ハッピーエンドにいたるまで
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前回の続き。
つーわけでさっそく行って来たzoka-coffee。
「コンパナください」と注文し、飲んだコンパナはとても旨かった!
しかし、東京には2店舗しかないのか。
ウチから一番近いのは目白。そう気軽に行けないのが残念だ。
後味が、とても美味しいコンパナでした。
・Kathy McCarty 「Dead Dog's Eyeball Songs of Daniel Johnston」
本人にメールしないと買えない、と聞いていたこのアルバム。
初めて聞いたのは、2年前のアメリカツアーで滞在した音楽好きオジサンの家。
そして今回のツアーでダニエル・ジョンストンと会い、彼の音楽で盛り上がり、
キャスパー・ジェイソンに「「Dead Dog's ~探してるんだけど、手に入らないんだ・・・」
って話をしたら、「僕持ってるから、CDRに焼いてあげるよ」と言ってくれ、
なんて嬉しいことを!サンキュー、ジェイソン。君はどこまでもナイスガイだ!
とハグをした。
キャシー・マッカーシー(もしくはマッカーティ)は、映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」にも登場する、ダニエルの幻想に終わった恋人。
彼女自身もミュージシャン。このアルバムは、彼の曲のカバー集。
「Sorry Entertainer」と、「Museum of Love」が特にイカしてる。
「Like a Monkey in a Zoo」 も好きだ。
「Walking the Cow」は、この前DJやったときにかけた。
僕の知り合いがニンヤリしてたのを思い出す。
帰国後、というかつい最近、ネット上でこのアルバムを発見。
あんだけレコード屋やCD屋を探したのに、こんなにあっさり見つかった。
なんでもっと早く、ネットで探すことを思いつかなかったのか。
今だにレコードやCDは、「お店に行き、無いなら足で探すか、いさぎよく諦めろ!」と
思い込んでいる僕。
約3年間、僕の頭の片隅にずっとあったアルバムは、夕食後に宅急便のオジサンが
ウチに届けてくれた。
届いたばっかりのこのアルバムを聞きながらYouTubeでキャシーの映像探してたら、見たことある映画で彼女が歌っている。それは僕の「好きな映画トップ5」に堂々ランクインの、「before sunrise/before sunset」。
曲はこのアルバムの中から「Living Life」。
全然、記憶にない。
この映画のサントラだったなんて。
どのシーンで流れてたんだろ?
それにしてもグッドタイミング。ナイス偶然。
そして僕にとってはこの「偶然」が、なんだかとても嬉しい。
「悪魔とダニエル・ジョンストン」を観たときも、彼女が登場したシーンを見て、
「あっ!あのアメリカの、あのオッサンの部屋で聞いたあの人だ!」
と、そのときもナイス偶然を喜んだ。
映画の中で彼女は、
ダニエルの病気が重いとき、歌うことができない彼の代わりに、
「彼の歌を広めるために作ったアルバムなのよ」 って言ってた。
ダニエルとキャシーが出会ったのも、「before sunrise」の2人が同じ車両に乗っていたのも、僕がこのアルバムをネット上で見つけたのも偶然。
まあなんにしろ、出会いなんて偶然か。
僕らがあの音楽好きのオッサンの家に泊まったのも。
自分の中で、このアルバムを手に取るまでに起きたいろんな偶然を過去へ
さかのぼってみる。
点と点とを線で結んで楽しむ。
「お父さん、お母さん、出会ってくれてありがとう」までさかのぼると、もうキリがない。

