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ミュージカルバトンwith ジョナサン

jonathan
さあバトンが周ってきたよ。ボクと二人三脚で走ってみよう。じゃあまず左足から!
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説明:「バトンが回ってきたら自分のウェブログでいくつかの音楽に関する質問に回答して、その質問をさらに自分から5人に繋いでいくネット遊び」だそうです。アメリカの音楽好きブロガーから始まったらしい。」

ってことでkiiiiiii lakin
からバトンを渡されたのでサクっとやってみよう。

●今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

⇒9.3Gです。(そのうちジョナサンは102MB)

●今、聴いている曲

⇒ジョナサン・リッチマン/Cappuccino Bar

「カプチーノ・バーの中でみんなで話そう。古いギターでロッキンしよう。ジョナサン、君は何を注文したの?カプチーノが3つも来たけど。いやいや違う、ボク頼んでない!カプチーノ・バーでワイワイやろう。」
って歌ってます。(※オレヒアリング、オレ訳)

●最後に買ったCD

⇒ジョナサン・リッチマン&THE MODERN LOVERS/Rock'n Roll with the Modern Lovers

買ったというか買ってもらった。レコードは廃盤でCDで再発。再発を決めた人はイカす。

●よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

⇒「Egyptian Raggae」
やっぱこれだな。DJやったときよくかけてた。インストの中ではこれがナンバーワン!

⇒「アイスクリームマン」
いやいややっぱこれ。「アイスクリームマン!」ってあの歌い方はジョナサンしかできない。

⇒「ガバメント・センター」
これいいよ。かっこいい。イカす。聞かせたい。

⇒「ハーポがハープを弾くとき」
これいい曲なんだよ。ハーポという人物に捧げた曲。
ハーポがハープを弾いたら・・・・。
of montreal の「君が現れたとき、周りの景色は無くなってしまう」って曲のニュアンス的。

⇒「ロードランナー」
言わずと知れた1,2,3,4,5,6!
レディオーレディオー!です。

●この人に紹介

⇒誰にしようかな?ただいま考慮中。候補だった人はすでにバトン渡されてた。
つーわけでバトンもらってくれた人は後で紹介。

⇒バトン渡した人達は、
魚群探知機は夢見る duzzさん⇒現在公開中
BANK$ umuさん⇒レコーディング中
ストライカーズ 星野くん⇒音信不通中
cafelon 壱くん⇒サーバーダウン中(7/2現在)
二階堂 和美さん⇒しばらく出先中


こんなかんじでバトンもらってみました。
結果的に全部ジョナサンになってしまいました。
ジョナサンの曲で1曲出ると、あれもこれも!ってなっちゃうなー。
最近スパゲッティばかりで偏食ぎみの、僕の偏った選曲でした。
さあバトンよ世界一周して来い!

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I love the summer

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なんだか梅雨っぽくないね。
雨ふらねーじゃん。期待はずれ。梅雨なりの過ごし方考えてたのに。
もうそろそろ夏モードに切り替えよう。I love the summer!
でもこんなこと言ってると明日雨だったりするからね。まったく梅雨ってやつは!
心模様は梅雨空模様。いつ雨が降ってもいいように、傘は携帯しておこう。
天候に左右され過ぎるのもどうかな、と思う。でも傘を持ち歩く準備だけは周到。
もし雨が降って濡れてしまってもオッケー。夏になればすぐ乾く。

I love the summer!
サンシャイン!ブルースカイ!
さあ海に行って泳ごう!オレは夏が大好きだ!

って自信満々に言えるほど、僕は夏男じゃない。
夏が待ちきれないぜ!ってわけでもない。
でもいいね夏って。
これでもか!ってくらい空は青い。
これでどうだ!ってくらい太陽が照りつける。
「オッケー夏よかかってこい!」
果敢に挑むがすぐに汗だく。最近は紫外線も強いらしいね。
オレは無駄に肌が人より弱いから、やっぱり木陰に入る・・・。

う~んやっぱり木の下はいいね。
涼しい!アイスコーヒーをカランコロン言わせながら、タバコでも吸おう。
ついでに音楽でも聞かない?今日はCDを持ってきたんだ。
曲はマーブルズの「I love the summer」。

夏は嫌いじゃないけど夏男じゃないみなさん。
そんな中途半端な方、こっちに来てこの木の下で涼んでいかない?
オレもどうもこっち側の人間のようだよ。
夏!って聞いてマーブルズのこの曲を持ってくるくらいだからね。
こんなオレはちょっと弱い。
そうこうしているうちに、だんだん日が暮れてきた。
地平線に太陽が。

I love the summer days。
パパパーパーパ、パパパパーパー♪♪~♪
サンセット。海風が心地いい。ハーモニーもいいかんじだ。
さあすっかり日も落ちた。星も出てきたみたいだよ。
やっぱりいいね夏ってやつは。
もうすぐ夜空に花火が上がる!

サーフボードを片脇に、波に果敢に挑んだブライアン・ウィルソンは、
やっぱりサーフィンは向かない、と気付いたみたい。
ビーチでサングラス、色黒を目指したロバート・シュナイダーは、
日焼けで顔が真っ赤になってる。
ヘイ You! 木の下からサーファーガールを眺めよう。
Don't worry!日焼け止めクリーム貸してやるよ!

I love the summer!


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バケツに叫ぶブルース

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Kevin Ayers...。
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ケビンといっしょにバケツに向かって叫んでみよう。

「明日天気になれ!」とか。「王様の耳はロバの耳!」とか。

「HEY!HO-!」とかでもオッケー。

迷路に迷いこんだ、ストレスが溜まる、告ってフラれた、原因不明、けだるい、進路相談、仕事辞めた!なんかパッとしない、まだ5月病、それわからん!友達が出来ない、金がない、わがままだ、また相談だ、誤解だ、蒸し暑い!」
などなど。

顔をバケツにつっこんで叫んだら、まず自分にはね返ってくる。反響、ってやつ。
でもそのあとに、やまびこみたいにケビンの歌声が・・・。

出口を見つけられずにいる
すべての人たちのために僕は唄う
みんなで一斉に叫び声をあげたなら
誰かの耳に届くかも知れない
(彼らの叫びを聞いてくれ)

なんてこころ優しいケビン。
でも別に、彼らの叫びを代弁する訳では無さそう。
とりあえずの叫び場所、発散場所としてバケツを貸してくれたケビン。
「これ使えよ」ってかんじで。
ケビン、この曲いいね!

ケビン:「サンキュー。このバケツはBANANAMOURの2曲目だよ。いつでも使えよ!」


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昼下がりのPAUL&MARY,EDDIE LANG

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梅雨はいったん一休み。今日は快晴、陽射しがちょうどいい昼下がり。
部屋の中はね。外はとても暑そうだ。雨降らすのを忘れてるうちに洗濯を!
まったりした昼下がりにはまったりした音楽を。
観葉植物には水を与えよう。
小野にはカルシウムを。骨よ強くなれ!

LES PAULとMARY FORD。夫婦だよねたぶん。
言わずと知れた、ギター「レス・ポール」を作った人。
レス・ポールを使ってる人といえば、パっと出てくるのはハードなロックのイメージ。
でもこの人はジャズ。まあ時代も時代だからね。1930年から50年代にかけて。
でもその当時としては、弾いてる内容はかなりハード。
ギターの音じゃない。電子音風なピコピコ風。とてつもない速弾き。
一体どうやって弾いてんだ?耳を疑う。
聞いたところによると、とりあえず普通に弾いてみて、それを何本も重ねオーヴァーダビング。そんでテープの回転速度を速く!
したらしい。なるほどー。それであんな音が。
戦前にこんなことしてた人がいたんだね。多重録音の第一人者かもね。音楽界の平賀源内エレキテル。

レス・ポールを聞いたきっかけは、オブモントリオールのアンディが聞かせてくれたのと、(それはそれはとてもキレイなクリーン音)、アメリカのジュークボックスの中。
「モッキンバードヒル」って曲が入ってて、ちょっと聞いてみようと思い1ドル札を入れてみた。
その曲は奥さんMARYが歌ってる曲。昼下がりの古びたバーで聞くにはもってこい!の曲だった。
近くで飲んでいた外人さんにも好評。ナイス選曲オレ。
(ちなみにその後チープトリックをかけてみたら、「NO!NO-!」って大ブーイングをあびました)

このエレキテルなレス・ポールは、自分でラジオを作っていろんな電波を受信してたらしい。
その中でも彼はエディ・ラングが大のお気に入りだったらしく、エディの曲を毎日受信し血が出るほど弾きまくり、コピーしたらしい。(この「血が出るほど」ってよく聞くエピソードだけど、オレは出した事ない。みんな出した事ある?)

あのレス・ポールが血が出るほど!なんて!どんな人か聞いたみたい!と思い探してみたけどエディのCDは売ってない。コーナーすらない。あったとしても2,3曲参加してるコンピレーションCDくらい。
それがたまたまアメリカはアセンズのレコード屋に売ってた!
ラッキー!こんなところにあるなんて!レジにウキウキ持って行く。
するとお店の人はなんか見たことある顔の人。
誰かと思えばオリビアトレマーコントロールのベースじゃん!
こんなところにいるなんて!やあHELLO!

「オレこのCDずっと探してたんですよ。日本に売ってなかったんだよ」

「そう。それはクールだね」

と彼は言ってた気が。ついでに彼と一緒に写真を。
彼はその日の僕らのライブも見に来てくれた。サンキュー。

エディ・ラングはゆったりしたメロディを奏でる。天気がいい昼下がりなフレーズ。
時には速く、時にはゆっくりと。後ろで流れてるホンキートンクなピアノも心地いい。
僕のお気に入りCD。
昼寝するにはもってこい。

さあ、陽が西の方に傾きかけた。
洗濯物を取り込んで、出かけよう。

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Do you believe in Magic ?

motown
永遠に魔法を信じ続けているオジサンたち。
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「エルビス、ビーチボーイズ、ストーンズ、そしてビートルズ。
全てのNO.1ヒットを足しても‘彼ら’にはかなわない。
しかし‘彼ら’の名を知るものはいない」

一体誰だソイツらは!?そんなスゴイ人いるの?
そんなキャッチコピーに惹かれ、この映画を見に行くことに。
彼らの名は「ファンク・ブラザーズ」。
知らない。WHO?
彼らは「モータウン」っていう音楽レーベルに所属していたスタジオミュージシャン。
スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5、シュープリームスらの演奏担当。
いわゆる「バックバンド」。
彼らが演奏すればその曲は必ずヒットする。

「オレ達が演奏すれば、どんなオンチな歌手でもヒットするんだよ!」

どれだけその曲がヒットしても、彼らはステージでスポットライトを浴びることもなく、レコードには名前すらクレジットされない。そのヒット曲は誰が演奏してるのか?なんて興味は全く持たれない。
歌手が「光」なら彼らは「影」。
そんなずっと影だった彼らに光をあてたドキュメンタリー映画。
ヒット曲にまつわるエピソード、それを作り出した彼らの栄光と挫折の物語。

彼らは生涯を通じて「Do you believe in Magic ?」で突き進んだ人たち。
ただ信じるのは簡単だけど、信じ続けるのは難しい。
「信じ続ければ魔法はおこるんだよ」、を実現させた人たち。
このオジサンたちは、音楽のすいもあまいも、本当の音楽の楽しさも知ってるんだろう。
栄光と挫折、紆余曲折を経て生まれた気持ちの余裕(?)というか。

劇中で、「モータウンサウンドの作り方を教えてあげよう」シーンがあって、
「オーケー、まずはドラムから。1.2.3.4!」
リズムがはじまり、続いてベース、ギター、が続く。
「さあお次に私の十八番のタンバリン。シャン、シャン、シャン、シャン。これがモータウンサウンドだ!」

魔法の呪文みたい。こう唱えれば、みたいな。
しかしこの人のタンバリンはとてもイカす。オレこの映画見てタンバリンってものを見直した!
モータウンサウンドにタンバリンは必要不可欠だね。ナイスタンバリン。
彼らは音をただ出してるんじゃなくて、音を「発してる」かんじ。
そんな風に発した音は時を越えて届く。あんなにシンプルな演奏なのに。
「あれならオレらにも出来るんじゃねーか?」って思わせるけど実際やってみると出来ない。
演奏力はもちろんだけど、音を「出す」と「発する」の違いは大きいかもね。

そのとき、その瞬間に魔法はおきるし、長年積もり積もってやっと魔法がおきるときも。
魔法がおきるタイミング、魔法の種類はそれぞれ。
魔法をおこせるのは「Do you believe in Magic ?」を信じていればの話。
呪文も覚えないとね。これがまたけっこう大変なんだけど。
この映画は「Do you believe in Magic ?」を投げかけられたかんじ。
オレはもう1回投げかけて欲しかったから、もう一回見に行きました。
サンキューおじさん!

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smile@54-71

54-71EP2005-1
うっすら見える・・・。
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54-71。
ベーシストは後向き。
ギタリストはギターじゃない音を出す。
ドラマーは余計なものは叩かない。
ボーカリストは鼻水を垂らす。

ギタリストが脱退。
ドラマーはスモールサイズのドラムセット。
ベーシストが前を向く!
ボーカリストは歌を捨て、
選んだ楽器はキーボード!

ベーシストは永遠なフレーズを弾き始め、
ドラマーは永遠のモータウン。永遠のリズムを叩き出す。
ボーカリストの鍵盤は、最近始めたばかりとのこと。

先日のライブでは
ベーシストはうっすら笑顔。
ドラムのリズムはハートビート。
ボーカリストはアンコールで
ショパンの調べを弾き出した!

初めて彼らを見たときは
正直ビックリ正直唖然、
衝撃度数は100パーセント。
見てる僕らは立ちつくすばかり。

smile@54-71。
お客さんにもスマイルが。
笑顔どころは人それぞれ。
以前と何かが変わってきた。

小さい数から大きい数。
引けばマイナスになるはずが、
彼らの場合はプラスにする。
リスクをプラスに変えるバンド
54-71は異次元を進む・・・。


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