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OSAKA and ROMANCE tour

ホテルをチェックアウト、大阪に向かって出発。
この車でツアーをするのもこれで最後。
車はご機嫌にモーター・ブギを歌う。カーカーカー、ゴーゴーゴー!

3時頃に大阪に到着。
今回の僕らのワンマンをいろいろ取り仕切ってくれた、マツザキさんが出迎えてくれる。
今日のライブハウスは大阪knaveってとこ。
僕らは初めてのライブハウス。初めての場所って、なんかワクワクしていいね。
中に入ると、予想以上に広い。詰めれば200人位は入りそうだ。
ちなみに、今日の僕らのワンマンライブには200人も来ない。
このスペースどう使おうか?と悩む。
せっかく僕らのワンマンだし、何か飾り付けて雰囲気を出したい。
ライブハウスの内装は無機質だし。
結局僕らは、机を両サイドに並べ、持ってきたマント用の布をテーブルクロス代わりにした。壁にも貼れるだけの布を貼る。ライブハウス内は気持ち、パーティー感が出る。

さて、リハの時間。今日はワンマンなので当たり前だが出演者は僕らだけ。
なので、ゆっくり時間をかけてセッティング、リハーサルを繰り返す。
いつもより曲を細かく音響チェックできるので、余裕な気分。
クリチーも参加する予定のクリスマス曲のリハーサルもする。
合わせたのは、このリハが初めてだったかも。
しかしシンプルでキャッチーな曲なので、すんなり合う。

このライブハウスには珍しくVOXのギターアンプがあったので、使わせてもらう。
VOXのアンプは、ライブハウスには滅多に置いていない。
なんで置かないんだろう?いい音するのに。壊れやすいからなのかな?
今日は「baby woo」をやる予定だったので、アンプのリバーブ感をチェックする。
使い慣れてないアンプなので、リバーブのセッティングがちょっと難しい。
何種類もツマミがある。何だこれ?これ押せばいいのかな?
試行錯誤でリバーブの調整は何とかなった。これで楽勝!と僕はタカをくくる。
(しかし、本番で失敗する。リバーブはアンプ側じゃなく足元に置こう、と決心する事に。)

僕らのリハが終わり、今日オープニングアクトを務めてくれるベーコンのボーカリスト、
コウド君が登場。
コウド君とは久しぶりに会った。高円寺でのライブ後の打ち上げ中に決まった、
「今から築地に行って寿司を食ってこよう!」イベント以来。
勢いだけで築地に行こう!と先に口走ったのが、このコウド君。
今日は何曲か弾き語りをやってくれることに。サンキューコウド君。

その後、今日特別ゲストのクリームチーズオブサンが登場。
キーボードのいくちゃんと、フルートのぺーちゃんは都合により不参加。
アコーディオン前ちゃんが、大阪人なら誰でも知ってる位有名な中華まんを差し入れてくれた。
クリチーは明日ライブだってのに、エレキ初大阪ワンマン&イッチーラスト、ってことで
急遽出演してくれた。サンキュークリチー。

リハも全て終わり、楽屋で今日の仕込みをする。
サックス仲本さんアイデアの、腕にソーメンを付ける仕込み。
(エルビス・プレスリーみたいな。カウボーイとかインディアンが腕にダラーンと付けてるやつ。)
仲本さんは、
「セロハンテープで貼っとけば大丈夫だよ。」
と言うが、それでは明らかに剥がれそうだ。念のため安全ピンで止める。
山口さんは、セロテープとシャツの相性が合わず断念。イッチーは左右色違いのソーメン。
仲本さんは、自前のソーメン。ノリピーはベースに付ける。
そして付けるのを面倒くさがる坂本プレスリー。

さて準備オッケー、テンションもフィーリングッド!
19時オンタイムでエレキワンマンがスタート!
今日の特別ゲストDJ,グルーブあんちゃんがレコードをまわし始める。

オープニングアクトのコウドくん。
僕は準備の為楽屋にいたので、そのステージを見ることができなかった。
なのでドア越しにずっと聞いてた。コウド君の曲は、僕は好きだ。
あの鼻にかかった声、ねばりっこい歌い方でポップなメロディを歌う。
第3世代コンピvol1に入っていた曲も歌ってくれた。
そしてお客さんを盛り上げる!そういうところはさすがコウド君、盛り上げ上手。
オープニングアクトとしての役割をしっかりと果たしてくれた。
最後の曲はボブディランの日本語替え歌カバー。
コウド君があまりに盛り上げるので、本当はコウド君のあとにDJタイム10分間を予定していたが、この盛り上がりが覚めるのはもったいない、と急遽変更。
DJタイムを省いて僕らがそのまま登場することにする。

ライブハウスの入り口で、お面をかぶりドキドキワクワクと待機する僕ら。
コウド君が終わったと同時に、いつものエレキ登場のワルツが流れ始める。
さあスタート!僕らは登場ワルツにノッて、客席を歩き回る。
たっぷり余裕のフロアスペース、僕らは代わるがわる客席に寝転ぶ。
寝転んでピアニカを吹く。
そしてステージに上がり、
「We all Live Happilly together」でワンマンショウが始まった!

コウド君のおかげもあって、大阪のお客さんは最初からニコニコ笑顔、ノリがいい。
今回は三部構成。一部は比較的エレキ初期の曲が多い。
大阪でやるのは初めての曲ばかり。
新曲はもちろんそうだが、いつも見に来てくれているお客さんの前で初めての曲をやるのは気分がいい。「どうだ!」って自信と「どうかな?」って期待が入り混じる感覚。
「ジョンストン」や「baby woo」、「people pack into the rock」がまさにそう。
「who loves the sun」もそうだっけな?
「people pack」では僕が曲途中に使うボトルネックを家に忘れてしまったので、近くの100円ショップで買ってきた「野菜型とり」で代用したが、あえなく失敗。同じ金属だから何とかなるんじゃねーか?と軽く考えていた。ボトルネックみたいな音は出なく、とてもショボかった。(ボトルネックは忘れてもいいように2つ常備しとこう、と決心する事に。)

第二部は、ちょっと休憩ゆったりタイム。
トップバッターは坂本&ノリピーの「オカネモンプピー」。
次は、ノリピーがオカネモンプピーでよく歌っている曲「トッポジージョ」の弾き語り。
今回は、山口さんが急遽キーボードで参加することに。
その結果、先日の車内で盛り上がっていたノリピー&山口さんの謎のユニットが実現!
2人のユニット名は、「無限大(∞)」。(仮)
無限大の「わっか」の中に、2人の姿が見えたような気がした。
遠くも無く、近くもなく。2人の距離は無限大。今後の活躍期待大。
そしてクリチーが登場。
リハも無く、しかも僕らの楽器で演奏。
使い慣れてない感がタップリ出ていたが、そこはやはりクリチー。
曲が始まってしまえば、もう関係ない。クリチーのゆったりグルービーワールド。
ギターのこうちゃんは、僕のあの弾きにくいギターと扱いにくいだろうエフェクターを上手く使っていた。
やるなあこうちゃん。末恐ろしい男だ。

二部の最後は、リハでやった、クリスマス曲。
ほんとはこの曲の途中で、この日誕生日だったクリチーぺーちゃんをサプライズで祝う予定だった。
しかし当の本人が来れなかったので、誕生日が近い僕が急遽祝われることに。これもある意味サプライズ。
ステージ上で祝われたのは、生まれて始めて。照れくさいが嬉しい。みんなサンキュー。

第3部は、勢いで突っ走るノリノリなセットリスト。
今日も「音楽の日だ~!」と記念日を叫ぶ。
仲本さんが絶妙のタイミングで坂本くんの顔の汗をタオルで拭く。
「なぜそこで!?」一同大爆笑。
しかも、僕らのギター、ベースに白テープで布袋ギターペインティングが!
(例の、布袋ギターの幾何学模様みたいなやつ。それを仲本さんはテープで短時間で再現。)
いつのまに!サックスのフレーズも、僕らの隙を狙っていつもいい感じで入ってくる。
常に隙を狙っている彼。ライブ中も、ステージ上、客席を飛び回り、シャッターチャンスを逃さない!
(その迫真の写真は、たぶん坂本ブログで公開予定。)

第3部もガツーン、イエーイ、お客さんもイエーイ!ゴーゴーゴー!ってかんじ。
「baby it's me」では、いつかはコケるだろうと思っていたが、今回やはり思いっきりコケた。
客席に飛び降りた瞬間、気付いたら倒れてた感じ。「あれ!?コケてる!」って感覚。
「skin&bone」では、途中イッチーのドラムショウ、「ワン!」と「マン!」とコール&レスポンス。スゲー馬鹿馬鹿しく盛り上がる。
こんな具合で、お客さんもスゲーいい感じ、みんなキラキラしてたようにステージからは見えた。
ああいう光景を見る事が出来るのは、とても幸せ。ステージ上にいる、僕らだけの特権かもね。
こんなかんじで、第3部は突っ走って汗だくで終了。

楽屋に引っ込むと、アンコールの拍手が聞こえる。
ステージに戻った僕ら。アンコールは「I'm leaving」。
ここで、今回のワンマンハイライトと言っていいであろう、出来事が。
ボーカル坂本が、「お客さんみんなステージに上がれ!みんなエレキベースだ!」
と叫ぶ。すると、お客さんはためらう事無くダーッとステージに上がっていく。
その代わりに僕とノリピーと坂本くんは客席にマイクを下ろして演奏する。
うわ~、ステージ上がなんだかスゴイことになってきた!
つーかこのライブハウス内の、僕らとお客さんが入り混じったこの光景がなんだかおかしい!
「I'm leaving」は、僕とイッチーの掛け声から始まる曲。
イッチーが大勢のお客さんに埋もれてしまって見えない。
そんな中で、なんとかお互い目を合わせ、
これがホントの僕らとイッチーが最後に演奏する曲、「I'm leaving」。
そして僕らは最後のカウントをする。
「ワン、ツー、スリーフォー!!!」

ステージに上がったお客さんは、みんなそれぞれ楽器を持ったり踊ったり手拍子したり。
客席に降りた僕ら三人は、そんなステージを見ながら演奏する。
客席とステージの垣根はもう無い。僕らとお客さんの垣根も取っ払われた。
そんなとても不思議で、とても幸せで、最高な空間。
大阪ワンマンショウは、大成功。

ライブ後、見に来てくれた友人が楽屋に訪ねてくれた。
京都から来てくれたリミテッドエクスプレスの飯田君、ゆーきゃん。
わざわざありがとうサンキュー。
ライブ後の楽屋は、「やったぜ!お疲れ!」ムードが漂う。
汗だくの衣装を着替え、差し入れの中華まんを頬張りながら、後片付け。
打ち上げでは焼き鳥を大量に注文し、たらふく食べる。
もうしばらく焼き鳥は食べたくない。
しかし、ほんと疲れた。
ノリピーは腕がつりそうになってたし、翌日僕は、腕が筋肉痛。
ライブで筋肉痛になったのなんて初めて。
イッチーとの思い出話や、過去の秘話、裏話、今後のエレキ展望など、ドワーっと話す。
あ~眠くなってきた。お腹もいっぱいだし。ビールのせいかな?しかしいい感じの疲労感だ。
マツザキさん、ありがとうございました。ちなみに、焼き鳥注文しすぎですよ!
美味しかったです。
別れを告げて、僕らはホテルに帰る。

実は打ち上げに向かう前、僕とノリピーはたこ焼きを買っておいた。
打ち上げが終わった頃には屋台は閉まっている、と思ったので。
2人で部屋でたこ焼きを食べる。たこ焼きパーティー。
これは別腹。やっぱ大阪のたこ焼きは美味しいね。
テレビでは「シザーハンズ」をやっていた。
僕は、眠いながらも「ジムのヤロウ!余計なことすんな!」と思いながら、結局最後まで見てしまう。
朝の4時頃、フカフカのベッドの中で熟睡。
大阪の、楽しかった夜が終わる。


つーわけで、名古屋、大阪に来てくれたお客さん、サンキューありがとう。
おかげで最高のライブ、ワンマンになりました。
今度そっちに行くのは、たぶん春以降かな。
またそんときに会いましょう。
ロッキンに輝き、ロマンスに溢れたイッチーと最後のツアー。
ほんと、楽しかったな。
このアルバムでジョナサンが歌う、「JUST BEGINNING TO LIVE」。
その可能性は、まさに無限大。

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ROCKIN' and NAGOYA tour

12/21の朝8時30に自宅を出発!
のはずだったのに、イッチーが遅刻。9時過ぎにウチに来た。
しかし下北到着が予定より20分遅れたキーボード山口さん。
結果オーライ。イッチーの遅刻は静かに水に流れた。変なところで足並みが揃う。
9時半頃に名古屋に向け出発ゴーゴーゴー!

車内は何してたんだっけな?
後部座席は荷物でいっぱい。僕はその荷物によたれかかり寝ようとするが、
あのシルクハットが何度も落ちてくる。上手い具合に荷物と荷物の間に固定されない。
諦めた僕は、帽子を抱えて眠る。
ベースnori-pと山口さんは、なにやらずっと話してて盛り上がっていた。
この2人の謎のユニット結成に向けて。これは後日実現する。

名古屋に着いたのは、午後2時。
会場入りまで時間があったので、ライブハウス近くの喫茶店「コメダコーヒー」に入って時間を潰す。
サックス仲本さんは、シロノワールを注文する。
シロップがついてきたのに完全無視の仲本さん。
「なぜシロップをかけないのか?」とみんなから責められる。
しまいには「名古屋をバカにしてる」とまで言われる始末。
謎の2人ユニットは、仲良くケーキを注文。美味しそうに食べてた。
僕はそのシロノワールを一口貰う。美味しい。

今回のライブ会場「club Rock'n Roll」。
名古屋に来たときは、ほとんどこのライブハウス。店長にはいつもお世話になってます。
ステージは狭いが、その中はとても演奏しやすい。中音はテンションが上がる響き。
リハもいい感じで終え、本番までを各自それぞれ時間を潰す。
僕と坂本&noriピーは、ライブハウス周辺をブラブラ。
途中坂本くんが屋台で大阪風たこ焼きを買い食い。次の日には大阪に行くのだが。
僕も三つ程もらう。とても旨い。

特に行くところもないので、僕ら三人はまたコメダコーヒーに行く。
僕は第3世代のフリーペーパーに毎月コラムを書いているが、ノリピーにネタを提供して貰う。
「どこか行きたい国ってある?」
「チリ!」
とノリピーSaid。 早速チリについて携帯サイトで調べたが、特にネタになるような物はなかった。
却下する。次に行きたい国は 「モナコ」だそう。コラムネタはモナコに決定。

そして19時にイベントスタート。僕らの出順は最後。他の出演バンドをじっくりと見る。
「見学」って感じ。
そして楽屋で出番の準備。
各自衣装に着替え、待機。僕は帽子の準備をしていたが、今回帽子に付けるクリスマス用の花が1本足りない事に気付く。しょうがないのでイッチーの帽子には付けないことにした。
イッチーの帽子には特製の布が巻いてあるから、まあ別にいいだろう。
僕は赤い靴下を履く。滑らないように、足元を確かめる。(しかし後日思いっきりコケる事に。)
しかし、今回は別にクリスマス雰囲気にする必要がなかったことにも気付く。
まあいっか。せっかくだし。もう出番だし。

そんでライブスタート。
イッチー最後の名古屋ライブってことで、見に来てくれた名古屋のお客さんがたくさんいた。
名古屋では初めてやる曲も含んだセットリスト。エレキベース初期の曲も盛り沢山。
どうだったかな?こんな曲やあんな曲もあるんだよ。すごいでしょ?
ライブ中、僕はイッチーを何度も見ながらギターを弾いた。
2人でコーラスする瞬間も。「よし、ここだ!」って感じで。
やはりこのライブハウスは演奏しやすい。僕らはとてもいい感じで突っ走る。
名古屋のお客さんも笑顔で僕らを眺めてる。
そんなのを見てると、僕らはますますゴーゴーゴー。
ブラックライトで光る、腕輪のアクセサリーをしてる人達がちらほら目につく。
僕の前で見てた人が、腕を上げた瞬間かは分からないが、腕輪が僕のとこに飛んできた。
僕はそれを拾って客席に投げ返す。

客席に降りた僕らは、クリスマスやらなんやら歌い、歩き回る。
「今日は何の日だ!」 「音楽の日だ!」と勝手に記念日を叫ぶ。
しかし何の疑いも持たず、それにのっかる素直なお客さん達。
ドラム缶の上に乗ったり、ステージ前のモニターにのっかってみんなでギターを弾くフリなんかしたりして、
いいテンションで盛り上がる!

アンコールでは「オーストラリア」を演奏。
すると!
客席から「イッチーうちわ」が何十枚も飛び出してきた!
うちわ一つ一つに「イッチー」が描かれている。まるでジャニーズばり・
横一列、うちわが曲に合わせて左右に揺れる。
ステージから見たその光景は、何と言うか、もう、とてもハッピー。
写真とっときゃよかった!と、ライブ後の楽屋談。すげーいい光景だったのに。
なんで写真撮らなかったんだ仲本さん!
(後日彼はライブ中にもかかわらず、客席から写真を撮りまくる。)
そして曲の終わりになると、うちわがピラッとめくれ、
「イ」「ッ」「チ」「ー」「お」「疲」「れ」「さ」「ま」
に変わった!おお~すげえな。なんて統率感!マス・ゲームにも負けてないぜ。
あれは嬉しかったなー。サンキュー。つーかイッチーがいちばん喜んでた。
そりゃそうか。
ライブ後、ステージ上にうちわが並べられていた。
それを写真におさめるお客さん達。ちゃっかり僕らも。

こんなかんじで名古屋ライブ終了。
疲れ果てた他のメンバーをホテルに残し、僕と坂本君は打ち上げ会場に向かう。

打ち上げ会場の居酒屋に入ると、今日の出演者はみんなほぼ揃っていた。
みんな揃っての乾杯待ちの状態。
僕らはオープニングアクトを務めたTAROZの人達と同じテーブルに着く。
いきなり音楽話から始まった。
「名古屋のトム・ウェイツ」と呼ばれているTAROZの彼。
トム・ウェイツの話から始まり、ビートルズ最新作はあーだどーだ、
ウィーザー懐かしいね!ついでにクーラシェイカーも!
っていう話が次から次へと出てきて面白い。こんな話は、やっぱ盛り上がる。
今日会ったばっかの人達なのに。
最終的には「禁煙の本」を読んで禁煙した、って話に。その本の内容をじっくり聞く。
その彼は禁煙二ヶ月目。

みんなにバイバイ!今日はお疲れさま!別れを告げ、
僕らはタクシーでホテルに帰った。
タクシーから降りて、さあ寝よう、ってときに、「携帯をタクシーの中に忘れた!」
坂本Said。
Oh My God、なんてこった。僕の携帯で電話をかけてみる。
ヘイ運転手さん、電話だ!気付け!
願いをかけるが出ない。むなしく呼び出し音だけが聞こえる。
そのうち留守電に。本人はオレの側にいる、ってのに。
しかし、3回目でようやく運転手さんが出た!気付いてくれたらしい。
「もしもし!今さっき君らを下ろしたところにUターンしてるよ!ちょっと待ってて!」

無事携帯を受け取り、運転手さんにお礼をいい、ホテルに戻る。
ホテルの部屋はタバコ吸う組(仲本さん、ノリピー、苫米地会長)
吸わない組(山口さん、イッチー&坂本)。
妥当な部屋割りだ。
ぼくが部屋に入ると、みんなまだ起きていた。
仲本さんは風呂上がりで浴衣を着ている。妙に似合ってたな。
しばらくダラダラと話して、布団をひいて、
またダラダラと話す。
布団はフカフカ。ウチのソファーベットと大違いだ。
いつの間にか寝てた。

こんなかんじで素敵な名古屋の夜は終わる。
明日は、大阪。


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pop'n poll

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マルディグラの行進を窓の外に眺める長髪教授。
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マルディグラの行進。
冠婚葬祭、楽しいときも悲しいときも、ラッパや太鼓を打ち鳴らす。
見た目は愉快で楽しそうに見えるが、行進の列に加われば、そこはとてもシビアな世界。
わずかなズレも許されない。リズムの妥協は一切無し。
踊るリズム、揺れるリズム。リズムの種類はいろいろあるが、
歩いてて心地いい、足取りが軽快になるようなリズムが最高のリズム。
気持ちいいリズムで歩けば、気持ちいい演奏ができる。
逆も然り。気持ちがいい演奏なら、気持ちよく歩ける。

らしい。
大のマルディグラ好き、ストライカーズのドラマーがそう言っていた。
僕はそれを実体験したことはない。なので上手く説明も出来ないが、
この話を聞いていたときは「へえ~そうなんすか!」と、とても共感した。
確かに歩いてて気持ちがいいと、気分もいいしね。
「走る」より、「飛ぶ」より、長続きするし。
行進してる人達も、自分達が演奏してるリズムが悪いと行進どころじゃなくなりそう。
足並みが揃わない。
それゆえに、行進隊はリズムにこだわっているのだそう。究極のリズムは歩くリズム。
軽快に歩く、ってのはいいもんだ。
どこまででも歩いていけそう。

先日風邪を引きかけたが、パブロン3錠飲んで一晩ゆっくり寝たら、結局引かなかった。

新宿ってクリスマスが似合わない街だなー、って歩きながら思った。
クリスマスの雰囲気を出すために、街路樹とか花壇を頑張って電飾してるんだけど、
新宿の、あの派手な街頭のネオンと隣り合わせだと、何だか気分も覚める。

携帯電話で音楽を聞いていたら、ノイズがひどい。これじゃ携帯できない。
故障か?と思い最寄店に持ってったら、「一週間から十日程メーカー行きです」
と言われ、代わりに鉛みたいな携帯を使わされそうになった。
しかし、お店の人と僕は、
「もしかして、イヤホンの故障じゃないか?」
と「ピン!」とひらめく。案の定ビンゴ。特別に試供品のイヤホンを貰った。
ありがとう。

2月のアメリカは、かなり寒いだろう。今回は、かなり北の方まで行くし。
いかに暖かくするか?でも荷物はできるだけ減らしたい。服の荷物が増えるのは無駄。
どうしようか考える。

コンピューターウイルスが世界に蔓延したら、その作成者はどんな気分なんだろう?
被害は膨大、たった何分かで世界はパニックに陥る。
まるで自然発生したみたいに捉えられてるコンピューターウイルス。
人間がつくったものを、必死になってセキュリティする。
村上春樹のフレーズを借りるなら、「やれやれ・・・。」 まったくだ。
まあ、戦争みたいなもんか。

ポップなのかロックなのか。ポールなのか高橋なのか。
どっちなのかよく分からないポップンポールなバンドElekibass、
明日は名古屋、明後日は大阪。大阪はワンマン!っていうオマケ付き。
行くか行かないか、どっちかで迷ってる方は、ぜひ見に来てね。

風邪もコンピューターウイルスも、日頃から予防しとけば大丈夫。
この寒い季節、うがいと手洗い、PCのアップデートはかかさずに。
100%防ぐのは無理だけどね。
ポップかロックか、サイケかソフトか、よく分からないウイルスに、現在ワクチンはありません。
感染した人は、お気の毒ですが手遅れでしょう。
もしこの変種ウイルスが世界中に蔓延したら、
僕らはさぞ気持ちいいだろう。
ドクタードクター、ワクチンは作るのちょっと待って。
潜伏期間が長いか、すぐには発症しない可能性があります。
自然淘汰されるかもしれません。突然変異するかもしれません。
あわよくば、ビタミン不足の口内炎に効くかもしれません。
しばらく放っておきましょう。


つーわけで、明日、といってもあと何時間後だけど
僕らは軽快にステップしながら東名高速を駆け抜け名古屋に向かいます。
場所は「名古屋ロックンロール」。ポップンポールより分かりやすい名前だ。
足並み揃え、レッツ行進ゴーゴーゴー。

おっ、今聞いてるラジオから、ジョナサン・リッチマンが流れてきた。
曲は「Her Mystery Not Of High Heels And Eye Shadow」。
どういう意味なんだろう?
まあ意味はともかく、いい曲だ。
では、名古屋、大阪で会いましょう。
そんじゃおやすみー。

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赤靴下のトナカイ

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毎年だが、クリスマス・アルバムはやっぱこれだなー。
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12/16(土)の静かな夜。
北極に住み飽きたトナカイのルドルフは、干草と読みかけの本をソリに乗せ、
空を飛んで旅に出ました。
真冬の空はとても寒く、雪もチラチラと降ってきました。
吐く息は白く、足のひづめまでかじかんできました。

限界を感じたルドルフは、赤い靴下を4足買いました。
何て快適!まるで暖炉にあたっているような暖かさ。
足のひづめから角の先まで、ポカポカといい気分。
それはワイキキ製の靴下でした。
くるぶしの所には、そのロゴマークが刺しゅうしてあります。
彼はこの靴下をすっかりお気に入り。気分も上々。

ゲッティングベターな気分で空を走り続けるルドルフ。
すると突然、星空がキラキラと輝き始め、素敵な音楽が彼を包み込みました。
「ん?どこから聞こえるんだ?」 耳をすますルドルフ。
その音楽は、彼の前足、後ろ足から流れ出していました。

前右足の靴下からは、徳永憲。
「冬がだんだん、だんだん・・。コートを召しませ。」と歌っています。

前左足の靴下からは、ゆーきゃん。
「愛を語るには、愛を知らなくて・・・」 今日は「星の唄」を歌っています。

後右足の靴下からは、エレキベース。
鈴の音やラッパの音。クリスマス・パレード。なんだかいちばん賑やかです。

後左足の靴下からは、ロッヂ。
どうやら、ターンテーブルでレコードを回しているようです。


走るのを止めソリに寝転び、一足一足、じっくり聞き浸るルドルフ。
そんなとても幸せな気分で南十字星を眺めていると、家が恋しくなってきました。
お腹も空いてきました。今日は干草じゃなく、温かいキノコカレーを食べたい気分。
食後にはコーヒーをいれて、赤いじゅうたんの上に寝転んで、
音楽を静かに流しながら読みかけの本をパラパラしたくなってきました。

オーライ決まり。やっぱ家に帰ろう。
帰宅したルドルフは冬の夜長をゆっくりと過ごし、ホッと一息つきました。
そしてワイキキがたっぷり詰まった赤い靴下を白髭のおじいさんの枕元に置き、
ぐっすりと眠りました。

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さて、そんな風なライブが12/16(土)新宿レッドクロスにて。
寒空な新宿の街をはるばる歩いてきてくれた人達を、
僕らがフィーリングッドな気分にさせます。
よかったらどうぞ。

Beach_boys_003
クリスマスを楽しむビーチ・ボーイズ。

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オカネモンスタースペシャルツアー名古屋編

Of_montreal_007
名古屋で買った、of montrealのDJリミックス版。
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翌朝の7時にゆーきゃん宅を出発。
京都駅で別れる。
僕らエレキチームは名古屋へ、ゆーきゃんは東京へ。

小腹が減った僕らは、駅構内のカフェに入り簡単な朝食を食べる。
すると、隣に座っていた中年の外国の人から声をかけられた。

「タバコの葉っぱを巻く紙はどこで買えるのか?」

との事。巻きタバコを愛用しているらしく、その紙が無くなってしまったらしい。
「正直見つけるのは難しいね。大きなデパートに行けば買えるんじゃないか?」
悪いと思いながら、適当にそう答えてしまった。タバコ専門店にでも行かなきゃ買えないだろう。
「なんで巻きタバコなんて吸ってるの?」
と聞くと、「体にいいから」 みたいな事を言っていた。おそらく。
そのおじさんはギターを持ってる僕らを見て、
「ロックンロールをやるのか?」
と聞いてきた。僕らは「そうだ」と答えると、
「38年前にワタシはジム・モリソン、ジョー・コッカー、ジャニス・ジョプリンのライブを見たよ。
そりゃもうグレートだったよ!」
との事。へえ~いいなあ。オレも見たかったなあ、と言うと、
「映像売ってるからそれで見たら。」
と、イスラエル・ジョークを言われた。(出身はイスラエル、との事)
「ジム・モリソンの葬式は悲しんでるファンですごかったよ。キャンドルの数がそりゃもう・・・」
あなたも葬式に行ったのか?とは聞かなかった。
「そろそろ仕事にいかなきゃ。エゴシマに。」
おそらく広島だろう、と僕らはオジサンが行った後で推測した。
朝から何となく、感じがいいオジサンだった。巻きタバコ見つかりますように。

京都から米原経由で名古屋に向かう。
車内で僕はCDを聞きながら柿ピーをつまみ、本を読んだ。
キリがいいところまで読んでしまうと、熟睡。あっという間に名古屋に着いた。
風邪気味のサカモトは漫画喫茶へ、僕はレコード屋巡りへ。

まず行ったのは、FileUnderというお店。
名古屋に来た際はちょこちょこ立ち寄ってる。店長といろいろ話す。
きのう田所せいじとも話していた、アンチコン系のCDを何枚か紹介して貰った。
その内の一枚の「styrofoam」を買う。
先日名古屋のライブハウス「得三」での、+/- {PLUS/MINUS} + mooolsのジャパンツアーの模様を聞く。
盛況だったようだ。14日がツアーファイナル。僕も見に行こう。
次にstiff slackに行く。
polyvinyl(※っていうアメリカのレーベル) の作品が充実している。オブモントリオールのレコードを買った。
DJリミックス版。前作のレコード版も欲しかったので、併せて買う。
店員の人と話していると、「そういやこの前エレキベースをテレビで見ましたよ。」
と話してくれた。オブモンの最新作のサンプル版もあった。いいなあ早く聞きたい。
ネットで試聴できるが。来年の1月に発売。待ち遠しい。
最後にタワレコにより、レコード屋巡り終わり。今日のライブ会場に向かう。

さて、名古屋のライブ会場は、とあるスナック。
10dec00
オカネモンスターワンマンの為に、営業外の日曜日を特別に開けてくれた。
店内は大人の隠れ家的な雰囲気。僕らみたいな若造が飲みに来るような所じゃない。
(チャージ料金を聞いてビックリ。大人の世界ってすごいね)
ABCDEFGレコード(※エレキ1stアルバム「カリフォルニア」をリリースしてくれた名古屋のレーベル)
の橋本さん、野村さんにも協力してもらう。
そんで、ライブスタート。
10dec02

さて、その内容は、まあここでは「秘密」ってことで・笑 ちょっと特別な時間でした。
ワンマンライブって事もあり、終始お客さんと会話しながら(時には普通の世間話も)
ライブをしました。なんだかんだで予定より長くやったんじゃないかな?
リクエストにより、やる予定じゃなかった曲とかも。
こんなライブは過去にも、今後もないのでは?ってくらいの内容。
A→G野村さんのブログにもあるように、(→ココ) ライブってよりは、リサイタル。
来てくれた奇跡のお客さん、ありがとう。また次回、ああいう空気を楽しみましょう。
&このライブにわざわさ協力してくれたA→Gレコードの野村さん、橋本さんもサンキュー。

その後僕らは名古屋駅へ向かい、高速バスで東京へ。
車内アナウンスがおかしい。
「車内での携帯電話のご利用は禁止です。まあ、とは言ってもねぇ、迷惑にならない位なら別に・・・」
って感じで、「だってそう言え、って上司に言われたんだもん・・・」的アナウンス。
帰りのバスは、ゆったりシートで快適。寝てたらあっという間に新宿。
しかしほんと、朝は寒い!京都の朝も寒かったな。思い出した。
帰宅してまた熟睡。名古屋ツアーも終了。
長~い充実した二日間でした。


abcdefg records


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オカネモンスタースペシャルツアー京都編

12/8の深夜、高速バスで新宿を出発。
僕にとっては初めてのバス移動。長時間の座りっぱなし移動なんて、飛行機で慣れてるからへっちゃら!
って思ってたら、結構キツイ。ケツと腰が痛い。バスをナメてた。
ほとんど眠れず、12/9の早朝6時に京都駅に到着。
辺りはまだ真っ暗。しかも雨が降っていて寒い。
さて、これからどうしよう?何して時間潰そうか。
とりあえず喫茶店にでも入って本でも読もうかな?
と今日の予定を考える。こんな朝っぱらの京都に放っぽり出されても困る。
とりあえず駅に行く。あてもなく駅構内をさまよってると、
「あぁっ!」
という声が聞こえた。
ん?オレに声をかけてんのかな?と思い、ふと見ると僕の前にはよく知った男が。
その男は、田所せいじ。
ワイキキレコードのフォークシンガーアーティスト。高円寺でよく酔いどれている男。
高円寺のレコード屋「円盤」で毎月ワンマン弾き語りライブをやっている。
過去に僕も2.3回見に行ったが、狭い店内であのゆる~い弾き語りを聞くのは心地良い。
聞いてる僕らも、ほろ酔い気分になる。
そう、その田所せいじと僕らは今日いっしょにライブ。彼も高速バスで京都に着いたばかり、との事。
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なんて偶然の鉢合わせ。東京でも会うことはほとんど無いのに。
時間の潰し方に困っていた僕らは、とりあえず暖を取るために、近くの喫茶店に入る。

コーヒーを飲みながらお互いの近況などを話す。
そのうち話題は好きな音楽に移っていき、彼の以外な趣味を発見。
ヒップホップも聞く彼。アンチコン(※っていう特異なアメリカの音楽シーン)関連にも詳しい。
おすすめ音楽サイトも教えてもらう。ちょっと前まで携帯も持っていなかったのに・笑

気付いたら外は明るくなっていた。2時間程時間つぶしに成功。
ライブ会場入りまでまだ相当時間があったので、僕らは「東福寺」に向かうことにする。
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タクシーのおっさんの反対を押し切り、東福寺まで歩いていった僕ら。
傘をさし30分ほど歩く。
彼のスニーカーはびしょ濡れ、僕のブーツにも雨が染み込んできた。
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紅葉で有名な東福寺。見頃は過ぎていたが、渡り廊下から見たその風景は絶景。
地面も、見上げた先の木々も、周りは全て赤、黄、ピンク、オレンジの鮮やかなグラデーション。
なんでこんな色が出るんだろ?人間には作り出せない色彩感覚。

東福寺を後にし、駅へと向かう道すがらに京都の地酒を売る店が。
ぶどう酒、日本酒、焼酎を試飲させてくれた。
僕は酒の味はよく分からないが、彼は吟味していた。
気持ちいい朝酒を頂き、電車に揺られ三条に向かう。
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リンゴをほおばる田所せいじ
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三条に到着。橋を渡ると鴨川を見渡すことが出来る。
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雨はいまだ止まず、鴨川は霧がかかったよう。相変わらず、いい川だ。


次に向かったのは、彼が行きたがっていた錦市場。いわば「干物漬物通り」。
通りにズラ~っと漬物、干物、京野菜、魚屋が立ち並ぶ。
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京都の人参。かじってみたい。
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漬物の試食コーナー。どれも美味しい。
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ちりめん山椒のお店に入り、各ちりめんを試食。旨い。
いろんな味があるんだね。農林水産大臣賞のちりめんは、ほのかな山椒が効いてる上品な味。
ちょっと「おすまし」した感じだった。
他にもちりめんじゃこの店があったが、このお店がいちばん美味しかった。
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覗き見る田所せいじ

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奈良漬の山盛り。こんな風に売られてるのはビックリ。

つまみ食いを終え、すっかり口の中が塩辛くなった。
ちょうど正午。僕はスパゲッティ、彼はビールで昼食をとり、次は「真如堂」に向かう。
場所は京都の北東。雨はいまだ中途半端に降り続く。
銀閣寺方面のバスに乗る。バスの中、僕は途中寝てしまう。

真如堂も紅葉がいい感じ。しっとり降る雨が雰囲気をさらに演出する。
身長よりちょっと上に木々があるせいで、紅葉トンネルをくぐっているよう。
雨に打たれた落ち葉がヒラヒラと舞い散る。
真如堂の見所と言われている枯山水「涅槃の庭」。
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お釈迦様が横になっている姿を置石で表現しているそうだ。周りの石は、それを嘆き見守る弟子達、との事。
彼は以前「京都枯山水ツアー」をしたことがあるくらい、枯山水に詳しい。その世界観を教えてもらう。
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真如堂の本堂渡り廊下。靴下までびしょ濡れだったので、てんてん、と足跡が。

すっかり歩き疲れた僕ら。ギターと重たいバックを抱えての移動はそろそろ限界。
雨はしとしと降り続き、手足の指は完全に冷えた。
これからライブだっていうのに。
真如堂を堪能し、いよいよ今日のライブ会場「ガケ書房」に向かう。
入り口には本日のポスターが。
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この「ガケ書房」、名前の通り本屋さん。
店長が取り揃えた本が並ぶ。小説、絵本、写真集、学術書や雑誌、漫画まで、
いろんな読み物が並ぶ。雑貨やCDもある。センスがいい品揃え。
アコースティックライブが出来るスペースもあり、今回は「ワイキキワルツ」の発売インストアイベント。
僕らの到着後しばらくして、今日の共演者ゆーきゃん、エレキサカモトも到着。
お客さんが立ち読みしている中、このイベントを見に来てくれた人もいる中、早速イベントスタート。


今回は僕らエレキベースは、2人で演奏。オカネモンスタースペシャルとして。
本屋の中を歩き回ったりするのは、何だか面白かった。
本棚の間を演奏するなんて、思いもよらない。もちろん、立ち読みしている人にとっても。
立ち読みBGMなかんじで演奏。
続いてゆーきゃん。アコースティックギター1本のみで歌う。
彼はイベント終了後、本棚の隅に座り再び歌い始めてた。
そのゆーきゃんの周りにお客さんが座り込んで聞き入っている。本屋の片隅の、不思議な風景。
最後は田所せいじ。
アコースティックギターでゆったり歌う。
立ち読みしている人達も、思わず聞き入ってしまっているようだ。
本屋の中に自然と流れている彼の歌声。
そのフォーキーな歌声は、本屋の雰囲気にピッタリはまっている。
演奏時間の枠に収まらない田所せいじ、この日は一時間近く演奏。
イベントが終了。ワイキキ関連のCDは、予想以上に売れていた。
田所せいじのCDは、なんと完売。

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田所せいじオンステージ@ガケ書房


打ち上げは、王将の本店。
本店が京都にあるとは知らなかった。
たっぷり食べ、ゆっくり飲み、長かった1日の終わりにほっと一息。
フォークシンガーのゆーきゃんと田所せいじ、彼ら2人ともイメージとは違う音楽を聞いている。
とてもアンダーグラウンドな所。彼らの会話に出てくるミュージシャンは、僕はほとんど分からない。
2人とも、なんてフォークシンガーだ・笑
お互い影響を受けた詩人は?という会話でも2人はピッタリ。
こんな2人の会話を聞いているのはとても面白かった。
いや~今日はよく歩いた。疲れた。そんでいいイベントだった。みんなお疲れさん。
田所せいじは、高速バスで先に東京に帰宅。おつかれせいちゃん。
思わぬ偶然のおかげで、いい1日を過ごせたよ。
彼とこんなにゆっくり話したのは初めてだった。出会ったのは随分前だったが。
会うときは大体酔ってるし。
彼の音楽も、今日過ごした1日のペースも、とても気持ちよかった。

その後僕らはゆーきゃんの家に泊めてもらう。
最近出来たゆーきゃんのライブ映像を見る。打ち上げに途中参加した映像作家小宮山さん作。
しかしほんと、ゆーきゃんって独特だな。こんな世界観を出せる人は、そういないだろう。
僕ら全員、その映像に見入ってしまう。
小宮山さんの差し入れビールを飲み、就寝熟睡。
京都ツアーが終わった。

田所せいじHP
試聴はこちら


ゆーきゃんHP
ゆーきゃん試聴


ガケ書房HP

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あの頃1ペニーと

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道で拾った1ペニー硬貨。
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12月のリバプール。いつもの静かな朝。

出かける支度を整え、きのう磨いたばかりのブーツを履き、ドアを開ける。
空は珍しく晴れ渡っている。冬の冷たい空気がひんやり肌を刺す。
いつもの見慣れた道を歩き出した僕。
朝日を浴び黄緑した並木道を抜け、ペニーレイン通りにさしかかる。

チャリーン! ブーツが何かを蹴った。
僕の先にキラキラと転がっているものは、錆びた1ペニー硬貨。
すっかり古びており、エリザベス2世の顔が泣いているようだ。
これはラッキーペニー。今日のお守りにしよう。
僕はそれをポケットにしまい、再びペニーレイン通りを歩く。


チャリーン、チャリーン! チャリーン、チャリーン! 


一歩踏み出すごとに、乾いた愉快な音がする。
ベルを踏み鳴らしながら歩いているみたい。サンタの出迎えのよう。

結局僕は、合計117枚の1ペニー硬貨を拾った。

ポケットの中はずっしり重い。今日はツイてる日なのかそうじゃないのか?
117ペニーじゃタバコも買えない。
僕は郵便局に立ち寄り、1ペニーで切手を買う。
そして葉書に拾った硬貨を貼り付ける。
いちばん最初に拾った1ペニーには、願いを込める。


《128394649596~3!》

《738けの8ッピーボーイは893。1!》


まるで暗号のようだ。もしくは、おまじない。
送る相手は、僕の好きなドラマー。
おそらく、伝わるだろう。

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葉書はズッシリ重い。
ポストに入れるとき一瞬ためらうが、思いっきり放り込んだ。
ポストの奥底で ガチャン! とシンバルが割れたような音がした。
ヘイ、ミスターポストマン。ちょっと重いけどよろしくねプリーズ。
ちゃんと届きますように。

というわけで、ドラムのイッチーがエレキベースを脱退。
つってもすぐ、ってわけじゃないので、イッチーといっしょのライブはまだあります。

・東京 12/16(土)新宿レッドクロス
・名古屋 12/21(木)名古屋ロックンロール
・大阪(ワンマン) 12/22(金)大阪南堀江Knave

どうぞカモン見に来てね。

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