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Let's find out about swarm's arm

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swarm's arm 9年ぶりの新作。
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塩谷さんの低~い声と、小林愛さんのあどけない声と二人のギターが交差して、リズムマシーンがピコピコなってて、キャッチーな轟音ギターが耳にやさしく心地よく響く。
外人に例えるなら、セバドーやヴァセリンズ、ダイナソーJrやピクシーズにペイブメントのキャッチー感や脱力感をプラス。日本人に例えるなら、例がない。

最新作はブラッドサースティブッチャーズの吉村氏がプロデュース。現在はドラムはMooolsのウッチーさんに、リズムマシーンも館山さんが両手で手動ピコピコ。4人編成のスワームスアームが、やる気満々でリリースした新作。

9年ぶり、ってことは、スワームスと出会って、どんくらい経つんだろう。
Elekibassの初音源は、スワームスとのスプリット7インチレコード。
あれが2001年くらいだから、約7年前からの付き合い。
僕らが学生時代にテープ音源をリリースしてたとき、エンジニアをやってくれたのが、塩谷さん。
山の上の、クーラーもない大学の練習スタジオで。夏の真っ盛りだった。
ついでにいうと、このブログ「Kamehome」の元ネタは、しおのやさんの「Shiohome」。
当時は僕らがテープを作ってたり、「Kamehome」が手書き更新だったり。
7年って長いね。

7年くらいの長い付き合いと言っても、実際スワームスと会ったり話したりするのは、たぶん両手と両足で十分数えられるくらいかも。友人知人のライブ会場で出会うなんてことは、まずない。
一年に一回やるかやらないかのスワームスのライブを見に行くときに会うくらいで、
あとは時々ギターの事や近況報告を、メールするくらい。

そういや、Elekiが初めて渋谷のクアトロでライブをやったとき、見に来てくれたな。
出不精の彼が、渋谷から遠く離れた実家から見に来てくれたのは嬉しかったな。

靴修理屋で働く塩谷さんには、僕の靴を直してもらっている。
購入し4年目で靴底がはがれ、雨水が染みこんできた僕の靴は、塩谷さんに直してもらい7年目に突入。
修理後の靴の側面には、頼んでないのに「KAMEDA」と刻印されていた。
これが結構、気に入っている。

そんでこないだは、スワームスアームのレコ発イベントに行く。
いつぶりのライブかな?
一曲目の出音から、今までにない勢いがある。
宅録バンドから生のバンドサウンドへ、ベースはいないがドラムと二人のギターのかけ合いサウンドがとても迫力があるが、その合間に鳴ってるピコピコで、肩の力が抜ける。
迫力と脱力が、とてもいいバランス。
9年前の曲も2曲くらい(だったかな?)演奏。4人編成でパワーアップして聞こえた。

なんせ昔から知ってる人達だし、僕が初めて出会ったミュージシャンなので、感慨も含めてライブを楽しめた。
今やスワームスと一緒にライブをする機会はないし、これからもあるかは分かんないけど、いつまでたっても意識する存在。

そんな人との付き合いは、そりゃもちろん長くなる。

しおホーム

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Elekiとswarm's armの7インチレコード。スワームス側ジャケット。
これ、たしかカナダだっけな?

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こっちはエレキ。

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