« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

We are the Village Green

kinks_002
広場を歩くkinks。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕らはみんなの広場を保護するグループ
神よ、コッポリと革靴のヒビを救いたまえ

僕らは絶望サンライズを鑑賞するグループ
神よ、くせ毛のトナカイと全ての飼育牧場を救いたまえ

僕らはサンセット・コーヒーを飲み続けるグループ
神よ、ブルースカイとクールなドール婦人を救いたまえ

僕らはブルーベリーヨーグルトパン工場に通うグループ
神よ、St.マルクとそのパンを与えられた全ての人を救いたまえ

僕らはトニー滝谷と風が吹く部屋で話すジャパニーズグループ
神よ、孤独と残された洋服を救いたまえ

僕らは迫害オフィスビルを構造するグループ
神よ、けなげな学生とMr.セキュリティを救いたまえ

僕らは補助道路を非難するグループ
神よ、演劇小屋とチャイナ・フードを救いたまえ

僕らは循環器機能とクレイジーダイヤモンドを消化するグループ
神よ、感傷的看護士の海岸を救いたまえ

僕らはみんなの広場を歩くグループ
神よ、手を合わせハンドクラップをしたまえ

僕らはみんなの広場を見守るグループ
神よ、楽器をくわえ鈴を鳴らしたまえ

混沌から過去を保護し
君と僕とで未来を見守る

僕らもビレッジ・グリーンにいるグループ
キンキー達よ、他に出来ることは?

| | コメント (4)

"BIG AL ''

nrbq_005
NRBQの2代目ギタリスト、アル・アンダーソン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アルがいるといいことがある

彼らのバンドは世界中をドサ周り。

とあるバーで見た人からヤンキースタジアムで聞いた人まで。

彼が行くとこ音楽が巡る。


アルが弾くといいことがある

大きなお腹に小っちゃなテレキャスターを乗せてアルは弾く。

時にロック、時にブルース。時にはジャジーでルーツはカントリー。

彼の美学は弾かない美学。


アルが歌うといいことがある

太っ腹から出るソウルフルな声は野太くやさしい。

「cecilia」を歌う彼は決してあきらめない。

ネバーネバー、ネバーネバーと、1回限りのキスを歌う。


アルに飲みに誘われるといいことがある

酒があまり飲めない僕、今やすっかりアル中に。

世の人忘するなビッグ・アルと忘年会。


| | コメント (0)

I like that girl

nrbq
nrbq_002
おまけにクリスマス・ウィッシュも。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「I like that girl」 はB面の4曲目。
「あの子いいね」ってかんじなのかな?(オレ訳)
オレヒアリングでは、「あの子はこうこうこんな感じで、こうだから可愛いんだよ」
って歌ってます。(全然聞き取れてない)
イカした爽快メロディと、トランペットが鳴り響く痛快ポップナンバー!

クラスメイト、会社の同僚、街かどで見かけた人、道ですれ違った人。
お気に入りのお店の子、はたまたスクリーンの中の人。
「girl」は音楽、映画で題材にされるナンバーワン項目かもね。
ビートルズには、そのまま「girl」って曲があるし。
ついさっき見てたクロード・ルルシュ監督 「男と女」。
オレ批評では、未練がテーマの映画。
主人公の男はレーサー。フランスからモンテカルロ間、何千キロって走行距離の耐久レースを終えたあと、女から 「レースの模様はTVで見ました。愛してます」って電報が届く。男はその電報を見るや否や、現地から女の所まで何千キロって距離を、夜通し車でぶっ飛ばす。
うわ~すげえ行動力。レースの疲れなんて関係ないんだね。しかもレースで乗ってた車で会いに行ってたし。
男は女に会えたはいいが、結局「未練」が原因で思うようにはいかず。
ここにきて、どっとレースの疲れが出ただろうね。お疲れまあ元気出せ!
物語は終盤で、また「未練」が次の展開を生み出していく。

とにかく、それだけ「girl」は大きい存在なんだろうね。男目線で物言ってるが。
必要不可欠な存在。 「girl」がいないこの世なんて考えられない。
もし明日、地球上から 「girl」がいなくなったらどうする?どう思う?
ただ単にまず、つまんないね。(究極的に)
僕は男として中途半端なサイズなので、着る服は女性サイズがピッタリ。
もし明日、地球上からいなくなったら、僕は今後着る服のサイズに困る。
大きめの服を、毎回仕立て屋に持っていかなきゃならない。
それは困るちょっと面倒。
恋をしてる仕立て屋は、淋しいヤツだが仕事はしっかりこなしてそうだ。
仕事に真面目な仕立て屋も、人生に「girl」は必要。

このNRBQも「girl」をよく曲の題材に取り上げる。
彼らはデビュー当時から約30年間、やることは全く変わってない。
NEW RYTHM&BLUSE QUARTET、「新しいリズム&ブルースを生み出す4人組」の意。
ロックンロールを基本に、彼ら流の音楽を30年間やり続けてる。それは今も変わらず。
お菓子で例えれば「ハッピーターン」。30年間変わらぬ味。(30年かどうかはオレ都合)
キャッチコピーは「しあわせの時間とおいしい笑顔」。
たしかにおいしい!ハッピーターンを食べながら、NRBQを聞きながらこれを書いてる今は、たしかに「しあわせの時間とおいしい笑顔」!(笑いながら書いてはいないよ)
今まであんまり意識してなかったけど、ハッピーターンって「せんべい」なんだね。
せんべいと言えば丸くて醤油味の・・・って固定観念はあるが、
ハッピーターンを「オレは今せんべいを食べてる」と意識したことは無かった。
スナック菓子の元祖「せんべい」。定番の味&食感。袋には「かろやかでスイートなせんべい」って書いてある。
やっぱNRBQみたいじゃん。(こじつけ味)

| | コメント (2)

Hey 14, open the door !

jonathan_006
夏頃に出たニューアルバム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

When I was fourteen
Salvador Dali was there for me
Opened the door for me to the dream world
to my dream world

僕が14才のとき、サルバドール・ダリは
夢の世界へのドアを開けてくれたんだ
僕を夢の世界へ・・・

と、ジョナサンSaid。
僕の場合、今から14年前。
14才の僕を夢の世界へ導いてくれたものは・・・


う~ん無いな。思い出せない。夢見てなかったのかも。
不感症な少年。しかも坊主頭の。
音楽とは、もちろん絵画とも無縁な少年時代。
美術の授業はつまらなかった思い出しかない。
当時はブルーハーツがリアルタイムな時代。
それを聞いてもそれほどピンとこなかった不純な14才。
マンフレッドマンの「ドゥワ・ディディ」のイントロを聞いた瞬間、
「ガツーン!」と電気が走った14才も世間にはいるというのに。
僕は当時、何に対して多感だったんだろう?
何も考えて生きていなかった、というのが正解かも。
当時は当時で満足してたのか?
14才という年齢は、残念ながら僕にとって何かのきっかけになった年齢ではないようだ。
今思うと、14才という時間を無駄に過ごしてしまったような。
これはもったいない事なのか?

14才を歩んでいた僕の道には、開けるようなドアが現れなかった、と考えることにする。
マンフレッドマンでガツーン!ときた人の言葉を借りれば、自分の中に何かしらの卵があって、その卵が割れるときがある、といったような。
ちょっとわかりにくいかね?
潜在的に興味があるものにまだ出会わなかった、ってことだよ。
ドアが開くのも、卵が割れるのも運命的。
人によって遅い、早い、はたまた生涯出会わない、って人もいるかもね。
僕は幸運なことに、ドアを開いてくれた人、潜在的だったであろう卵も割れた。
そういや僕が19才のときに過ごした場所はドアが100くらいあるところ。
1回しか開けなかったドアや、何回も通って開けたドアもある。
今思えばそのドアは夢の世界へと導いてくれたのかも。

モーゼみたいに「開け!」って海が割れるくらい力強くいきたいもんだね。
行き先指定できる「どこでもドア」じゃダメだね。
ハートに火をつけるドアーズ並がいいね。
ツェッペリン風に階段をのぼって、ボブディラン気味に天国へのドアを開けると
そこにはジョン・レノンが「スターティングオーヴァー」を歌ってたりして。
この曲いいねー。いい曲だねえ。最近お気に入りでよく聞いてる曲。
今までジョン・レノンってあまり聞かなかったので。
ジョンは復活のドアを開けたら銃弾が飛んできた。
レディファーストでもし先にヨーコを通してたら、ヨーコは今頃もしかして?!

話がそれました。銃弾もそれればよかったのに。
ピカソにも、ヴェルヴェットアンダーグラウンドにもドアを開けてもらったジョナサン。
そんでジョナサンにドアを開けてもらった僕。
いつかドアを開けてあげれるような存在になれるといいね。
まず手始めに、女性、子供、お年寄りから。
やさしい僕。防弾チョッキは忘れずに・

| | コメント (5)

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »