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ROCK&ROLL CIRCUS !

rolling_stones
DECEMBER 11,1968
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レディース&ジェントルマン。どうもkamedaです。
今宵はザ・ローリングストーンズ主催、「ロックンロールサーカス」へようこそ!
しかしすっかり寒くなりましたね。外は雪降ってますよ。風邪など引いてないですか?
本日はこのサーカス小屋でロックンロールショウが行われます。
どうこのテント?なかなかいいかんじでしょ?
今日は素敵なイベントになること間違いなし!
だからみなさん、ぜひ目に焼き付けてって!
では本日の出演者をご紹介。
トップバッターはジェスロ・タル。
ボーカルの彼は足を上げながらフルートを吹くことで有名です。
その吹き姿、ぜひご覧あれ。
続いては今ノリにノってるバンド、THE WHO!
曲目は「クイック・ワン」。彼らのコーラスワーク、迫力ある演奏は必見!
今日の彼ら、見逃しちゃあいけませんよ。
お次はタジ・マハール。
今日の衣装はカウボーイ!彼は今マカロニ・ウェスタンに夢中だそうです。
なんでもクリント・イーストウッドに影響されたとか。いや聞いた話だけどね。
まあとにかくソウルフル!彼のハンドクラップに合わせて手を叩きましょう!
次はマリアンヌ・フェイスフル。
ミックと付き合ってたんだっけ?まあそんな話はどうでもいいや。
会場はきっと彼女の歌声に包まれることでしょう。
そして今夜はスペシャルゲストとしてビートルズからジョン・レノンが来てくれました!
今夜のショウの為に、彼はスペシャルバンドを結成。
さあジョン、バンドメンバーを紹介して。ところでそれ何食べてんの?焼きそば?

ジョン:「ギターはCREAMからエリック・クラプトン、ドラムはジミヘンドリックス・エクスペリエンスからミッチ・ミッチェル、ベースはキース・リチャーズだよ。曲はビートルズのYER BLUESをやるよ。あとセッションでヨーコも参加するよ。今夜はどうぞヨロシクネ。」

サンキュージョン。豪華なメンバーだね。楽しみにしてるよ。
さあ大トリは本日のメインバンド、ローリング・ストーンズ!
ミックはいつ見てもほんとセクシーだね。
今日のサポートキーボードはなんとニッキー・ホプキンスだよ!
あの大ヒットシングル「ジャンピングジャック・フラッシュ」も今日はやるんじゃないかな?
是非聞きたいね!
そんで気分が盛り上がってきたらみんな席から立って踊ろう!
そういやそこのディレクターっぽい方!興奮して踊りだすのはいいけどカメラに見切れて映っちゃわないでね。
でも今夜は無礼講。特別ノープロブレム。
今日のこのイベントは、参加者みんなで楽しみましょう。
ところでみなさん、入り口でマントはもらいました?
あれ全員分用意してます。赤、黄、ピンクにオレンジ、どれでも好きな色をそうぞ!
あと帽子も各種揃えてますよ。マントに合わせてどれでも好きなやつ選んでくださいね!
あ、そうそう。バンド転換時に素敵なB級サーカスもありますのでそちらもお楽しみください。
でも彼ら、それほどたいした芸はできません!なのでどうぞ笑ってあげてください。

ではみなさん、 Let's spend the night together!

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Welcome to our Wedding Rception

wedding
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結局名古屋まで行って買ったのはEELSの新譜。
帰りの新幹線はこれ一枚でオッケー。
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先日僕のちょっと変わった友人(3che)と一緒に名古屋へゴーゴーゴー。
ミサイルという友人の結婚式。
アイツと僕らは名古屋で知り合ってかれこれ9年。
僕はアイツにある意味人生を狂わされたかも。
「これどう?カッコいいやろ!」
って会話をしながらアイツの部屋でレコード聞いてた。
僕にきっかけをくれたヤツ。僕のロック友達。
そんなミサイルとカエちゃんの結婚式。おめでとう。

なんかアイツの結婚式姿を見てるのが夢みたい。
最初聞いたときは正直ビックリ。「マジで?!ほんとに!?」ってかんじ。
アイツは僕らの中でいちばん結婚から遠そうなヤツだったし。
去年の年末に家に来た時、アイツはなぜかマリッジブルーだったし。(オマエがなるな)

新郎新婦入場。入場曲はサム・クック。
イントロダクション的にはいい選曲だね。
うわー嬉しそうな顔しやがって!見てるこっちが照れる。
一通り紹介が終わって続いて恒例のケーキ入刀。
初の2人の共同作業でBGMはなぜかシュープリームスの「恋はあせらず」。
そこは慎重になるところじゃねーよ!でもハッピーでイカした曲。
オレだったらCAKEかけるね。曲は「distance」。
いやいや「距離」って!そこで測るな!って言われそう。
入刀用の刀は日本刀。彼は剣道部だったから、その友人の計らい。だそう。
ちなみにアイツは男3人兄弟。名前は全て明治時代の志士達に由来してる。
日本刀ならあの角刈りのお父さんも喜ぶね。
「男ならけじめをつけるときは刀だ!」ってかんじで。

お色直しのため新婦退場。
退場曲はローリングストーンズで「She is a rainbow」。
もうバカ夫。「彼女は虹のよう」だなんて。
ちなみにアイツのお色直し退場曲は「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」。
ワン、ツーで飛んで行け!

式に来てる人達は、僕は全然知らない人ばかり。
でも僕には知らない、アイツの過去を知ってる人。
高校時代よく喧嘩をした、野球部では補欠だった、剣道を教えてもらった、などなど。
僕が初めて聞くエピソードばかり。
僕が知ってるアイツのイメージは、そのエピソードの中には無かった。
僕がアイツと出会った、また長年付き合うようになったきっかけはロック。
そんなことはアイツの地元の友人達は知らない。
だから、アイツのああいうBGMの選曲は聞いてて嬉しかった。
なんかいい感じで笑えた。あの選曲で笑えるのは来場者の中でたぶん僕らだけ。
地元じゃない僕らもちゃんと招待された気分。
ただ今回はオルタナティブチックな曲は無かった。
「式の雰囲気に合わないから嫁に却下された」そう。
その判断、僕は評価します。今日はオマエだけが主役じゃないからね。
そういうバランス感覚を担当してくれるいい奥さん。
(ちなみにエレキベースのライブに来てくれたことがある)

2次会で「ほんとオマエらは会った時から成長してないな」
って言われた。行動パターンが昔と変わってない、ってこと。
僕らは名古屋で行きたかったレコード屋の場所がわからず、
結婚式前日で忙しいだろうアイツに「どこ?わからん!」って何回も電話しまくってた。
「せっかく久々に名古屋来たんやから、繁華街にでも行ったら?」
って言われたけど、そう言われてもなー。他に思いつかなかったし。
別にそういうとこ行きたい、とも思わんしなー。
(でも理想のネクタイを求め、繁華街のブランドショップに行きまくった)

HEYミサイル。ちょっと言葉を返すけど、
BGMがかかってるときにオレらが座ってるテーブルに来て
「な、この曲いいやろ?」
って言うオマエも昔から全然変わってない。
ほんとめでたいやつだ。
オレからはタートルズの「HAPPY TOGETHER」を。
3cheからはやっぱりTHE kG の「SHE'S REAL」を。

PS:引き出物のバームクーヘンってもしかして?
まあオレの深読みかもね。

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charming,too.

mirha
スカーフが似合ってた。MIRAH。
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彼女はギブソン63年製のギターを弾きながら歌う。
髪はおおざっぱにピンでまとめ、首にはスカーフ。
客席からはワンピースを着ているように見えたが下はジーンズ。
アメリカの小さな町で暮らしてそうなかんじ。
彼女は背が低い。

ライブでの彼女はCDで聞いたときの印象と違った。
よくニッコリと笑う。優しい雰囲気を持ってる。
フライヤーで見た写真は黒ブチメガネでツンとした表情だったし。
メガネはもうしていない。視力の手術をしたそう。
彼女はメガネをかけてない方がいい。

彼女は歌もギターも少したどたどしい。
この日は来日初日で緊張してたのかも。
歌声にはどこか人を惹きつける不思議な魅力がある。
出してる声が彼女の雰囲気を作り出してるかんじ。
話し声と歌声があまり変わらないかんじ。
だから歌声を聞いてると話しかけられてるよう。

最新作に入ってる曲を歌う。そのアルバムの中では代表曲なかんじの曲。
サラっとやりのける。
少し照れながら「アリガトウ」と言い、次の曲に。
次の曲は曲中に「とおりゃんせ」を日本語で織り交ぜる。
ファンサービス。ライブ直前にがんばって憶えてきたよう。
しかし途中で日本詞を忘れる。
外国人の人にとって日本語は呪文みたいに思えるかもね。

ライブ終了後、打ち上げで彼女に話しかける。
とてもよかった、と感想を伝えると「Thank you!」と言ってくれた。
レコード買ったよ。いいジャケットだね。と伝える。
ジャケット中央に写真や絵が挟んであって、これは一枚一枚全て違う、とのこと。
「400枚全部違うの。全部自分で作ったから大変だった!」

僕は彼女が持ってるようなギターが前から欲しかったので、

「いいねーそのギター。古いの?やっぱ高いの?」

「ギブソン63年製。550ダラーズ!」(ちょっと自慢気に)

安い!なんてお手頃。日本だとそういうギター高いんだよ。

「いいなーうらやましい!」

と日本語で言ってみた。思わず。そしたら彼女はきょとんとした表情でニッコリしてた。

「Give me your guitar!」

と言ってみた。ジョークと伝わったみたい。笑いながら去っていった。

彼女の名は言いにくい。
ミラー・ヨム・トヴ・ズィテリン。
通称ミラー。

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so charming

tara_jane_oneil
「眩しいからこっちに照明当てないで。over there,over there!」と言ってた。
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Tara Jane Oneil 。
彼女は煙草を吸いワインを飲みながら歌ってた。
中指と薬指の間に煙草を挟む。
手で口を覆うみたいに吸ってた。
僕の場合、一般的な人差し指と中指の間。
この位置がいちばん慣れてるからね。
真似してみたがイマイチしっくりこなかった僕。

百害あって一利なしの煙草。
まあたしかに。吸わない人にとってはただの毒。
迷惑極まりない産物。
禁煙ブームに乗っかれない僕。

吸う吸わない、好き嫌いの問題はこの際置いといて、
彼女に煙草は似合ってた。
帽子をかぶってる、イヤリングをつけてる、黒髪がいい、みたいに
彼女には煙草、が似合ってる。
煙をくゆらす姿はそこだけ空気が止まってるみたい。
思わず見惚れてしまう。
これは数少ない煙草の「一利」の中のひとつ。

彼女を見てて、僕も煙草が吸いたくなった。
なので客席の隅へ。人混みの中で煙草を吸うのは止めましょう。
そんとき吸ってないオレにまで迷惑。
ついでに歩きながらメールするのも控えましょう。
と自分に言い聞かせてる僕。

ライブ終了後、フロアで煙草を吸ってる彼女を見つけた。
ついつい見てしまう。もはや観察の域。
久々に人に見惚れた僕。

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森の楽団

71890010
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これはなんだか森の中、っぽい。
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オリビアトレマーコントロール。
彼らは森の中で演奏中。
ギター、ベース、ドラム、キーボードにシンギングソー。
そしてあのコーラスワーク。彼らのハーモニーはよく響く。
このバンドを聞いてると、なんだか森の中を散歩してるみたいな気分。
うっそうとしてる森じゃなくて、適度に陽射しが当たる中。
ちなみに森に行くなら午前中がいい。やっぱ空気が新鮮だからね。あのヒンヤリ感がいい。
午後は空気がよどんでしまっててイマイチ。空気がたるんでる。

彼らの音は、音をたくさん重ねてだんだん森になったよう。
その森は音で溢れてる。巨木から小さな葉っぱまで。
森の中はいろんな種類の木でいっぱい。
その木々の間から陽射しが入りこんでる。
その中を歩くのはとても気持ちがいい・・・。

・・・ってなんてわかりにくい説明!
彼らはいろんな楽器でいろんなフレーズを弾いてます。
この楽器なんの楽器?聞いたことない音ですね、って思わせる。
聞く度に何か見つかる。「あれ?ここにこんな木生えてたっけ?」ってかんじで。
そんでとてもいいメロディフレーズ。
とまあ、いろいろ溢れてるわけです。
初めてオリビアのライブを見たのは僕が大学生のとき。
僕がまだエレキベースに参加する前。エレキメンバーといっしょに渋谷クアトロ、三軒茶屋ヘブンズドアで。
まさに楽団!「へえ~」「ふ~ん」「お~!」「うわ~」って感想。(またわかりにくい)
今ではもう衝撃だけが残ってるかんじ。

ちなみに前回のアメリカツアーの際、オリビアで歌ってるウィルの家に行ってきました。
彼の家の周りは木がうっそうとしてて、その木々の間から彼はマフィンをほおばり片手にコーヒーカップを持って出てきた。最初彼の顔を見たとき「なんかアブない人が出てきたな」って印象。
(その印象はメンバー全員一致)
彼は家の中へ僕らを招く。 「come in!」

さすが森の住人、家の中は物で溢れてた。
家具や楽器を配置してるというか、とりあえず置いてあるってかんじ。
ミック・ジャガーの息子(弟だっけな?)のレコードを自慢げに僕らに見せてくれる。
「内容はイマイチ。」 とウィルsaid。
2階の彼の部屋にはなぜか単語「of」でいっぱい。足の踏み場所もないくらい。
「最近 of に凝ってるんだよ」
新聞、雑誌、あらゆるものから「of」だけを切り取って集めてる、とのこと。
ofの森。いろんなofがあるもんだね。

現在彼は別の森でも演奏中。
サーキュレータリーシステムという森の中。
この森も散歩してみたけどなかなかいい。
お気に入りの森が二つもあるなんてなんかいいでしょ?

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