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無題ノータイトル

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ダニエル・ジョンストン画。
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あぁ、今日はなんて涼しい日なんだ。
玄関から外に出ても、室内と気温差を感じない。ちょっと拍子抜けするくらい。
夏はもうすぐ終わりそうだ。
しかし最近特に、日が経つのが早く感じる。
勝手に時間だけは過ぎていくけど、その間に何か得ているものってあったっけな?
と最近の日々を振り返ったりする。
アレやんなきゃ、コレもやんなきゃ。アレはどうしよう、コレはどうしたもんだろう?
前回はこうだったから、今回はこうしようか?次回は何しよう?
一体どうなってんだコレは?何がいいのか悪いのか?
そんならこうしろ、あーしてみろ!
ってな具合に、結局のところ何も進んでないような気がしないでもない。
「前々から健康的な茶褐色に憧れていました。なので海に行ってきました。
おかげさまで、真っ黒に日焼けする事ができました!やったぜベイビー。」
ってな具合に、目に見えた分かりやすい結果を出したいもんだが。
でもまあ、そう簡単にいかないところが面白いところでもあるんだけどね。
どうせ迷路を歩くんなら、無機質コンクリートな道を歩くより、花や絵画を飾りながら歩いていきたいもんだね。
面白い迷路にするために何を飾るか?で迷いたい。ゴールが桃源郷にならないように注意しながら。
もしくはバイキング。
美味しい食事を楽しむために、大皿小皿にどんな食材を取り分けるか考える。
取る量が多すぎても少なすぎても後悔する。食事を楽しむには適度な量が必要。
周りの人が羨むような取りっぷりでなければならない。
「あっ、それいいな美味しそう。後でオレも取ってこようかな」と言わせんばかりの。
テーブルに並べた料理は、まるでフルコースディナーのよう。
肉も野菜もバランスよく取り分けてあり、各食材の色のバランスも考えてあるので見た目も華やか。
完璧なバイキングっぷり。慌しく何回も席を立つ必要がないくらいの。
そんなバイキング王者になりたい。そうなるには上級バイキング・スキルが必要だ。
そのスキルを身に付けるには、バイキング・センスだろうか?生まれ持ったバイキング血統だろうか?
バイキング専門学校に通わなければいけないかもしれない。
つーかそんな難しく考えないで、「食いたいもんだけ食えばいい」んだけどね。
大皿一枚に、大盛りのパスタだけでもいい。
「スゴイね何で他のものに興味ないの?」 って周りの人が羨むくらいの。
余計なものに惑わされない、ストイックで無欲なバイキングの達人。
だったらバイキングじゃなくてパスタ屋に行けよ、って話だが。

話がそれてきたので、さらにそらすと、
elekiドラマーイッチー製作の「elekihaus」CDRを最近まとめて聞きました。

※「elekihaus」:エレキベースファンクラブ。会員には毎月僕らのおしゃべりや音源が入ったCDRが届く。

これ、おもしろいね・笑 実は僕、出来上がったものを最近初めて聞いた。
特に5月、6月がいい。しかしイッチー、よくあんなくだらない事を思いつくな・笑 しかも妙にラジオ調に作られてるし。あのヘタウマ感がいい。マイケル・ジャクソンのインタビューがよかった。
エレキトップ10で第一位だった「ジョンストン」。すげー久々に聞いたけど、いい曲じゃん。
外で一人ヘッドフォンで聞いていたので、周りに変な人と思われないよう、笑いをこらえるのが大変だった。
今後も乞うご期待。

さて、またまた話題を変える。
今秋に、ダニエル・ジョンストンの半生を追ったドキュメンタリー映画が公開されるそうだ。
その名も「悪魔とダニエル・ジョンストン」。
すげータイトルだな。そそられるな。是非見たい。見に行こう。
夏終われ!そんで早く秋になれ!
こんなことだから、一年なんてあっという間。

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ガープSaid、「この世界は・・」

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残暑お見舞い申し上げます。
が、そんなに暑い日は無いような気がする。結構過ごしやすい日もあるような。
夏バテもしてないな。食欲も普通にあるし。いたって健康なオレ。
ビタミンCをなるべくたくさん摂るよう心がける。その成果か。
夏っぽいことはしてないなあ。海水浴、花火、ビアガーデン、などなど。
まあそのうち、機会があれば。夏はまだもうちょっと続く。

最近読んだ小説、「ガープの世界」。ジョン・アーヴィング著。
欲望の無いセックスから生まれたガープ。
ガープの生涯は、欲望の生涯。愛、死、家族、政治、暴力、暗殺、強姦などなど。
そんなガープはレスリングとジョギングが大好き。料理も上手。
時ににいたたまれなく、時にセンチメンタルになる小説。
またまたduzzさんのオススメで読んだ小説だが、面白かった。
たまーに訪れる、僕の読書欲を満たしてくれた一冊だった。

休みの日、特に何かを買いたい訳ではなかったがCD屋をブラブラしてた。
コメントを読んだり、以前から気になっていたものを発見したり、または試聴したりしてCDを買う。
前から欲しかった訳じゃないけれど、ただ何となしに、買う。
最近こういう買い方が多くなった気がする。ここに昔の「購買ハングリーさ」は無い。
昔は「欲しいものは手に入れる!」っていう物欲があったような気が。
なんだろこの今の余裕?特に欲しいものは無いからなのかな?年をとったせいかな?
まあ別にいっか。買い方はどうであれ、僕の欲は満たされたから。
今月は特にこれが多かったので、まあ今日はその中から何枚かをざっと紹介。(もらった物も含む)

・「THE AVALANCHE」/スフィアン・スティーブンス
アメリカ50州を題材にアルバムを出す生涯の人、スフィアン・スティーブンス。
これは前作「イリノイ州」のアウトテイク集。いわゆる「ボツ集」な訳だけど、高品質。

・「SANDDOLLARS,THE EP」/WHY?
以前WHY?のライブ見てから気になって、ライブ後に一枚レコードを買ったんだけど他のも聞きたかった。
それが最近やっと実現。が、レコードに入っている曲ばっかだった。でも持ち歩いて聞けるからオッケー。
いわば、THEY MIGHT BE GIANTSにヒップホップの要素を足した感じ。インディーポップ感たっぷり。
これいいな。すっかりお気に入り。

・「RUBBER TRAITS」/WHY?
シングルです。僕が買ったレコードにも入ってました。事前確認必要。でもDVD付き。

・「Singer Songwriter 1」
イギリスの「ROUGH TRADE」っていうレーベルのコンピ。
ニック・ロウやエリオット・スミス、ルー・バロウやロバート・ワイアットが入ってたので、
何となく買ってみた。

・「They hate francisco false」/ceschi
カナダの宅録ヒップホップアーティスト。引きこもり白人ラッパー。
このceschiを始め、「ナードヒップホップ」というジャンル特集が組まれていた。
試聴して気に入ったので買った。WHY?にも共通するところがある。

・「WHO KILLED・・・THE ZUTONS」/THE ZUTONS
「誰がズートンズを殺ったのか?」という奇抜なタイトル。
買ったきっかけは、岩手スガのブログで紹介されてたからなんだけど、キャッチコピーは
「60,70年代の音楽墓場を掘り起こし、現代に甦らせたゾンビバンド!」。
これ読んで決定的、即買い。ライブ見に行きたくなった。チケット買ってこよう。
お世辞にも上手いとは言えないサックスが、いい味出してる。
元エレキのオオスミさんを思い出した・笑
彼らのメジャーデビュー作アルバム。本国イギリスで百万枚近く売れたそうだ。いい国だな。

・「TIRED OF HANGING AROUND」/THE ZUTONS
ズートンズのメジャー2作目。前作より奇抜なアイデアは無くなり、しっかりとした曲構成に。
あのサックスの出番も減る。う~んやっぱこうなるのかな。やはりメジャー。
でも、カッコイイ曲はほんとカッコイイ。さすがメジャーバンドだ。

「オノマトペ」/クリームチーズオブサン
先月ドラマー仲井君からもらった7/26リリースのサンプル盤。
すっかりヘビーローテーション。いいな~クリチー。
夏にゆったり爽やかな気分になりたいときにはピッタリ。
8/20は下北QUE、8/22は大阪シャングリラでエレキと共演。楽しみだ!
クリチーWEBサイト


・「石田塾 塾歌」/石田塾アーカイブス所収 『塾~その歴史と文化』より
ビーナスペーターのギタリスト、石田真人さん監修の「石田塾」。
その石田さんを慕う、愉快な仲間達。モールスやアーデル、春風堂や他にもいろんな面々が集う。
活動は主に飲み会だが、水木しげる妖怪探訪ツアー、Tシャツ藍染ツアーなど、課外活動も多岐に渡る。
僕が石田さんを知ったのは、モールスのライブ。
「線を引けたら」でリードギターを弾いてるのが石田さん。あのギターに僕はやられた。
石田さんには色々アドバイスを貰ってる。
先日、高円寺のクラブライナーで塾が開かれ、「石田塾センター試験」を実施。
30人くらいが集まり、ボールペンを片手に飲み会。途中アーデル堀川さんのネタ見せ会もあり。

「塾長の自伝を映画化することになりました。正しい石田役は?」
「2006年石田塾始動。年号を覚えやすい語呂合わせにしなさい」
「石田塾イメージキャラクター『ジュッ君』を描きなさい」

などなど。試験後に飲み会があったが僕は行けなかったので、ジュッ君がどうなったか気になるな。
この日に「石田塾 塾歌」CDを塾生に配布。塾生みんなで「塾歌」を歌う。
その勢いでライブレコーディングもすることに。料理を出してくれたテルスターよこちんさんはPAで参加。
3テイク目で男女混声、バランスがとれたナイステイクが録れた。
石田塾バンザイ!


つーわけで、最近僕の欲を満たしてくれたCDを紹介しましたが、結構長くなったな。
この辺で終わりにしとこう。
叶う欲も、叶わないかもしれない欲も、とりあえずは持ち続けとこう。
ガープは言った、「そんじゃまたこの世界で!」


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告知失礼します管理人様。

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管理人様、関係各位の皆様、並びにelekiファンの皆々様、いかがお過ごしですか?

夏の朝はクリームチーズオブサンの方、harcoと日常を共にされている方、

気持ちが良くなる音楽で残暑を乗り切りましょう。

トレモロイドも一役買いますよ。

管理人様、不適切ならば削除してください。皆が忘れた頃に。

神様、この日は適度な暑さでお願いします。カラッと爽やかに。

旦那様、毎日お仕事おつかれさまです。お体と家族は大切に。

貴重なスペースありがとうございました。

先日はごちそうさまでした。

それでは管理人様、並びに皆々様、

お暇でしたら足をお運びください。

そしたらその足は、僕らといっしょなリズムを軽く刻みますよ。

体も軽く動くかもしれません。汗をかかない程度に。

それでは暑中お見舞い申し上げついでに、告知でした。


つーわけでみなさんどうぞカモン見に来てね。


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smells like TAIWAN spirit

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台湾の街を歩く僕ら。
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僕らは台湾でいろんな「空気」を嗅いだ。
タバコを吸おうを空港の外に出て感じたあのジットリとした湿気。
現地のツアーガイドが永遠に止まらなさそうな汗を何度も拭きながら滞在スケジュールを説明するあの暑苦しさ。
容赦なく肌を照りつけるギラギラカンカンとした日中の陽射し。立て続けに続く、予想不可能な歩道のおうとつ。
信号待ちをしている原付バイクの群れ。青に変われば原付バイクレースが始まる。
歩道はピット・インした原付バイクで溢れている。原付バイクの墓場かと思わせる通りも。
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道の両サイドにそびえ建つ古いアパート。ベランダは成長し放題の緑の鉢植えで埋まり、その間に色彩りどりな洗濯物が並ぶ。まるでうっそうとしたアパートの森を歩いているような感覚。
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狭い路地には露店が立ち並ぶ。果物を売る人、魚を売る人。キャベツだけを売っている人、見たことがない食べ物を売っている人。比較的に肉を売っている人が多い。ぶつ切りにした肉や腸、骨肉を吊るし売りしている。
その通りには香草のあの味と、ココナッツのあの甘さと、日が経った肉のあの酸っぱい臭いを足したような臭いがたちこめる。この臭いはとても強烈。僕の中で「これが台湾のにおい」と印象づく。
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露店が立ち並ぶ通りは多くの人が行き交う。人をよけて歩かなければいけないくらい。
皆が声を張り上げ、とても活気がある。日本語で「360円!」と声をかけられた。
両腕で地面を這っている人がいる。上半身は裸。足が不自由で歩けないのだろう。
その足にはカゴが紐でくくりつけてあり、その中には誰かから恵まれた物が入っている。そのカゴを引きづりながら、地面を這って歩いている。僕はその姿を一瞬しか凝視できなかった。
夜は屋台街へ。値段は高くても50元。日本円だと約200円くらい。安い。
屋台はたくさんあるが、メニューをみても何なのか全くわからないので僕らは屋台を行ったり来たりする。
人が食べている物を見たりする。迷った挙句、僕は焼き鳥系を買う。あの独特な「台湾のにおい」がする鶏肉。
その後食堂に入る。漢字のメニューで想像し、4品注文し1000円くらい。そのときの僕ら4人のお腹は十分満たされた。味は、日本でいう「コクがない」感じ。接客を終えたオバチャンは、スナック菓子をつまみながら携帯で誰かと話し盛り上がっている。そんな食堂を僕らは存分に楽しんだ。
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タクシーの運転手に行き先を任せ、夜のメインストリートに行ってみる。その通りには露店がぎっしり。古着屋の隣は肉屋、その隣は傘屋。間に肉屋を挟み、隣は婦人服屋。
縦横無尽、多国籍、ごっちゃ混ぜ、とにかくミクスチャー的に露店が立ち並ぶ。
この通りは両サイドに店が並ぶだけではなく、通りの真ん中にも敷物を引いて物を売る露天商の列が。アクセサリーやその他諸々。杏仁豆腐カキ氷の屋台とかも。
この道路の真ん中を陣取る露天商たち、車が通るたびに皆いっせいに売り物を道路の端に寄せる。
それなら最初から道路の端で売ればいいのにと思うが、堂々と陣取ってる割には車が来れば皆素直に道路の端に寄る。この光景はなんだか可愛いらしい。
時間は午前一時頃。しかしこの通りは買い物客でいっぱい。同じ時間の新宿歌舞伎町の雰囲気とは違い、何か「生活感」がある。こんな時間まで食べ物屋、服屋に元気があるのは驚き。まだまだ1日は続く、みたいな活気がある。057_1
通りを抜けると僕らは「吉野家」を発見。やはり何を食べるか迷っていた僕らは吉野家に入ることにする。
日本では食べれない牛丼。さすが吉野家、味は日本のものと何一つ変わらない。
唯一の違いは「セットメニュー」だった。牛丼を頼むと否応無しにレモンティーが付いてくる。外すことは出来ない。水やお茶はないようだった。口の中に残っている牛丼の味覚は、まったり甘いレモンティーにたちまち変わってしまう。

ライブ会場入り前にも僕らは街を歩いた。
日中の陽射しが照りつけてとても暑い中、歩き回る。
高島屋など大型百貨店がある都会的な通り、人影がないひっそりとした通り、地下街に入るとダンス練習に励む若者が多くいた。中型スーパーに入っていろいろ物色したり、暑さに疲れると冷房の効いた小奇麗なカフェに入ったり、小腹が空くと小さな食堂に入って一口餃子を食べたりした。
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台湾滞在中、僕らはほんとよく歩いた。
着いた当日の真夜中、ライブ会場入り前、ライブ終了後、帰国前の午前中。
どこにこんな元気があったのだろう?
外国だからっていう異国情緒もあるだろうが、歩く道すがらは魅力的だったり刺激的だったりするものがたくさん。
観光地や名所には一切行かなかったが、僕らは歩いて台湾の街の雰囲気を存分に楽しんだ。
「生活している、ここで生きている」ってにおいが強烈にする、とても「人間くさい」街。
いやしかし、ほんとよく歩いたな。
おかげで僕のブーツは、完全に足に馴染んだ。
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