梅雨が明ける前に
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先日の名古屋は、梅雨空どころか台風上陸間際の暴風雨。
行きも帰りも、高速道路は危険な状態。
雨で10m先が見えない場面も何度かあり。
雨のストレスが影響してか、体力は気づかない内に消耗。
気軽な気分でちょっと名古屋まで、のつもりが、到着したときには眠気も伴い気分は
グッタリ。
僕らが到着したときは、ゆーきゃんがリハーサル中。
そのリハーサルを眺めてると、なんだか心が落ち着く気分。
疲れも少し、癒される。
この日は、ゆーきゃんの新作「Sang」のレコ発。
ライブ中のMCで、
「今日のこのライブで、少しでも雨が好きになってくれれば・・・」
と、ゆーきゃんSaid。
うる覚えだが、そう言ってた。
彼のその言葉はスッと僕に刷り込まれ、雨がこの日を素敵に演出してる結果に。
次の日、東京はナイス雨。
「Sang」を聞くには、もってこいな天気。
傘をさし、歩きながら聞く。雨もいいかんじだ。
その日の夕方、いつも行く食料品屋では「雨に歌えば」が流れてた。
オリーブオイルを買うつもりだったが、別のことに気を取られ、買い忘れる。
名古屋を深夜に出発し、暴風雨の中、東京に向け出発。
真っ暗な高速道路、雨は容赦なく降り続き、またまた10m先が見えない始末。
サービスエリアに非難し、タバコを一服。
僕は助手席だったが、ドライバーは大変だ。ノリピー、深田さんに仲本さん、
運転お疲れ様。
後日、「あんときSangを車内BGMにすりゃよかったな」と思ったが、
真夜中の大雨高速ドライブには、Sangのしっとり感はドライバーの緊張感を無くし
危険かも。
きっと後部座席で、窓の外に雨を眺めながらヘッドフォンで聞く方がいいだろう。
明け方、東京に無事到着。
予想外にハードだった今回の名古屋遠征。
翌日の渋谷でのライブは、寝過ごしてリハーサルに間に合わなかった。
雨で体力を消耗し、雨に歌うゆーきゃんで救われた。
雨に振り回された今回。
ゆーきゃんの刷り込みは、雨が降るたびに発揮しそう。
雨でも晴れでも、空模様を伴う音楽はとても好きだ。
7月のビーチにて
Neil Young
「on the beach」。
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7月。
Elekibassのレコーディングはゆっくりと進み、明日は久々、名古屋へ遠征。
黄色いジャケットを着たニール・ヤングは、ビーチでおそらく太平洋を眺める。
紫がよく似合う、ドノヴァン。
タイトル曲「Wear you love like heaven」はとても好きな曲だ。
妖しげな雰囲気で、キャッチーなメロディ。
湖畔の舟の上で薔薇を持ち、こっちを見てるドノヴァン。
ドノヴァンは中世な服装がよく似合う。
先日、レコード屋でこのムタンチスの2ndアナログ盤を見つけたので買った。
僕はこのジャケットがとても好きだ。
レコードだと、さらに良い。
レコード屋の店長は、
「7年前位に再発されたレコードだよ。しかし、こんな格好してライブやってたなんてイカしてるね」とのこと。まったくだ。
僕も同感。
たぶん学生時代に買った、Beck。
タイトルからして、彼もムタンチスが好きなのだろうか。
「トロピカリア」って曲も入ってるくらいだから。
たぶん確信犯だろう。
徳永憲さんのブログに、ブラジル人アーティストがいくつか紹介されてた。今度買ってみよう。
ビートルズの「ザ・ビートルズサウンド 最後の真実」という本が紹介されてて、面白そうだったので買ってみた。
数日後ウチに届いたが、辞典並みに分厚い。500ページ以上あるかも。
かばんに入れるとかなり重いが、最近の愛読書。
曽我部恵一氏が経営するレコード屋兼カフェに行く。
ここは友人も働いているのでたまに行く。
ジャンゴ・ラインハルトのレコードを見つけたので、上記のドノヴァンとニール・ヤングと併せて買う。
このジャンゴの写真、よく知られてる、あのチョビ髭のジャンゴじゃないので、一見誰だか分からない。
もしかしたら、ジャンゴじゃないかもしれない。
エレキギターを弾いているジャンゴを聞くことができる。
解説に書いてあったが、ジャンゴってベルギー出身なんだね。
ずっとフランス人かと思ってた。
ベルギーか。行ってみたいな。
ちなみにElekibassは、7月末に去年出演した台湾のフェスに参加。
去年のあの異常な盛り上がりを、また再現したいな。
台風、頼むからどっか別のとこに行ってくれ!
そうそう、台湾に行く前に、7/23下北沢QUEでライブがあるので見に来てね。
きのうのライブリハは、久々の曲を練習したりして楽しかった。
そして久々にカフェロンのシュンスケさんと共演。楽しみだ。
そして8月は、アメリカへ。
ツアー初日はジョージア州アセンズで、「アセンズポップフェス」に参加。
参加アーティストは、サーキュレータリーシステムやMコースト、インストゥルメンツに
キャスパー&ザ クッキーズ、マーブルスにベルクロスターズ、
そしてダニエル・ジョンストン・・・。
ああ、見るだけでも楽しみだ。しかもこの人たちに会えるなんて。
このフェスを楽しみにしてるのは、この広い世田谷に何人いるんだろう。
世田谷限定する必要はないが。地元の石川県でこのフェスに興味がある人なんて、
いるのだろうか。いるのかな。いや、いないんだろうな。スゲーいい音楽なんだけどね。
僕の趣味ど真ん中なフェスがあるなんて、とても幸せだ。
7月、暑い夏がやってくる。台風はどっか別のとこ行ってくれ。