« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

ロード・オブ・ザ・リンゴ

Applesinstereo_009_2

The apples in stereoの新作。
レッツ Listen!
レッツ Apple!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

NHKで再放送されていた、地球ドキュメンタリー 「プラネット・アース」。
面白かったな~。

「地球は、本当に、本当に・・・、美しい!」

と、緒方拳Said。 

オレもそう思うよ! KEN!!

話は変わって、

地球から何億光年と離れた「マーブル星」に住む、ロバート・シュナイダー。
彼はおじいさんの死際に、リンゴの種を受け取る。

「ロバートや、このリンゴの種を、地球という星に植えてきておくれ。
地球には、リンゴに飢えている人がたくさんいる・・・・」

そう言い残し、おじいさんは息をひきとる。
悲しむ間もなく、勇敢なロバートは、いざ地球へと向かった。

地球に降り立ったロバート。
死んだおじいさんの部屋に飾ってあった古地図だけを頼りに、リンゴの種を植えるべき場所、「ステーリオ城」へ!

ロバートがさまよった、深い森。
Applesinstereo_002_1


ロバートは山を越え、谷を超え、森をさまよい、海を渡る。ある時は襲ってきた猛獣と果敢に戦い、絶望的な空腹とも戦う。またある時には立ち寄った村の娘とささやかなロマンスに落ち、またまたある時には音楽の趣味が合う仲間と出会う。


ロバートは、リンゴの種を握り締め、ひたすら旅を続ける・・・。

Applesinstereo_003_2
ロバートに親切にしてくれた、ナントカ種族の長。

Applesinstereo_004_1
鉄壁だった砦。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

旅を続けて一ヶ月が過ぎた。種を植える聖地、「ステーリオ城」にはいつ辿り着くのか・・・・。
ちょっと一休み、木陰げのカフェでコーヒーを飲んでいると、一人の青年が入ってきた。

「アイスコーヒーのSサイズと、チョコチップクッキーを・・。」

青年はロバートの向かいのテーブルに座り、窓から外をぼんやりと眺める。

誰もいない、静かな店内。天井をゆっくり回るファンと、アイスコーヒーの氷がカラン、と溶ける音が響く。
ふと目が合った青年とロバート。お互い笑顔を交わす。2人の間に、自然と会話が始まった・・。

彼はフロドという名の青年。
世界を滅ぼす魔力を持つという指輪を悪から守るため、旅を続けているとのこと。

「この指輪を捨てなきゃいけないんだ。じゃないと、この美しい地球は悪者の手に・・」

「種を植えに行くんだ。死んだじいさんの遺言さ。世界にリンゴを実らすために・・・」

2人はすぐに意気投合。
時間を忘れ、いろんな話をする。家族の話や少年時代の話、好きな野球選手や女の子の好み、影響を受けたミュージシャンなどなど・・・・・。

店内の壁に、アコースティックギターが飾ってあった。
ギターを手にとったロバート、簡単にチューニングを済ませ、「Stream Running Over」をアコースティック・バージョンで静かに歌う・・。

ロバートの歌声を、じっと聞き入るフロド。

「・・・・。ああ、なんていい曲!素晴らしいよ、ロバート!!」

フロドは感銘を受け、一瞬でロバートの大ファンになった。

「実は僕ね、この指輪の旅が終わったら、レコードレーベルを立ち上げようと思ってるんだ。レーベル名は「シミアン・レコーズ」にしようと思うんだけどね、昔からの夢だったんだ。ねえロバート、もし君がよければ、僕のレーベルからCDをリリースしないか?」

目を輝かせ、熱く語るフロド。その彼の姿に、ロバートはリリースを快諾する。

2人はカフェを後にし、お互いの旅を続けるべく別れた。また必ず会うことを、固く約束して。

Applesinstereo_001
聖地、「ステーリオ城」。


ステーリオ城のてっぺんにリンゴの種を置いた瞬間、種から芽が吹き出し始め、それが幹になり枝になり、緑の葉っぱが生い茂り、種はあっという間に巨木に成長!
そして次々と、数え切れないほどの真っ赤なリンゴが実り出す。
生まれたばかりのリンゴ達は声を揃え、いっせいにこう歌った。


「ステレオのヴォリュームをあげろ!ステレオのヴォリュームをあげろ!」

木々のステレオから鳴り響く、リンゴ達の歌声。
その歌声は、野を超え谷超え山を越え、北極は白熊、南極はペンギン。海洋はクジラ、深海はクラゲまで。

ロバートの旅は、これでおしまい。

何年かのち、無事再会を果たした2人。また新たな旅が始まった。
お気に入りは、壁に飾ってあったアコースティック・ギターのイントロから始まる曲。

そして世界は、エネルギーに満ち溢れる・・・。


| | コメント (0)

ONE FINE DAY

Marshmallow_coast_001
Mr_2

M COASTと、ミスター・ヴァーディゴ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マシュマロ・コーストは、最新作で「M COAST」とバンド名を変名。

Vo/Gのアンディ・ゴンザレスはもちろん健在、メンバーに新しい風が。
デレク(B)の奥さん(エミリー)が、ボーカリストとして新たに加入。

そのエミリーが、このアルバムの半分以上の曲を歌ってます。
最初、このアルバムを聞いたのは、先月のアメリカツアーの車の中。
メロディやアレンジの感じ、随所のフレーズが、やけに耳につく。

「ねえエリック、これ誰の曲?」

「マシュマロコーストの新作だよ。」

やっぱ、マシュマロコーストの曲は、とてもいい雰囲気。僕は大好きだ。
アンディみたいなギタリストになりたい、と片隅で思ってる。

しかし、今作ではアンディはほとんど歌っていなく、エミリーという新メンバーがほぼメイン、というのをエリックから聞いて、ツアーの車内ではちょっとガッカリだったが・・・。
(※エリック・・・・僕らのUSツアーマネージャー/ツアードライバー/友人)

でも帰国して、何回も聞いてるうちに、

「いいじゃん、エミリー。」

と、すんなり納得。あっさり認めるオレ。ウェルカム!エミリー。

アルバムの一曲目からエミリーが歌う曲。とても春っぽい曲。春よ早く来い来いウキウキ気分。
3曲目は、「ONE FINE DAY」という、アンディが歌う曲。


最近、ようやく暖かい。FINE DAYが続く。
天気がいい午前中は、部屋でゆっくりして、昼食後、ちょっと外へ出かける。

こないだのFINE DAYは、DONに行ってブックカバーを買った。
最近ブックカバーが欲しくなって、DONに置いてないかなー、と思いフラリ入ったら、ナイスブックカバーを発見。一つ一つ手作りで、皮の色や中の素材の色、刺しゅうのステッチ感もそれぞれ違うので、どれにしようか?とても迷ったが、落ち着いた感じのヤツを購入。

ついでにブレスレットも買う。前つけてたのは、友人から買ったやつ。すげー気に入ってたのに、買ってから一ヶ月で失くした。多分、新宿西口辺りに落ちてるだろう。今回右手首につけたDONブレス、すぐ気に入った。

きのうのFINE DAYは、電車に乗り、髪を切りに行く。
ウチの親父の、還暦パーティに備えて。
ちょっとでも髪が長いと、遠まわしに何か言われるので。
結局、大して切らなかったが、還暦を迎える親父に備え、スッキリといい気分。

今日もよく晴れて暖かいFINE DAY。
夕方、馴染みの食料品屋で、キャベツとベーコンと、黒コショウを買う。
店長のオジサンとは、時々話す。

「このベーコンねえ、旨いんだよ~。ほら見てここ。 「職人」って書いてあるでしょ?よくある普通のベーコンとは、ちょっと違うよ。これでカルボとか作ったら、旨いんだよねぇ~。」

とのこと。店長は、僕が買った食材でカルボナーラを作ると予想したのだろうか。
残念ながら違うが、たしかに、この「職人」ベーコンは旨かった。調味料がいらないくらい。
店長、ナイス仕入れ!

ミスター・ヴァーディゴ/ポール・オースター著。
ある少年が、過酷、というかむしろ残酷な修行を積んだ結果、空を飛べるようになった話。
少年は一躍時の人、大スターになるが、重力への抵抗の代償はあまりにも大きく、少年は空を飛ぶことを諦め、別の道へと進む。
空を飛んで観客を魅了したこの少年、最終的には地に足をついた人生を送る。

DONブックカバーをつけたのは、この小説の終わりの方。手触りがいい。しっとりとやわらかい感触。
今日、読み終えたので、別の本を買いに行った。

カート・ヴォネガットという作家を探しに本屋へ。
アメリカツアーで僕らを泊めてくれた、テキサス州オースティンに住んでるライアン。
彼んちにこの作家の本が何冊かあって、ライアンが僕に勧めてくれたのがきっかけ。
しかし、彼がすすめてくれた本は、無かった。調べてもらったところ、絶版、とのこと。残念だ。
代わりといってはなんだが、僕のブックアドバイザー、duzzさんおすすめの本を買う。
(ガラパゴスを買いました)

帰宅し、ブックカバーを装着。

明日のFINE DAYが楽しみだ。

「One fine day, the medicine will play the part・・・・。」

と、M COAST sings。


Marshmallow_coast_002

| | コメント (4)

昨夜の初恋の事

001
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うわっ、タバコの火を逆につけちゃった・・・。口の中が、スゲー変な味・・・。
これは、とても不味い・・。

きのうと今日、普段は滅多にやらないことを、二日連続でやってしまった。
ボーッとしてんのかな?それとも、

 「西山くんのイタズラかな?」

フリーボのギタリスト、イシガキさんが、ライブ中に吐いた一言。

きのうは、「初恋の嵐」のボーカリスト、西山達郎くんの六回忌イベント。
僕らはオカネモンスターズとして参加。
このイベントに参加した出演者の中で、きっと僕がいちばん、西山くんと係りが少ないだろう。
だって僕は彼と、一言二言しか話した事がないような。

ライブの打ち上げで。確か、下北沢の二階にある居酒屋。すげー狭いところ。


西山くん:「カメダくん、いいねぇ!」
オレ:「・・・・・(何て答えたか忘れた)。」


オレ:「あの曲って、なんだかソウルなかんじですよね。」
西山くん:「・・・・・・・(彼がなんて言ったか、もう覚えてない。)」

②は、オレが「ブラインド」って曲のイントロのギターを聞いて、思った感想について。
タメ口じゃないところが、彼とオレのまだ淡い関係を物語ってるような・・・・

彼との会話は、こんくらいしか覚えてない。
これだけ見ると、なんだか会話じゃないね。

「一人はすでに 諦めてしまった  でももう一人は 笑いかける」

「星空のバラード」の一節。

「これは想像のストーリー 意味など無い 
これは想像のストーリー などでは無い
真夏の夜の事」

「真夏の夜の事」の一節。
いい歌詞だ。
ライブを見てて、この一節が聞こえてきたとき、ジーン、ときたのを覚えてる。 
きのう聞いたときも、ちょっときたな。

初恋の嵐のライブを見るたびに、曲の良さに魅せられた。彼のギタープレイにも。
いま聞いてる「さえない男たち」の後半のギターソロ、テレヴィジョンの「マーキー・ムーン」みたいに聞こえてきた。

きのうのイベントのあと、初恋の嵐がとても聞きたくなったので、ウチのCD棚を探したが、ケースだけで中身が無かった。
そんで今日買ってきた。
002

「初恋に捧ぐ」には、「Untitled」のプロモーションビデオが入ってた!
久々に、動いてる西山くんを見た。

おーい西山くん、いい曲だねぇ!(今頃タメ口。)

Photo_6

| | コメント (2)

Come on Baby Let's Go YOYOGI !

Neil_young_1
司会:ニール・ヤング。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カモンベイビー、レディース&ジェントルメン!

いよいよ明日は、「代々木オリンピック0318」の開催です!

さて今日は、出演選手を発表します。


E12_1
ロシア代表?トモフスキー選手!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本代表、京都在住、片山ブレイカーズ& ザ★ロケンローパーティ 選手!
A23_1
009190011_1
京都府旗


F1
そして、アメリカ帰国2週間代表、Elekibass選手!

競う種目は音楽、参加選手のみなさんは、すでにメダル当確の模様です。
場所は代々木のダウンタウン、「Zher the Zoo」にて19時スタート!

| | コメント (0)

of montreal with Elekibass 追記

Of_montreal_011
ツアー限定EP。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

デビット・バーンズの、ちょっとオドロオドロしい、ジャケット・デザイン。
Of_montreal_015
馬。

Of_montreal_016
羊? 

マンダラ花火みたいでキレイ。
Of_montreal_013

さて、今回僕らはオブモントリオールのライブを9回連続で見たんだけど、
彼らのセットリストの中で、僕ら的にヒット&ブレイクした曲がありました。
(たぶん全員。オレは超好きな曲)

イカしたベースラインから始まる、
ダンス・ダンス・ダンス!できるナンバー。歌メロがおもろい。
「 Gronlandic Edit 」って曲。

 「チュ・ウ・ウ・ウ・ウ・ウ・ウ・ウ・ウ」とか、 「ディ・バ・バ・バ・バ・バ・バ」とか、

 「ファ・ア・ア・ア・ア・ア・ア・ア・ア」とか。

そんでこの後の、

「フォーゲーーーーチュッ!」 (フォーゲー、フォーゲー、フォーゲーッチュ)←※コーラス部分

「Forget」と言ってるんだと思うが。
この曲が始まれば、お客さんは踊る、踊る、踊り始めてた。もちろん僕らも。
移動中の車の中とかで、真似したりしてました。
彼らのライブの後半は、この曲で盛り上げてた。

変な曲・笑 すっかりツボにハマりました。

レッツ Listen!


あと、印象的だった曲は、オクラホマ大学での一曲。
これはノリPも日記で書いてるが。
彼らのサウンドチェックの時から、スピーカーから何だか怪しげな「ビーッ」というノイズ。
いざ本番が始まり、再びあの「ビーッ」というノイズが鳴り始めた。
突然ステージ後ろのスクリーンが消える。続いて、バックトラックの音も消える・・・。

そしてついに、 全ての電源が落ちた。

場内騒然。「ザワザワザワ・・・・。」
ステージ上のオブモン達はキョトン。
そしてオブモンPAのダン、その他スタッフはパニック状態。

修復作業にあたったが、復旧不可能。バンドはアコースティックセットでライブ続行。

そんな状態でのライブ、最後の一曲は、お客さんからのリクエスト。
オクラホマ大学のキッズ達がオブモンにリクエストした曲は、

「Tim I Wish You Were Born a Girl」

って曲。彼らの1stアルバム「Cherry Peel」の、ギター1本弾き語りの曲。

うわ~、なんて古い曲を。オレが大学生の時によく聞いてた曲だ。
まさに、あのシチュエーションだから出来た曲。
古すぎる曲の為、ケビンはこの曲のコードを覚えてない様子。
なので、学生にギターを渡し、弾かせてた。(その学生も結局弾けなかったが・笑)

ステージにお客さんをあげ、みんなで「Tim~」をアカペラで大合唱。
奇跡。オレ感動。

つーか、このオクラホマキッズたち、よくこんな古い曲を知ってたな、と思った。
オブモンがブレイクしたのは最近2作の、打ち込みサウンドになってから世間に広まって、最近の作品しか聞いてないキッズファンばっかりだと思ってた。

でも、みんな、昔の作品もしっかり聞いてるんだね。
しかもこの学生キッズ達、オブモンのファン達、「Tim~」の歌詞もバッチリ歌えてる。
(オレはこんなこと書いておきながら、歌詞までは歌えません)

オブモンの昔の作品も、ファンの間でしっかりと浸透して、受け入れられてるかんじ。
この光景、この事実、なんかスゲー嬉しかったなあ。
(オレが嬉しがる理由がよく分からんが)

誰がリクエストしたか知らないが、ナイス。クールだ君は。
やるなっ、オクラホマキッズ!

こんなステージ見せてくれて、サンキュー。

そのお礼といってはなんですが、
ウチのナカジマが、オクラホマ大学のサンダルを買いました。
(そういうことにしとこう、履いてたスニーカーが壊れたナカジマ君。)

Of_montreal_014
with、Elekibass。


| | コメント (5)

mini-eleki & velcro stars@最終日

Usa2007_002_1
ツアー最終日のポスター。
スクリーン・プリント製。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ツアー最終日。
ナッシュビルのアンナ宅から再びマーフェスボロのシェーン宅で一泊。
今日もシェーンのピザ屋でピザを食べる。シェーン特製のSir.Pizza。僕ら3人はペロリ。
コーヒー飲んでマッタリする。今日はキースもエプロンつけて働いている。仕事の合間をぬって僕らのテーブルに来てくれる。

その後、シェーンと僕らは地元レコード屋さんへ。
ベルクロ達がよく通ってるレコード屋さん。僕らと同じような趣味のCD,レコードがたくさん置いてあり、楽しい。
別室では、ライブ告知用ポスターを作る部屋が。オジサンと女の子2人が働いていた。
スクリーン・プリントという、ポスター製作手法。
デザイン画に絵の具をまぶし、上から板で押さえつけ、プリントしていく手法。版画に似てる。もしくは「プリントごっこ」。1回の工程で一色刷りのため、色を重ねたいときは同じ工程を繰り返す。
しかし女の子2人は、1回の工程で絵の具を適当に混ぜ合わせ、絶妙なグラデーションを演出。
こうして出来上がるこのポスター、色合いがとてもいい感じ。微妙な色彩、色感、濃淡。手作り感も残る。
ただの広告用ポスターではなく、もはやひとつの「作品」。
僕はバナナのポスターがとても気に入った。(※前回参照)

「これ、君が作ったの?いいね、オレ好きだよ。」

「ありがとう。私ともう1人で作ったの。その彼は今いないんだけど。」

僕は別のポスターも二枚購入。

いよいよ今日でツアー最後のライブ。「Casa Burrito」っていうブリトー屋さん。
僕らが食事していると、HHBTMのマイクと、オブモンツアーでずっと一緒だったエリックが来てくれた。
ジョージア州から車で4時間。おお~、来てくれたんだ、サンキュー!
「ベルクロ達とのツアーはどうだ?」 「ああ、もう最高だよ!」

青年がもう1人。ん、彼は見覚えあるぞ。そうだ、2年前に僕らがポップフェスに出演してたとき、物販してたスタッフの人だ。「久しぶりだねえ~!」なんて会話する。

食事を終え、テーブルやイスを撤去、機材を運び込み、店内はライブスペースに早変り。
さすがベルクロの地元、お客さんもぞくぞく入る。100人くらいのキャパに、人が賑やか。
そして、超懐かしい人と再会!
僕らが初アメリカツアーをした6年前、マーフェスボロのカフェ「レッドローズ」のオーナーが!
彼はトム・クルーズ似の男前。前回会ったときに、「トム・クルーズに似てますね」って会話したのを覚えてる。しかしあれから6年、最初は誰だか分かんなかった。
エリックが、
「ほら、覚えてるでしょ?あのカフェの、トム・クルーズ似の・・・・」
って言ってくれたおかげで、「ああっ、あのときの!!」って具合で思い出した。
6年ぶりの再会。残念ながら、レッドローズは2年前に閉店したそうだ。いい雰囲気のカフェだったのに・・。
しかも彼、現在スクリーンプリントがあるレコード屋さんで働いているとのこと。

「えっ、そうだったんだ。今日そのレコード屋に行って、スクリーンプリント見てきたよ。バナナのポスターがあってさ、あれイカしたポスターだったよ。」

すると彼、「あっ、あれは僕が作ったんだよ!」

とのこと。あらあら、こりゃまた何て結びつき。

この日はキースの彼女、沖縄出身のレイコさんも来てた。沖縄訛りがかわいらしい。今回のツアーの事とか、キースとの出会いのこととか、色々話す。初対面なのに、とても話しやすい魅力がある彼女。
沖縄料理屋での店員とお客さんの関係からスタートした2人。

さて、いよいよ最後のライブスタート!僕らが登場するなり、とても盛り上がる!
僕らの前で踊ってる女の子2人。
あれっ?スクリーンプリントの女の子だ!しかもドレスに着替えてきてる!
会場はグワーッと盛上がり、喝采と歓声。場内とてもいい感じ。今日僕らはヘッドライナーじゃなかったのに、アンコールに答え盛り上がる。
とても狭いステージ。ベースナカジマは飛び跳ね、スピーカーがステージから落ちそう。ボーカルサカモトはイスに乗っかってフラフラになりながら歌い、フロアに飛び込んでいく。最後は僕もイスに乗っかりフラフラでギターソロ。お客さんはみんな「イエーイ!」って感じになり、僕らのUSツアーは最高な状態でフィニッシュ!

そして次は、今日のヘッドライナー、ベルクロスターズ。
僕はフロア後ろのソファーに乗って、ベルクロのライブを見る。6回も一緒にやったもんね、お気に入りの曲も出来たし、手や声のあげどころも掴んでるぜ!ナイスベルクロ!ゴーゴー、ベルクロ!

彼らのライブ後半、
「カモ~ン、Elekibass!!」 と呼ばれ、僕らもステージに上がる。お客さんと一緒に僕らもステージからベルクロのライブを楽しむ!
ベルクロのライブもフィニッシュ!
ここで、またイスに乗っかったサカモト登場、僕らがオブモンとのツアーで使った、仲本さん作「ONE MORE TIME ?」カードを客席にかざす!

「ワンモアタ~イム!!!」 (お客さん興奮)

そして、アンコールに答えたベルクロスターズ。

「ワンモアタ~イム!ワンモアタ~イム!ワンモア カスケード!」 (お客さん興奮MAX)

最後はシェーンがボーカルをとる、「カスケード」。この日2回目の演奏。

mini-Elekiとvelcro starsの、ベリーナイス超ワンダフルなツアーは終了!


ライブ後は、DJリン&ジェイソンでダンス・ダンス・ダンス!
お客さんもほとんど残ってて、フロアは「酒だ!歌えや踊れ!」ってかんじで超盛り上がる。
ナカジマは、ダニエルの「フォウ!&YES!」のタイミングもバッチリ。あの2人はコンビ並に息が合う。

DJの選曲がイカしてる。ジョナサンの「ロードランナー」をかけてるとき、
「はい、ここは落ち着いて~。もうすぐもうすぐ、まだだよ~。さあみんなここで!はい!レディオ~ン!」
曲の盛り上がり部分を、まるで指揮者のように振舞ってた・笑

キンクスの「ピクチャーブック」なんて、みんな歌ってたな。スクリーンプリントの女の子2人も。トム・クルーズも。歌いながら僕達に話しかけてくる人、「Shall we dance ?」とやって来る人。あんな盛り上がる曲だったっけ?すげえー。他の曲でもそう、みんな踊りながら「歌う」んだね。歌いながら「踊る」の方か?
キースはレイコさんと、シェーンも楽しそうに踊ってる。
とにかく、最終日はほんと楽しかった。

さて、そろそろ日本に帰る時間。
キースとダニエルとはここでお別れ。しっかりとガシッ、とハグ&ハグ。

シェーン、レベッカ、アンディとその彼女。そしてマイクとエリック、物販の青年が空港まで見送ってくれた。空港内で全員で集合写真。みんなで僕らのシルクハットを被って。
「ハイ、チーズ!」

412727953_35d601ad19_1

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

予想以上に長い日記になってしまった。書くのも読むのも疲れたな。
思い出せばもっと書くこともあるんだけど、まあこの辺で。
これを書いてるときは、ずっとベルクロのCDを聞きながら。
何回聞いたことだろう、ツアーの思い出がリアルに蘇ってくる。

Thank you Velcro Stars !!!

412727947_18cce6e2a2_o_2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記。
DJリン&ジェイソンが、テレヴィジョンの「マーキー・ムーン」のCDをくれた。
しかもコピーじゃなく、ケースなしのCD裸のまま。
「JP、オマエは、是非聞け!!」 とのこと。

ありがとう、嬉しいよ。
412727946_ba08be5379_m

B0000ai45p01

| | コメント (6)

mini-eleki & velcro stars@Nashvill→Murfressboro

Usa2007_001_1
「バナナ・パーティ」のポスター。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
巨漢ナイスGuy4人組に別れをつげ、僕らはマーフェスボロに向けて出発。
今回は長距離ドライブ。フロリダ州から北上、アラバマ州を抜け、テネシー州まで、夜通しハイウェイを走り抜ける。ドアの隙間から風が入り込んできて、下半身がとても寒い。凍える。膝が痛くなってきた。(実は半ドアだった)
運転手はずーっとシェーン。相当疲れてるだろう。でも彼は僕らに疲れてるなんで素振りをまったく見せない。なんて男らしいヤツだ。つっても体力には限界がある。夜明け前にキースと運転を交代。
咳がひどそうだけど大丈夫かな?シェーン、ゆっくり寝てくれ!

朝の8時頃、到着。
マーフェスボロはベルクロスターズの地元。
各自、実家に帰って休息。僕らはシェーン&レベッカ夫妻の家へ。寝袋に入り、あっという間に熟睡・・・。

昼過ぎに起きる。するとシェーンが
「オレが働いているピザ屋に行こう。ピザを作ってご馳走するぜ!」
ってことでそのピザ屋に行って昼食。エプロンをつけたシェーンが、14インチの巨大ピザを作って持って来てくれた。これ、すげー上手かったな。僕ら3人は、そのピザをペロッとたいらげた。
シェーン、ごちそうさま。

夕方、自宅で生気を養ったキース、ダニエル、アンディと合流し、ナッシュビルへ出発!

今日のライブ地は、3人のアンナさんが住む家の地下。
ブロンドヘアーのアンナ、黒髪を後ろで結わえたアンナ、メガネをかけたパーマのアンナ。
3人ともそれぞれ、とても可愛いアンナたち。

「Three Anna」と呼ばれるこの3人が主催する、ホームパーティ。
なぜか、家の至る所にバナナが置かれている。
玄関、ソファ、トイレ、ピアノの上、天井からもバナナ、もちろん地下室にも。
アンナの手料理もバナナ料理。バナナケーキ、バナナチップ、バナナプディング、他にも色々たくさん。
どの料理がいちばんか?Let's Vote!とあったので、僕はバナナプディングに一票。

このホームパーティには、たくさんの人が集まる。アンナの友人、ベルクロの友人、パーティやってるって聞いたのでちょっと寄ってみました、って人まで。50人位いたかな。いや、もっといたかも。きのうのペンセコーラの集客より多い。アンナの手料理をつまみながら、お酒を飲み、がやがやワイワイと、話し語らう。
バナナを投げ出す人も。バナナ合戦が始まってた。
このホームパーティの雰囲気、とても楽しい。

「ヘイ、JP。テレヴィジョンの「マーキー・ムーン」は聞いた事あるか?」

「知らない。聞いた事ないなぁ。テレヴィジョンのCDも持ってないし。」

「オーマイガッ!ほんとに?マジで?何で?ウソでしょ?信じられない!Hey リン、聞いてくれよ、JPはマーキー・ムーン知らないんだってさ!!」

「え~っ!?オイ、マジかよ知らないの?なんてこった!そんじゃ明日あげるよ!」

シェーンと同じピザ屋で働くリン、アトランタでも会ったジェイソンと僕との会話。

頃合を見て、ライブスタート。みんな地下室へ移動。
この日は盛り上がったなあ。ホームパーティのおかげでアットホームな雰囲気、みんな楽しむ気満々。
ベルクロ達もいい感じ。彼らは僕らと違い、結構ガツーン!と音を出すバンドだが、こんな地下室でもバランス良し。前回のライブハウスより良かったくらいだ。
なぜかこのホームパーティに地元記者が来ていて取材をしている。僕らもインタビューされた。

Q:「なぜ、わざわざアメリカまで来てライブをやるんですか?」

A:「オマエは何でホームパーティを取材しに来たんだ?他に取材する事がないのか!?」

とは言わなかったけどね。

パーティも終了、僕らは地下から機材を運び出し、車に積む。
う~ん、楽しいパーティだったな。僕らのCDを買ってくれた人までいたし。
日本じゃ出来ない、味わえない、こんなパーティ。

アンナ達に僕らのCDをプレゼントする。キッチンで食器を洗ってた、めがねのアンナ。

「今日はどうもありがとう。とても楽しかったですよ。」

「いえいえ、来てくれてありがとうね!おかげでとても楽しいパーティになったわ。」

CDをプレゼントすると、とても喜んでくれた。
そして今回のツアー話をする。
するとアンナ、冷蔵庫を指差し、

「これ、彼らよ。二年前にウチに来てくれたの。」

指差した写真は、なんとオブモントリオール。
アンナ達とオブモンが、にっこり笑って写っている。

「えっ、マジで!?オブモンが?彼ら、どこでライブやったんですか?」

「そこの、ピアノが置いてある部屋。」

その部屋は、ピアノとソファが置いてあるリビング。
二年前っていうと、ちょうどオブモンがブレイクする寸前じゃなかったかな?たしかその頃も、しっかりした機材、専属PAがいないと出来ないライブ内容だったはずなのに。

「彼らがあんなにビックになるとはねぇ、私も嬉しいわ!」

アンナはその写真を見ながら、とても嬉しそうに、そして懐かしそうに話してくれた。

いまや1000人クラスの会場をソールドアウト出来るバンドがなあ・・。
寸前までこの家でもライブしてたなんて。
なんか嬉しいような、悔しいような。どっちかと言うと、やっぱ嬉しいかな。何で嬉しいかはよく分からんが、僕は感謝と微妙な気持ちでアンナと別れた。サンキュー、やさしいメガネアンナ。

ブロンドのアンナには僕らの1stアルバム「California」をあげたが、
「それ持ってるから違うのちょうだい!」と言われ、

黒髪を後ろで結わえたアンナには、会えなかった。


| | コメント (0)

mini-eleki & velcro stars@Jacsonvill→Pensacola

Usa2007
ペンサコーラに貼ってあったポスター。
HHBTM、エリック作。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
青い空、白い砂浜、エメラルドグリーンの海。空飛ぶカモメはきらきら輝く・・・。

まさに「絵」に描いたようなビーチ。本当にこんな所あるんだね。
僕らは靴を脱ぎ、ズボンの裾を膝までまくり上げ、波打ち際を歩く。
海の水はヒンヤリ気持ちいい。

パラソルで日よけした、砂浜の老婦人。2.3羽のカモメにちょっと餌をあげたばっかりに、50羽近くのカモメの大群を相手するはめに。しかもカモメ、羽ばたきながら老婦人の周りを飛び囲んでいる。
僕は老婦人の隣に座り、目の前を飛び交っている何十羽のカモメを眺める。空高く飛ぶカモメの群れを、目の前で見ているような感覚。まるで僕もカモメといっしょに空を飛んでいるかのよう。

「あらあら、まったくなんてカモメなの。あなた達にあげる餌はもう無いのよ、ほらもう、あっちへお行き!これじゃまるで、ヒッチコックのバードじゃない。さあ、パーティは終わったのよ!」

この光景、写真に撮りたかった。カメラ持っておくべきだったな。レベッカはニッコリとビデオに収めてた。
ビーチで僕らは、しばしの夏気分を満喫。
アンディと僕はナカジマを横に抱え「ビーチボーイズ!」って写真をとろうとしたが、ナカジマは予想以上に重くあえなく失敗。ダニエルがとった写真をみたら、僕らは波乗りに失敗し、サーフボートをずるずる引きずっているような姿だった。

靴下で砂を払い落とし、軽いランチを食べ、今日のライブ地であるジャクソンビルに出発!

ジャクソンビルはさびれたオフィス街みたいな雰囲気。夜の7時くらいだったと思うが、道行く人もまばら。
今日はライブハウス。共演バンドの人に
「よう、TOKYOから来たんだろ?オブモンとのツアーはどうだった?ほう!そりゃスゲエな!」
なんて会話する。その彼の胸にはElekiバッチが。サンキュー。

お客さんもそこそこ入り、ライブスタート。
共演者の人達も僕らのライブを見ながら楽しそうに踊っている。いい光景だ。
ライブ終了後、フロアではムタンチスとかジョナサン・リッチマンの曲がながれ、3,4人くらいのお客さんが踊ってる。僕もいっしょになって楽しんだ。

夜はライブに来てたお客さんの家に泊めてもらう。「オレんとこ泊まりに来い!」って言われて。190センチはあるだろう、バッチリ刺青パンキッシュな男。もちろん部屋もパンキッシュ。そんでとても親切。サンキュー。

翌朝、外に出てタバコを吸ってると、シャワー上がりのキースが来た。
「今日は曇ってるね・・。」
キースにタバコを1本あげ、吸う。こんとき色々話したな。すっかりお互い慣れてきた僕らは、パーソナルなところをツッコんでも、もう問題なし。

そんでペンサコーラって街に向かう。着いたら大雨!どしゃぶりもいいところ。
ここはベジタリアン用のレストラン。お店の半分がライブスペース。店内は外の雨も手伝って、どんよりした雰囲気。こんな人気のないような町、しかもこんな雨の中、お客さん来るのか?と僕らは不安。
しかしいざ始まってみると、2,30人くらいは集まった。どっから集まってきたんだ?さっきまでの店内のどんよりした空気は、賑わいに変わる。

今日僕は、ベルクロのステージを真横から眺める。ステージ脇だったせいもあって、チラチラと目が合う。とくにダニエルと。おどけた顔や、にっこりスマイル。もちろん、「YES!」のガッツポーズもあり。

僕らはフロアにマイクを降ろし演奏。ライブ中盤まで、お客さんの反応はイマイチ。今までと違う。
フロア後方に、デーモン小暮とKISSを足したようなメイクをした、巨漢アメリカン4人組が、腕をくみ僕らをジーッと眺めている。はっきりいってコワイ。
僕はその中の1人の顔をずっと見ながらギターを弾いてると、向こうは「ニヤッ」と笑う。それでもやっぱり、コワイ。
最初は悪かった反応も、ライブの後半にはみんな踊り始めた。僕らの目の前で、みんなダンスダンス!あの4人組もいい笑顔してる。そんでアンコールも二回やったかな?
結果、オーライ!


ライブ後、デーモンKISS巨漢4人組が楽屋に入ってきた。
「Hey、よかったぜ!」
そんで僕らはガッチリと握手。
みんなで集合写真、ってことで、アンディにカメラを渡し撮ってもらう。
ちっちゃい日本人3人と、こわメイク大男4人組の集合写真。
これは面白い集合写真だ。

が、あとで確認したら撮れてなかった!残念・・・。  

| | コメント (0)

mini-eleki & velcro stars@Panama City

さて、今日から再びロードツアーがスタート。
午前中、ベルクロスターズが迎えに来てくれた。
さあ、荷物をつめ込め!今回はちゃんと座席シートもあるぜ快適だ!長距離移動もへっちゃら!

と思いきや、ベルクロ達が乗ってきたバンは、オンボロ車。
「60年代か!」とツッコミたくなるような、その外装。
このドア、どうやって閉めんの?後ろのドアとか、ちょっと微妙に開いてない?
古いタイプだけに、外装の色合いとか内装の装飾には雰囲気があるんだけどね。
SONY製のカーステレオだけが、妙にきらびやか。
荷物や寝袋をなんとか押し込み、(ねじ込んだ、という方が正しいかも)今日のライブ地、フロリダ州パナマシティに向けレッツゴーゴー。
ドライバーはギターのシェーン。ベースのダニエルは「フォウ!」と奇声をあげ、「YES!」とガッツポーズ。
(フォウ!と叫んだあとの「YES!」。 このセットはどうやらダニエルの決めセリフ。)
オンボロバンは、ガタガタ・・ゴンゴン・・・、ゴツッ、言いながら走り出す。

車内ではビートルズのアンソロジー(たぶん)がながれる。
僕らはランラ~、とコーラスを一緒に歌ったり、キースの彼女は沖縄出身で日本人の女の子、ダニエルは相変わらず「YES!」。 という車内での会話。

フロリダ州の南端に位置するパナマシティ。道路脇にはヤシの木が生え並び、街はなんだかトロピカル色。南に来たんだな、ってのを実感。まず、暖かい!今まではコートを二枚着ても寒かったのに、これなら下手すりゃTシャツでオッケー。 なんだこの気温差は。

今日ライブするところは、Gallery Above Art Spaceってとこ。アートギャラリースペースだ。(カタカナにしただけ)
お店のオーナー、エリック (Tシャツで裸足、真っ黒に日焼け)が出迎えてくれた。
「サンキューElekibass!来てくれてほんとマジで嬉しいよ!」と熱く出迎えてくれる。
(ちなみにエレックのこのセリフ、「いや~、ほんとにね、来てくれて・・・」と後で何回も言われる。)

早速機材を運び込み、しばしの休憩の挟んで、ライブスタート。
へんぴな所にある今回のライブ地だが、なんだかんだで人が集まってきて、40人前後かな、アートスペースは賑わいを見せる。
僕らのライブ中、ナカジマ君の前にいたお客さんが、
「なあ、オレさ、ドラム叩けんだけど、叩こうか?ドラムいないんだろ?叩こうか?なあオイ!」
と執拗にナカジマくんに迫っている。いやいや、今ライブ真っ最中なんだけど。
アートスペースは、こんな風な自由な人でいっぱい。ベルクロと僕らのライブは賑やかワイワイと盛り上がる。

オーナーエリック:「いやあ、来てくれてほんとマジで・・・」 

ライブ後はアートとサンドウィッチとアイスクリームを鑑賞&堪能。
エリックの家に泊めてもらう。寝袋に入ればすぐ熟睡。

翌日起きると、キース、シェーンはTシャツ短パン姿。

シェーン:「朝メシが先か、ビーチが先か?」

みんな:「ビーチ!!」

ダニエル:「YES!フォウ!」  (時々「フォウ!」が後ろにまわる時がある)

つーか最初からビーチに行く気満々だろ、そのカッコは。

つーわけで、僕らはビーチへ、南の海へ!

| | コメント (0)

mini-eleki & velcro stars@Athens

Velcro_stars_002
アセンズのレコード屋で買ったCD。
「NELSON ANGELO E JOYCE」。ナイス!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オブモントリオールとのツアーを終えたElekibassは、オカネモンスターズに変身!
3人版ミニ・エレキ。この日からナカジマは、ベーシストに変身転身!

アトランタ空港でノリP、三沢さん、深田さん、仲本さん、ヒロ君を見送った僕らは、
アセンズって街へ向け出発。時間はまだ夜明け前。車の中で寝てるうちにアセンズに到着。

Happy Happy Birthday To Meレコードのオーナー、マイクの家に泊まる。
マイクの奥さん、レスリーは健在。相変わらずのじゃじゃ馬っ子ぶりが可愛らしい。

僕らはアセンズの街に繰り出す。レストラン「Grit」でディナーを食べ、レスリーが「行きたい!」っていうアイスクリーム屋さんに行ってデザート。お腹いっぱい、これ以上はノーサンキュー。
街を散歩してると、バーでオブモンのツアースタッフ、デイビーとばったり遭遇。
別れてから一日しか経ってないが、「ヘーイ!Guys!」と、あたかも一年ぶりのような抱擁。
バッタリ会えて嬉しかったな。オブモンのCDジャケット、他デザインをしてる、デイビットもいた。
またまた「OH~!!ヘーイ!!」と抱擁。

僕らはそのバーに入り、デイビーのおごりでビールを飲む。ナカジマはウイスキー。
そして僕らはレッツ・ハングアウト、オブモンのツアーマネージャー、マイケルの家に遊びに行く。
マイケルが僕らが初めてアメリカでライブしたときの写真を見せてくれた。6年前の写真。
そんなのを今までとっておいてたのがスゲー。嬉しい。つーかマイケルもオレらも、若い!
ゆったりと過ごし、マイケル宅をバイバイ。

ライブ当日、サウンドチェックまで時間があったので、僕らはアセンズの街をブラブラ。
オブモンのギター、ブライアンBPが来てくれた。いっしょにランチを食べ、コーヒー飲んでブラブラ。
そしてアセンズに来たときは毎回行ってるレコード屋に行く。
このレコード屋、映画「ハイ・フィディリティ」のモデルになったんだって。
渡米4回目にして知った事実。うわっ、そうだったんだ、そりゃ面白い!
そう言われれば、なんとなく雰囲気が似てる。
僕はマイクに、「映画の中で、部屋にポスターが貼ってあってさ・・・」
というと、マイクは
「オブモンとレディイバグ・トランジスタのポスターでしょ!」
と先に言われた。さすがマイク!ちゃんと見てんな。(彼は現在このレコード屋で働いている)

そして、オリビアトレマーコントロールのジョンとも再会!
「へ~イ!!久しぶり~!」
ベース、クラリネット、ヴァイオリンまでこなす、僕憧れのミュージシャン。
ジョンが弾くメロディは、とても魅力的。魅惑されてしまう。あの雰囲気、大好きだ。
彼が店内でかけてたCDがずっと気になってた僕。どことなく、彼っぽい雰囲気の音楽。
「I'll take this one !」 と購入!

今日のライブは40watt clubってとこ。
3人でやるにしてはキャパもステージも広い。
ある意味僕らのホームタウン、いろんな人達が見に来てくれた。
前回のUSツアーを一緒に周った、キャスパー&ザ・クッキーズのドラマーのピーター、
来日時にキャスパーでドラムを叩いてたベン、元オブモンのベーシスト、デレク(元Mコースト、40wattでPAとして勤務)、オリビアのキーボーディストのピーター、そしてオブモンのBP、ジェイミー、ドッティにスタッフのニック・・・
などなど。肩書き書くのが大変だ、書ききれん!

この日、正直僕らのライブの出来は良くなかったが、みんな見に来てくれて、ほんと嬉しかったな。
ちなみにオブモンのジェイミーは、なんと僕らのライブ途中に飛び入り!
ドラムを叩いてくれました・笑  

さて、ここでやっと登場、後半のツアーを一緒に周る、VELCRO STARS!
テネシー州マーフィスボロの5人組のバンド。
彼らもHappy Happy Birthday To Meレコードからリリースしており、僕らとはレーベルメイト。
しかし初対面。これから一緒にツアー周るんだけど、どんな人達なのか全然分からん。

黒フチめがねのいたずら坊や雰囲気のキース(Vo)、ブロンドのロン毛、遠くを見つめるその瞳、ハンサムだけど巨漢なシェーン(G)、そのシェーンの奥さんのレベッカ(key)、クリっとした目の愛嬌タップリな顔をしたダニエル(B)、イギリス王室にでもいそうな上品な雰囲気、一番年下だが一番落ち着いている、アンディ(Dr)。

ナイスキャラが揃ったベルクロスターズとのツアーが始まった。明日はフロリダに向けてゴーゴーゴー!

Velcro_stars_001

Velcro_stars


| | コメント (0)

Elekibass UStour 後記

Of_montreal_012_1
テキサス州オースティン、Emo'sっていうライブハウスに貼ってあった出順表。
Elekibassの綴りが間違ってた。その部分をオブモンのギター、ブライアンBPが切り取ってサインしてくれたやつ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰国して二日目。
空腹で朝の6時頃に目覚めてしまい、朝ごはんをしっかり食べ、
夜は11時位に眠くなる。昼ごはんは、全然すすまない。
時差ボケの影響なのか、かなり規則正しい帰国後二日間を送ってる。
おかげで、ゆっくりゆったり過ごす午前中。
あの慌しかった、アメリカでのツアー生活がまるで夢だったかのよう。

さて前回までのアメリカ未来日記も的中?僕らのアメリカツアーはほんとにスゲエ盛り上がりました。
大きなトラブルもなく、僕個人的には体調も大きく崩れず、快適で超刺激的な日々。
(でも車内の移動はキツかった)
出発前に日記を書いてたときは、「うまくいくんだろうか?」と心配事もあったけど、
今となっては、そんな心配が無駄だったかような今回の成功。
いやあ、よかった。そんで何より、楽しかった!

今回はエレキHPと同行カメラマンのヒロタケさんのサイトでツアー動画を配信。
あれを見ると、まさに「百聞は一見にしかず」、ツアーの模様が伝わったかと。
サカモトブログ、ベースノリPブログ、ヒロタケさんブログに写真付き日記を掲載中。
今回オレは写真は一切撮らなかったので、(デジカメ持ってない)
写真はそちらのブログで是非どうぞ。

今回のツアーはベースのノリP、サックスの仲本さん、ドラムの深田さん、キーボードの三沢さん、カメラマンのヒロタケさん、SPIROナカジマくんにサポートして貰い、総勢8人でのツアー。

予想以上の、すごいサポートをして貰いました。
みんなのサポートがなかったら、あんなに盛り上がってなかっただろう。
この面子で日本ではライブが出来ず、リハも1回だけ、アメリカでぶっつけ本番。
でもアメリカでライブを重ねていくうちにつれて、このツアー即席バンドは本物のバンドに変化してった。
オブモンだオブモンとライブだ!ってはしゃいでたのは、最初はオレ&サカモトの2人だけだったのに、最終的にはみんなでオブモンのライブを見ながら踊りまくってたしね。車の中で歌ったりコーラスを真似したり。
オブモンメンバーやスタッフとも打ち解けて、みんなツアーを楽しんでる光景は、見てて嬉しかったな。日を重ねるにつれ、ライブを重ねるにつれ、僕らの間で、また僕らとオブモン達の間で、化学変化みたいなのが毎日起こって・・・。
それを逐一カメラに収めていたヒロタケさん。連日の編集作業は大変そうだった。寝る間を惜しんでの編集。何気にヒロタケさんが一番タフだったりして。
つーわけで、この場を借りて、みんなサンキューほんとにどうもありがとう。
また行こう!

サカモトブログ

ノリPブログ

ヒロタケさんブログ

ナカジマくんブログ

※追記
あっ、そうそう、日記をまとめた関係で、貰ったコメントが消えてしまいました。
スンマセンがここでレスを。

duzzさん>つーわけで、早速蕎麦食べに行きましょう!そんときにお土産話でも。

satokoさん>そんじゃ大阪で会ったときにお土産話でも!

sumiko>
みんなsumikoに会いたがってたよ。「ソーリー、sumikoはbusyで・・ほにゃらら・・」と言っておいたよ・笑
ジョナサン・リッチマンは来年のアセンズポップフェスに出るんだって。マイクが言ってた。
会えるかも?行きたい!


| | コメント (2)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »