Best CDs of 2007
of montreal/Gronlandic Edit
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2007年、今年最も聞いたアルバムは間違いなく、of montreal の
「Hissing Fauna, Are You The Destroyer?」だろう。
いやほんと、何回も飽きずによく聞いたもんだ。
年間通して、3日に1回は聞いてたな。(大げさに言うと)
日本人では、たぶんオレが一番よく聞いてるだろう。(オレ推測)
やっぱ、2月のアメリカで一緒にツアーをしたのが大きいね。
彼らのライブに毎日夢中になり、帰国後は「Hissing Fauna~」を毎日聞いて、
さらに過去の作品も聞き返したり、興味ありそうな友人にはCDRで渡したりなんか
したり。
最初の衝撃だった曲、「 Everything Disappears When You Come Around」を聞いたのは大学生のときだったから、かれこれ7年。
僕がElekibassに参加してから経った年数とほぼ同じ。
あのときの衝撃が、ある意味人生変えたかもね。
今や彼らは、1000人クラスの会場は毎回ソールドアウト、アメリカ国内はもちろん、
ヨーロッパでもしっかりツアーができる実力バンドに。
昔僕らといっしょに、小さなバーやホームパーティでライブしたときとは大違い。
そういやモデストマウスもそうだな。
来日して地方をドサ周り、下北シェルターでライブし明日は青森です、とか言ってたな。
そんなバンドが今やビルボード1位を取るバンドに。
オブモンとモデストマウス、この2つのワン&オンリーなバンドに
どこか共通点を感じるのは、僕だけじゃないだろう。
売れてもやはり、ワン&オンリー。ナイスセンスでストレンジな音楽性に、キャッチーな
メロディ。
そしていい意味でも悪い意味でも、あの「メジャー感」は無い。
まさに「アーティスト」って感じ。
ダンサブルなサウンドの中にも、オブモンには今でも60、70年代ポップスが、
モデストマウスにはシアトルミュージックのバックボーンがある。
バッグボーンが見え隠れするバンドは履いて捨てるほどたくさんいるが、そんな中でも
両者は昔からとび抜けた存在だった気がするな。
きっと、自分のバックボーンを活かすセンスがイカしてんだろうね。
だから僕は、彼らのバックボーンがとても気になって、レコード屋に走った。
そして遅れて認めた世間は、ナイス選択。
では今日の最後に、オブモンのファーストアルバムより
「Tim I wish You were Born a Girl」でも。
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