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Elekibass 来台確認!

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会場で配られていたウチワ。
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「Elekibass が台湾にやって来る!」

7/28日の金曜日、僕らは台湾Formozフェスティバルの会場に到着。
舞台は広々とした野外ステージ。台北市の全域が見渡せる丘の上。
空港が近いせいもあって、飛行機がよく飛んでいる。旅客機、軍用機、プロペラ機などなど。目の前を飛行機が飛んでいくが、耳をふさぐ程じゃないのが不思議。
「Are you Elekibass ? 」
スタッフに先導され、僕らはステージ裏へ。
早速ライブ準備に取り掛かる。簡単なリハーサルを済ませ、衣装に着替え、出番を待つ。
この時点でお客さんはまばら。ガラガラ。せっかく日本から来たのにちょっとこれは寂しい。このただっ広い丘に100人もいなかっただろう。
しかもほとんどの人が座り込んでる。しょうがないこの日も暑かったからね。

そして18時頃、ついに出番がやって来た。
いつものように、僕らはステージ脇からお面をつけて登場!会場を練り歩く。
あれっ?いつの間にかお客さん結構増えてるな。
僕らの姿を見た台湾のお客さん。何だコイツらは?うわっ、何が始まるの?的表情。
僕らは練り歩きを終え、ステージに上がる。「We all happily together」でライブスタート!「おぉ~何か始まってんな~。誰?日本人?」的表情で僕らを遠目から眺めてるお客さん。音を聞きつけてお客さんは結構集まってきたが、僕らとお客さんとの間には結構な距離間が。しかもまだ夕方で外は明るく、さらに野外っていう状況が、実際の距離よりも遠くにお客さんがいるように思わせた。しかし始まったもんはしょうがない!関係ねぇやるっきゃねぇ!的意気込みで2曲目「all the people come let get down」、「I 'm leaving」を演奏。落ち着きはなかったが、勢いがある演奏だったと思う。
「We are Elekibass ! come from Tokyo JAPAN !!」
そんで4曲目「恋泥棒」。
そしたら、なんと、後の方で眺めていたお客さん達が、いきなりドワーッとステージに駆け寄ってきた!
Aメロを歌っている時点でお客さんはもう目の前にいる。しかもなんかスゲー盛り上がってる!
「キャーキャー!、イエーイ、ウォーウォー、イエーイ!」
これには僕らはビックリ。何が起きたんだ?って僕らが勘違いするくらい。
ステージ前にはもうお客さんでいっぱい。千人近くいるような感覚。
あのただっ広い広場がお客さんで埋まってる。しかしみんなどっから来たんだ?いつのまに!
笑顔で手を振る人、拳を突き出し叫ぶ人、男も女もみんな熱く盛り上がってる。
僕らに向けての歓声が響く。キャーキャー、イエーイ、ウォーウォー、イエーイ!
この光景を見た僕らはそりゃもうそうさ、テンション上がる!一気にハイボルテージ!
いやーなんだかスゴイ事になってきたぞ。もうこりゃ楽しい!
続く「Not to be taken away」で僕らは客席に降りて合唱。
日本ではお馴染みだが、台湾のお客さんにとってはもちろん初めて。
「キャーキャー!、イエーイ、ウォーウォー、イエーイ!」
「オーストラリア」ではみんな手を左右に振り、「skin&bone」ではみんな右手、左手を挙げる!
このときのお客さんの盛り上がり、僕らとの一体感はスゲー。気分を上げさせられる。
そんで最後は「Baby it 's me」。お客さんはまだまだ疲れ知らず。僕らもとてもいい感じ。曲の最後は今までにない、とてもいいテンションで締めくくれた。体が勝手に動くような、そんな高揚感。
「サンキュー台湾!」
僕らはステージを降りるが、降り切る前にすでにアンコールの声が。
僕らは少々戸惑う。まだやっていいものかどうか。時間的余裕とかも。
するとスタッフの人が僕らに興奮気味にこう言ってくれた。
「まだ時間はたっぷりある!もう一回行って来い!」
ドン!と背中を押された気分。
僕らはアンコールに答えステージに上がる。すると
「キャーキャー、イエーイ、ウォーウォー、イエーイ!」
お客さんはまだ残っててくれた。そして僕らは「davit matt」を演奏。
いい疲労感で気持ちよく演奏できた。僕らはこの曲を楽しんだ。
「サンキュー台湾、see you !]
ステージを降りると「アンコール!アンコール!」とまたもや歓声が。
嬉しかったが僕らの次に出るバンドは控えてるし、どうするどうする?としばらく悩んでいると、
スタッフの人、興奮気味にまた登場。
「もう一回行って来い!ロックショウタイムだ!」
僕らは嬉しくなりステージ上に走り出した。
「キャーキャー、イエーイ、ウォーウォー、イエーイ!」
するとすでに去っていったお客さんがまたステージにドワーっと走り寄ってきた!
そんで最後に僕らは「サマーソーダ」を。
なんだかとても爽やかな気分。それを見てるお客さんも爽やかな笑顔。
予想外に盛り上がり、予想以上に楽しかった。
いい汗かいたなー。疲労感が気持ちいいー。
そんときビールは持ってなかったけど、僕らは4人で「乾杯!」ってした気分だった。

つーわけでElekibass@台湾FORMOZフェスは終了!
しかし僕らの曲を知ってる人なんていないのに、あんだけ盛り上がったのはほんと嬉しかった。なんだかアメリカを思い出した。あんなに熱狂的で、みんなで盛り上がってるのを見るのはアメリカ以来かも。日本での盛り上がりとはちょっと違うような?いや、そんなことないかな。気分の問題かな?
僕らにとっては言葉も通じない、誰も僕らのことを知らない完全「アウェイ」の異国だしね。
そんなところでライブが盛り上がれば、それはもう驚き、つーか奇跡的にも思える。
しかもこれは自信に変わる。僕らの音楽に対する、また自分自身に対する自信。
あと追記、何人もの男の人が盛り上がってたのも嬉しかったな。

まあとにかく、この日の台湾はピーカン晴れでとても暑く、僕らもお客さんも汗だくでとても熱く、こんな言葉でまとめるのは安易だけど、まあいいか。まだ終わってないけど、
この一言に尽きる。

いい夏だった!

thank you TAIWAN 。


台湾の写真はコチラ⇒ボーカルサカモトブログ

併せてコチラも⇒ベースノリピーブログ


さらに追記。なんかもう一回アンコールをしたような・・・。
よく覚えてないんだけど。なんだか変な錯覚。

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さよならニッポンさよなら台湾

さて翌日、月に到着した僕らはワイキキの旗印に向かって行進。
中華料理屋に入り、老ウサギに挨拶。彼らは飲茶をもてなしてくれる。
準備を終え、ワイキキ祭りがスタート。

最初は徳永憲。
今日の徳永さんの声は、よく響く。
リハーサル時にギターの音量やマイクを変えたのが功を奏したようだ。
なのでメロディがよく聞こえる。歌詞も伝わる。
3曲目に「なんだか迷惑だ」を披露。
いやあ、よかった。僕が好きな曲なので、ひいき目かもしれないがそれにしてもよかった。
ライブでこの曲を聞いたのは初めてだったが、バンドバージョンもいいね。CDより力強かった。
僕が今まで見た中でいちばんの徳永さんのライブだった。

2番目ゆーきゃん。
場内は一気に静寂。空調の音が目立つ。くしゃみをするのもはばかれる程の空気感。
最近はバックバンドを従えてのライブだったが、この日は一人ギターを持って弾き語り。
彼が歌い出せば、もう否応なく、ゆーきゃんワールド。
歌声でここまで世界を作り出せる人は、僕は、そう見たことない。
妙に歌唱力がある人、熱く熱唱する人、メッセージを投げつける人はよくみかけるが、
ゆーきゃんはどれにも当てはまらない。ささやくようにそっと歌う。
リバーブの効いた歌声が、空気を伝わっていく感じ。思わず聞き入ってしまう。
この日ゆーきゃんはMCで

「僕が思う、最高のロックバンドは2ついます。1つはモールス。そしてもう1つは今から歌います」

「情熱の薔薇」をアカペラで歌うゆーきゃん。
粋なことをやってくれた。

そして最後はエレキベース。
この日は最近お馴染みの曲に、最近ライブでやってない曲を盛り込んだセットリスト。
やっぱこういう選曲は、曲ごとに雰囲気が変わって面白い。
やってる方も気分が変わる。
サポートベースのノリピーは、僕らをしっかりサポートしてくれる心強い見方。
しかもバンドに力強さや新たなノリを与えてくれる。

アンコールをやり終え、ワイキキ祭りは終了。
DJの熊と羊の二匹は終始ナイスアクト。DJ終了後、汗だくの二匹はビールを旨そうに飲んでいた。

中華料理屋のスタッフの方にはほんとよくして貰いました。
どうもありがとう。老ウサギにもお礼を。暑中お見舞いを送る、と約束。

僕らはみんなに別れを告げ、地球へと帰る。
だがその前に、僕らエレキベースは台湾へ!
台湾の野外フェスティバルに出演。
さあ、どうなるんだろう。
台湾ってどんな雰囲気の国なんだろう?台湾人はどんな人柄で、僕らの音楽をどう思うんだろう?
追って報告します。
そんじゃまたー・

イベント詳細はここ⇒ 台湾フェス


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ワイキキでムーン・ダンスを

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しばらくの間、ちょっと月まで行っていました。   
特に用事があった訳でもなく、宇宙飛行士を夢みた訳でもありません。
遠くに輝く月が、まるで避暑地のように思えたのです。
あぁなんて涼しそう。月面に寝そべったらヒンヤリして気持ち良さそうだ。
月には木々も無ければビルもない。人影もない。辺りいっぺんシーン、としていて無味乾燥。
ただ果てしなく続く荒野。地平線の先は何も見えません。
まるで海の上を歩いているようでした。景色はずーっと空だけが続くような。
そんな月をブラブラ歩きながら、僕はある場所を探していました。
そう実は、僕の月旅行には目的があったのです。
7/26日に開催される「ワイキキ祭り」の場所探し。
ワイキキ同好会のエレキベース、ゆーきゃん、徳永憲の3組でワイキキレコード祭り。
祭りにふさわしい、どこかいい場所はないかと思い、山を登り谷を超え、
ブラブラと歩いていると洞窟を発見。洞窟の中は真っ暗でヒンヤリと冷たい空気。
かすかに見えるその奥には地下へと続く階段があり、僕は足元をライターで照らし、階段を下りていきました。
するとうっすら赤く光る提灯を発見。そして分厚い無機質な扉。
扉を開け中に入るとそこは中華料理屋でした。
店内は狭く、テーブル席二つとカウンター席のみ。BGMはジャンゴの「It's Only a Paper Moon」が流れていて、厨房では二匹の老ウサギがせっせと働いていました。
僕は奥のテーブル席に座り、揚げ団子、海老チリソース、中国ビールを注文。
この日初めての食事を楽しみました。
全て平らげお腹もいっぱい。煙草を吸いながら店内を見渡していると、僕はデジャブを感じました。
この店来た事あるような気がするな。そうだ!ニューヨークの「ムーン・パレス」みたいだ。
そのムーン・パレスも中華料理屋で、学生時代に友人のポールとよく食べに行ったものです。
「ムーン・パレスに似た雰囲気のお店ですね」
すると二匹は耳をピン、と逆立て
「おや、ムーン・パレスを知ってるのかね若いの。ワシらも40年前にあの店に行ったんじゃよ。」
話を聞くと二匹はムーン・パレスで出会ったそうで、ヴァン・モリソンの「Moon Dance」で趣味が合い意気投合。
たちまち二匹は恋に落ち、中華料理屋を始めたそうです。定休日は餅をついて過ごしている、とのことでした。
店内の隅にはスピーカーが配備されており、PAシステムも整っていて、月の石で作ったステージもありました。
(そのステージ脇には臼と杵が置いてありました。)
「祭りはここでいいんじゃねぇ?」
僕はお店を1日貸切にしてくれないか、と頼んだところ、老ウサギは即快諾。
僕らは握手を交わし、ワイキキコンピとオコメvol3を渡してウサギに別れを告げました。
そして洞窟の外にワイキキの旗印を掲げ、地球へ帰りました。

家を長期不在にしていた為、郵便受けは広告チラシと請求書の山。
その中に一通の葉書が。その葉書の裏には一枚の古びた写真が貼り付けてありました。
月面いっぱいに紅の布が敷きつめてあり、その中央にはタキシードにウェディングドレス、シルクハット姿の二匹のウサギが幸せそうな笑顔で餃子の皮を作っている写真でした。
「太陽は過去であり、地球は現在であり、月は未来である。」
葉書にはこんな言葉が書かれていました。僕は二度目のデジャブ。
月から届いた温かい暑中お見舞い。

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つーわけで、無駄に長くなりましたが、7/26の水曜日は新宿RED CLOTHにて
「ワイキキ祭り」を開催!
出演はエレキベース、徳永憲、ゆーきゃん。
DJは「DJ山小屋」ことロッヂ。
新宿駅からは遠いが月に行くほど遠くない。
この日僕らは月夜に未来を歌います。
カモン見に来てね。

Van_morrison


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モチーフをおすそ分け

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ナイスジャケはリトルウィングスのカイル画。
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天から降ってきた雨水は、山肌をギザギザと流れていく。

あらかじめ決められたかのようなギザギザを、各自流れに身を任せ。

ある雨水は、諏訪湖に入る手前で路駐する。

湖に流れ着くのをためらったのか、またあるいは緊急停止か。

太陽に干される前に、どうか神のご加護を決断を。

ある雨水は、海に流れ着こうとする。

ここに流れたら着いたら最後、雨水はグランドフィナーレを迎える。

やったね雨水!海が「ハロー!」って出迎えてるよ。

海に流れ着くまでには色々あったろうけど、最後を見届けて結果オーライ。

ある雨水は、海とは違う方向に流れていった。

「海へ向かえ!」という天の声は、どうやら聴こえなかったようだ。

独自の嗅覚でギザギザを進む雨水。大事なものを嗅ぎ分けて進む。

「我が道を行く!」。簡単そうに聞こえるが、選択を誤れば大事な人に会えなくなるぞ。

もし間違えたなら、それはどうしようもない。もうしょうがない。

心機一転、ろ過されてミネラルウォーターになりなよ。

他とは一味違う雨水になろう。自然水を気取って華を咲かせよう。

世間に固定観念を植えつけよう。違いも分からないセレブの御用達になれるかもよ。

ある雨水は、土壌の堆肥を吸い取りながら進む。

誰の助けも借りずに進む。栄養を摂ってぶくぶく太って進んでく。

ストイックなんだか、ただ甘やかされてるだけなんだか。

流れ始めた雨水の旅も、そのうち終わりを迎える。

何かが変わる気がしてたなら、ギザギザ進むのやめてみな。

そうすりゃ何かが変わるかもしれないよ。

もしこの世の終わりに流れ着いたなら、おつかれさん。まあとりあえず座りなよ。

君に明日は来ないけど、今ごろ過去はいい思い出になってる筈だろう。

この世の終わりに唄でも歌おう。

その唄のモチーフは、ギザギザとギザギザが合わさった所から。

合えばきっと道になる。またそこから流れ出す。

握手!そしてこのアルバムに拍手!

今日のモチーフは、モールス最新作「モチーフ返し」から。

いやあ、いいアルバムだ。今までの最高傑作だ。

モチーフ返しが出来たなら、きっとそのモチーフも報われた気分。

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