Johnny Apple Seeds
アップルズインステレオやペイブメントのジャケも手がける画家、スティーブ・キーン。
前回登場のロバート・シュナイダー宅には、スティーブ・キーンの絵が至る所に飾られている。
「500枚程持ってるよ」とのこと。部屋には飾りきれない大きさの絵もあるらしい。
半端ないスティーブ・キーン・コレクター。
僕はアップルズの「FUN TRIC NOISEMAKER」のジャケで、彼の絵が好きになった。
もちろんロバート宅には、上記のオリジナル画が飾ってあった。いいな!
ロバート宅には、フルーツが籠に盛られている絵もある。
珍しいので、写真に撮った。
僕が寝た2階には、飾りきれない絵がたくさん置いてあり、
寝る前に、「いいな~、これもいいな~」と絵を物色。
翌日ロバートに聞いてみると、「ロバートのために、もしくは彼の奥さんのために」特別に描かれた絵もあり。
その絵には、「スペシャル感」が漂う。
そのコレクションを羨ましそうに見ていると、「持ってく?スーツケースに余裕ある?」
と、4枚程譲ってくれた。
ネットで注文すると、送料が絵の何倍もするので購入を渋ってたが、こんな形で手に入るとは。
ああ、なんてラッキー!ありがとうロバート。
寝る場所を2階に選んでよかった!
僕はスティーブ・キーンの描く「木」が好きなので、
「木が描いてあるいいやつないかな?」と調子にのって聞いてみると、
「外のガレージにまだたくさんあるから、探すよ」
と、早速僕らはガレージに移動。
ガレージ内には巨大なミキサー台と、アップルズやエレファント6アーティストのマスターテープと、スティーブ・キーンの絵がたくさん。まさに宝の山。
ペイブメント「レンジ・ライフ」の、スティーブが描いたジャケもあり。
そして、ロバートのスティーブ・キーン話をマシンガンで聞く。
オレヒアリングでは・・・。
(&、彼の話を聞いて勝手に想像した部分も含む)
「南部出身のジョニーという男がやってきて、荒涼の大地にリンゴの種をせっせと蒔いたんだ。そんな土地で、リンゴが育つかなんて分かんないのにね。でも、その種はすくすくと育ち、大地はリンゴの木で生い茂り、リンゴの実がそこらじゅう至る所に!

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「Johnny Apple Seeds」っていうおとぎ話だよ。彼は1日に百枚くらい絵を描いてて、
(かなりの数だから、一枚一枚はスラッピーだけどね。でも昔の作品はかなりディテールにこだわって描いてるよ。リビングにある、あのフルーツの絵みたいにね。) その絵が、しかも格安で手に入るんだよ。今や彼の絵は、アメリカの至る所に飾られてる。ギャラリーにはもちろん、しなびた古着屋にさえも。(実際あった) 絵は知ってるけど、誰が描いたかは知らない、って人までいるくらいだよ。彼のアートが、今いろんなところで花咲いてるんだ!素敵じゃない?まさに「Johnny Apple Seeds」みたいな話だよね!!」
なんとなく、合ってますように!
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コメント
うちの娘の誕生日に
一枚頂戴!
投稿: サックスナカモト | 2007/09/07 13:53
僕の宝物なので、あげれません!
代わりに違うもんあげます。
投稿: kameda | 2007/09/07 21:59