・・・。
僕がこんなこと言ってもどうしようもないが、なんだか残念だ。
大河ドラマ「風林火山」は、来週で最終回。

先日、トクマルシューゴ君のレコ発ライブを見に代官山UNITへ。
その前に、駅前の「モトヤエクスプレス」に寄る。
ワゴン型のコーヒー屋台。エスプレッソのシングルは、なんと150円!
生クリームは無いとのことだったので、代わりに牛乳を入れてもらう。
安い&旨い。ポイントカードも貰ったので、また飲みに行こう。

この日はソールドアウトで満員のお客さん。
ゲストの「キセル」のライブがとても良かった。
新曲と言っていた「サマーサン」は、どこかソフトロック的な雰囲気の名曲。
メロディもアレンジもよかったな。

この日の主役、トクマルシューゴ君は8人編成のマジックバンドを引き連れてのステージ。
スフィアン・スティーブンスばりの牧歌的でマジカルなアレンジ。
彼はあいかわらず、随所で冴えるギターを弾く。
2月、Elekiはトクマル君の別バンド「ゲラーズ」と共演予定。楽しみだ。
そして、ライブ後の居酒屋で話題になったプログレバンドとジャズ・ドラマーが
とても気になる。聞いてみたい。

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長年履いてきたブーツの靴底が剥がれかけてきたので、昔からお世話になっている
Mr.コッポリ氏の元へ修理に出しに行く。
そのコッポリ氏から、修理の途中経過が送られてきた。
コッポリ氏とコーヒー飲みながら、お互いの近況話などなど。
牧歌的な話をする。
「本底の装着が完成」、とのこと。仕上がりが楽しみだ。

さらに先日、Elekibassキーボードのミサワさんに貰ったデビッド・ボウイのファーストアルバム、「デビッド・ボウイ」。
ミサワさんのブログで紹介されて、気になってた。
デビッド・ボウイは「ジギー・スターダスト」しか知らなかった僕。
このアルバムは、ホーンのフレーズもメロディも、とても牧歌的な感じでイカしてる。

そして最近ようやく聞いたクリームチーズオブサンの新作は、聞いててとてもワクワク
するナイスアルバム。
デビッド・ボウイもクリチーもそう、ホーンアレンジってやっぱいいね。
あのロカビリーの大御所みたいにガッツリやられるのは好みじゃないが、
なんだか歌ってるみたいな、ハミングしたくなるようなホーンアレンジ、メロディとメロディの隙間から、「やあ、どうも」と入ってくるようなホーンアレンジが、僕はとても好き。

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行進曲「リパブリック賛歌」は、日本では「ゴンベさんの赤ちゃんが風邪引いた」
という童謡としても有名。オレは聞いたこと無い。
インフルエンザじゃないことを祈る。

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Best CDs of 2007

of montreal/Gronlandic Edit
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2007年、今年最も聞いたアルバムは間違いなく、of montreal の
「Hissing Fauna, Are You The Destroyer?」だろう。
いやほんと、何回も飽きずによく聞いたもんだ。
年間通して、3日に1回は聞いてたな。(大げさに言うと)
日本人では、たぶんオレが一番よく聞いてるだろう。(オレ推測)

やっぱ、2月のアメリカで一緒にツアーをしたのが大きいね。
彼らのライブに毎日夢中になり、帰国後は「Hissing Fauna~」を毎日聞いて、
さらに過去の作品も聞き返したり、興味ありそうな友人にはCDRで渡したりなんか
したり。

最初の衝撃だった曲、「 Everything Disappears When You Come Around」を聞いたのは大学生のときだったから、かれこれ7年。
僕がElekibassに参加してから経った年数とほぼ同じ。
あのときの衝撃が、ある意味人生変えたかもね。

今や彼らは、1000人クラスの会場は毎回ソールドアウト、アメリカ国内はもちろん、
ヨーロッパでもしっかりツアーができる実力バンドに。
昔僕らといっしょに、小さなバーやホームパーティでライブしたときとは大違い。

そういやモデストマウスもそうだな。
来日して地方をドサ周り、下北シェルターでライブし明日は青森です、とか言ってたな。
そんなバンドが今やビルボード1位を取るバンドに。

オブモンとモデストマウス、この2つのワン&オンリーなバンドに
どこか共通点を感じるのは、僕だけじゃないだろう。
売れてもやはり、ワン&オンリー。ナイスセンスでストレンジな音楽性に、キャッチーな
メロディ。
そしていい意味でも悪い意味でも、あの「メジャー感」は無い。
まさに「アーティスト」って感じ。
ダンサブルなサウンドの中にも、オブモンには今でも60、70年代ポップスが、
モデストマウスにはシアトルミュージックのバックボーンがある。

バッグボーンが見え隠れするバンドは履いて捨てるほどたくさんいるが、そんな中でも
両者は昔からとび抜けた存在だった気がするな。
きっと、自分のバックボーンを活かすセンスがイカしてんだろうね。
だから僕は、彼らのバックボーンがとても気になって、レコード屋に走った。
そして遅れて認めた世間は、ナイス選択。

では今日の最後に、オブモンのファーストアルバムより
「Tim I wish You were Born a Girl」でも。


オブモンのブログ


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